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2005年11月18日 (金)

PS2『デュエルセイヴァーデスティニー』情報

 (Alchemistスタッフ日記11/17付より)
「デュエルセイヴァーデスティニー メサイアボックス」に同梱されているナナシフィギュア

“気づけば「バルドフォースエグゼ」のシュミクラムフィギュアと同じくらいのパーツ数”
“(剣は)握り部分が外れて逆に取り付ける事が出来ます”
※思ったより結構動くみたいです。ナゼかバニーの耳まで片方可動(笑)。
 更なる情報は……週末の予定ですけど何が飛び出すんでしょ?

(11/18 1:20)



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『ボクのセカイをまもるヒト』

 電撃文庫 著:谷川 流

 11/26発売の『電撃マ王』第2号より短編で連載開始との事。


“『絶望系』『電撃イージスV』なんか買うぐらいならコッチを買ってしまえ”
(ウチの日記11/13付より)
※この先はネタバレありです。
 区切りが難しいので今回は反転してませんが、 これを読んでも『ボクのセカイをまもるヒト』の実際の文面を読めばそれなりにちゃんと楽しめるでしょう。 特に『学校を出よう!』シリーズを読んでるなら、比較的とっつきやすいと思います。


『電撃イージスV』についてはストーリーよりも先にキャラクターありきで、 狂言回し(?)っぽいロボがなんというか「宮野」というキャラクターの劣化コピーとしか見えず鬱陶しく、 『学校を出よう!』シリーズのノリを期待していた自分の中では谷川株が大暴落する事態にまでなった作品でした。

 なお、こちらについては後日、『学校』シリーズより先に雑誌で連載されていた為だという事が判明してます。 『学校』が1巻で手探り状態、 2巻で掴みが出来あがり拡大展開していったという段階だったけど、『イージス』はその前更に段階。
 なので先の劣化コピーも実は「宮野」のプロトタイプの一つだという見方になります。
 そういったプロトタイプを経てキャラクターの形成をより洗練した上で「宮野」という、 どこからともなく呼ばなくても勝手に現れ勝手に首を突っ込み勝手に解決し、 自らの究極の探求を娯楽とする愉快なキャラクターが出来あがったのでは、ってね。

 ただまあ、『電撃イージスV』については1巻への評価が微妙だった事から2巻は買ってません。

『絶望系』も……どっかで感想書いた筈なんだけどログが全く見当たらず。 もしかしたら携帯で御方に送信しただけなのかもしれないです。
 こちらについてはそれまでのライトノベルへの認識が18禁じゃない内容だったのが、 その一線を越えてしまったという印象が強かった。 というか現時点ではそういった断片しか記憶に残ってないので、 内容についてのマシな評価が出せない状態デス(汗)。実験作だという事も言えるかな。 ただ、『学校』シリーズ路線という期待を砕かれた事は確か。

 とにかく、自分の中では『学校を出よう!』シリーズの続きが読みたい。 それに近い雰囲気の作品でもいい、そのような渇望状態でした。

『飛鳥井全死は間違えない』(元長柾木)や 『TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR』 (押井 守)、 『新本格魔法少女りすか』(西尾維新)でシーンを切って何度も読み返したり通しで読んだりしているものの、 西尾維新さんの『ニンギョウがニンギョウ』は少し意図が読めず読み進まなかったという、 ノベルへのある種の停滞感のなか(『電撃イージスV』の続巻情報もスルー)、 突然飛び込んできたのが、
『ボクのセカイをまもるヒト』のあとがきに『学校を出よう!』の続編情報
(MOON PHASEさんの雑記11/8付)
 ええ、もうかなり心待ちしていただけに「キターーーー!!」ですよ。
 しかしその詳細はそのノベルの後書きにあるとの事で 『ボクのセカイをまもるヒト』を『学校』継続情報のついでに買ってきてます。 この本で外したら『学校』シリーズ以外はもう買わない。 そんな怯えているの迷子のキツネリスのような警戒心をもちつつ……


 うわぁ前置き長ッ。

 読み始めは……いきなり「お兄ちゃん」と呼ぶ妹が出てきたので
「あ、またキャラクターだけのか」
と『イージス』の悪夢が過ぎりました。 しかも形式番号とかパーソナルネームとかスイッチとか命令とか、 よく判らない設定が次々と。 こういった明るい電波なキャラは当たりかハズレしかないので更に不安が増す事に。

 しかし……主人公が帰宅するとそこに居たのが、津門綾羽紬という黒髪ロングの女の子。 しかもかなり強気系。そしてこの口から飛び出すのも「電波な(=主人公が理解できない)ワード」。
 ……黒髪ロングだからという (先にキャラクターありきの設定に不満があったのではと小一時間) 自分好みな設定があるという理由から、これだけでもう少し頑張って読んでみるかなぁと(苦笑)。

 読み進めてすぐ。
《科学者(マーガ)》が派遣したという自称「妹」の人型爆弾と 《妖精(アプリリス)》から派遣されてきた津門綾羽紬は戦争をいきなり主人公宅で始めてしまう。 《無属(ニヴォーズ)》の主人公を守る為に着たというのに。
 住居壊滅、野宿確定。
 戦争といっても《妖精》《科学者》は主人公を守護する為に休戦してるんだから死闘に等しいですが、 迷惑(苦笑)。

 そしてそのような事態に対しても冷静というか(絶対全て知ってるっぽい)主人公の姉・津波。 極めて簡潔・合理的な感性の持ち主で、絶対周りの全ての弱みとかを握ってるとしか(苦笑)。

 ともかくこの3人が主人公の周りにいる人物です。


 多分、この人物関係の少なさという簡潔さは 『ボクのセカイをまもるヒト』への敷居を低くしていると言えます。 思い返してみれば、『学校を出よう!』の第2巻から 『学校』シリーズに入った自分にとってはその時と今回は感じが近いんだと思う。

『電撃イージスV』は序盤にキャラクターをほぼ全て揃えていた為に、 主人公との接点も相対的に薄まり、初期設定に頼り切って動かされるという印象が強い(多分…)。

 それに対して『ボクのセカイを』は、 猫子については主人公にくっついているばかりで (主人公から5メートル離れると半径30kmもろとも自爆) やや初期設定以上の部分が見えなかったものの、 羽紬にしろ津波にしろ、 物語の中で主人公の目を通してキャラクターの特徴が更に肉付けされてます。
 津波の場合はどっちかというと「ナゾ」の方が増えてるんだけど(苦笑)。

 この二人以外にも、《剣精(メイ)》の剣“媛(ひめ)”と盾“すみれ台”、 主人公の抹殺を図る《魔術師(ファルムティ)》の青年“先生”と少女“香炉”も登場します。 それぞれ癖のあるキャラクターですが、登場シーンがやや少ない事もあり、 少しずつ情報は加わるもののこの時点では何を目的に動いているのかかなり曖昧です。
 一応、《剣精》側は《妖精》の羽紬をサポート(守る?)為に居るようですが。

 そもそもここで最大の疑問は、なぜ主人公は《無属》と称されるボクのセカイの中で 異世界《妖精》《科学者》《剣精》に守られ、 《魔術師》に狙われ、更にこの先にも他の異世界からも狙われつづける運命にあるのか、 それなんですよ。
 それ以前に、住居やアルバイト先の本屋、そして学校の教室までも壊滅したにも関わらず、 姉・津波は平然と事の後始末を済ませ、周囲が一切騒がないのか、というナゾもあります(苦笑)。

 そう言ったナゾについては、続巻を期待しましょう。 けど『学校』でも未だにナゾが残されてるので順当に解消されるとはとても思えませんけどね(苦笑)。

 とまぁ、色々と書き散らしましたが。
 今回の『ボクのセカイをまもるヒト』は、能天気な妹キャラ、 強気な(ツンデレになるのかこの先?)同居人・傍若無人な姉・少しバカっぽい強気キャラ、 メイドさん、無表情系、自殺願望キャラと、 割とゲームとかで出てくるキャラクターのライブラリから基礎設定を構築した所も見受けますが、 先に触れたように物語の上でキャラクターが更に肉付けされているので「キャラクター設定に依存」 している印象は少ないでしょう。
 そう言った事から、まだ谷川さんの作品を読んだ事がない人にとっては 谷川ワールドへの入り口となりうるのではないかなぁと思います。まだ1冊目だしね。
 それをきっかけに、谷川さんの他の作品にも興味を持ってくれれば。

 ただ、『学校』シリーズについては第1巻が続巻と比較して評価が低いので、 個人的には第2巻まで頑張ってくれればそのまま続けて読んでくれるんじゃないかなぁ、と思うんですがね(苦笑)。

 谷川作品と言えば『涼宮ハルヒ』シリーズもあります。こっちは評価に波があるし、 気付けば続巻が7冊も出てて読破して追いつくのがキツイですよ~。
『少年エース』でのツガノガクさんによるコミック版『涼宮ハルヒの憂鬱』を読み始めてますから、 まずはそこから入って行こうと思う(ハルヒのむちゃくちゃさが結構面白い)。


 完全無欠、真面目世間(《無属》セカイの社会)知らず、そしてかなり強気で融通の利かない、 そんな羽紬から時々こぼれ出す弱さとか可愛さを目にするだけで……ちょっと悶えそうなんですが(苦笑)。 『学校を出よう!』の光明寺茉衣子とかもそれがツボでしたが。 元々「隠されている弱さ」に弱い属性もあるんで、自分(笑)。

(11/18 1:00)



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