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2006年3月26日 (日)

『Canvas2 ~虹色のスケッチ~』がついに最終回

 (雑誌『少年エース』5月号)
 コミック:児玉 樹さん

 エピローグ漫画は今夏掲載予定
 『コンプエースVol.6』に番外編第6話掲載

『Canvas2 ~虹色のスケッチ~』第3巻 4月10日発売予定
 描き下ろしオマケ漫画も収録

 最終第4巻は今夏発売予定

『コンプエースVol.6』広告
“コミックスカバーイラストテレカ全員サービス”
 Vol.6の応募台紙+単行本の帯に有る応募券+700円郵便為替
 『Canvas2 ~虹色のスケッチ~』第3巻も対象

『コンプエースVol.6』は発売中らしい? (広島では25日には見てない)
※桜花展、エリスの留学への勧誘、エリスの気持ち、浩樹の気持ち……。
 その内なる赤へのトラウマの壁を崩し、目標である桜花展を目指すエリスの前に突如舞い上がった、 桜花展入賞を条件としたパリ校への留学話。
 目標を目指す事が浩樹との離れ離れとなることから絶望するエリスと、 自分の過ちを繰り返さない事を願い後押しする浩樹。すれ違う二人……。

(前回までの振り返り) と、結構難しいカードが揃ってたんですが(苦笑)、 最後に見せた浩樹の決意、それがこの最終回で全てを結実させてます。
 言葉にするのが惜しい。 雑誌を買って最終回を実際に見るか今夏刊行予定の最終巻(第4巻)まで我慢するか選びなさいって感じです。
 いくつもの難儀事を見事に華麗に締めつつ、しっかり緩急を怠らない(!)、 最後まで児玉さん版らしい終わり方となってましたね。


※先月号で覚悟は既に決めてましたが、ついに本編である少年エース版が完結しました。

 初掲載の『エース桃組版』(エクストラ・シーズン)第1話から、 それまで存在さえ知らなかった児玉さんのコミカルな描き方に一気に引き込まれ今に至ってますが、 この『少年エース版』ではそういった面も忘れないまま、 更にシリアスな部分を取り込んだ姿となりました。
 多分、『少年エース版』第1話の血を見て一気に体調を崩したエリスのシーンは、 『エース桃組版』でのイメージが強く予想だにしなかった事から、 体験版(スミマセン、本編未プレイ)での同じシーンに比べて遥かに衝撃度が高かったかと思います。
 そういった赤に対するトラウマについて掘り下げていた部分が強く、 下手をするとシリアスな面ばかりが強調されそうですが、 そこは緩急つくようなコミカルなやり取りが入る事で絶妙なバランスがとられてました。 というか笑えるところで笑えるのが楽しいデスから~(特に最後のオチとか好き)。

 体験版しかしてないから比較することはまあ難しいですけど、 ゲーム原作のコミック版としては、犬威赤彦さんの『こみっくパーティー』 以来の原作を超えた作品だったんではないかなと思います。
 児玉さん、とりあえず番外編とオマケ漫画を楽しみにしてます(っていうかまだもう少しだけ見れますね)

 ん~常時リソース不足:センセイさんの感想待ちしてます~(笑)。

(3/26 10:55 第3巻は…これは良い誕生日プレゼント)


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受信: 2006年3月28日 (火) 01時04分

» “原作(PC版)「Canvas2」”を超えているよ [週刊水曜日]
さて、以前お薦めいただいた児玉樹さんの「Canvas2」コミックシリーズですが [続きを読む]

受信: 2006年5月 7日 (日) 04時19分

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