ウチが八月にはまった過程
オーガスト作品にここまで入り込んだきっかけは……べっかんこうさんの絵柄でしょう、
ウチの場合は。
『はにはに』発売の2003年ですが、当時良くチェックしていたイラストレーターの方というと、 やはり七尾奈留さんは基本でしたけど (素体を描いてポーズを決めてから衣装を描くという手順は、七尾さんのラフイラストからの影響)、 『月陽炎』の仁村有志さん、 それから『デミウルゴスの娘』の神奈月昇さんに注目してたぐらいかな。 『水月』の☆画野朗さんもです。なんかこの3方の共通は「巫女ゲー」関連と言うのがアレなんだけど。
いいわけ日記な保管庫にある過去ログの2003年5~9月を見通していると、チラシコレクターだったからか、 オーガストは複数のチラシを出すという認識はあった模様(PC版『プリホリ』からチェックはしてたらしい)。 ただ、DC版『プリホリ』についてはどう考えても当時はソフマップ特典のぬいぐるみ狙いだったとしか思えないんですが(苦笑)。 『はにはに』についてはチェックはしてても、『Clover Heart's』の方に注視してたため、 扱いが小さかったです。べっかんこうさんの絵についてもコメントが見当たらず。
それが……夏コミで配布された『はにはに』チラシ(第3版)で一気にクローズアップされたのですね (巫女服=和服=浴衣という流れか?)。
ただ、キャラクターの記号というウチがディフォルメを描く場合に必要な要素にはかなり注視したと思うけど、 描き方としての影響は小さいかも(七尾さんとあずまきよひこさんからの影響の方が大きめ)。強いて言うならべっかんこうさんの構図のインパクトですね。 ただウチはそんな構図を描く領域に届かないから反映できてないんですが(苦笑)。
絵柄からまず入って次に実際に体験版から作品の中身に触れてます。 そこでまた琴線に触れたから期待度が高まり、発売まで待ち切れずアイコンを描くようになってて(苦笑)、 ついには周りの盛り上がりに合わせるかのように《今日のはにはに》(今日の『あけるり』の前身) を立ち上げたんです。
ただ、体験版プレイ以前だとひとつの懸念材料がありました。
それは朝起きて登校して学校生活を送って帰宅就寝という流れを繰り返すような感じなのかもと言う事。 『Kanon』とかで典型的な構成手法となってましたが、似たような事を必要以上に繰り返す事を読む作業は、 今でも結構苦痛だったりします。
その懸念は体験版でのプレイでむしろテンポ良かった事から払拭されました。 実際本編でもそのテンポ良さがあったから続きを読むのも楽しみになってましたね。 いわゆる「ワールド」展開も(結構トンでも展開には慣れてたからか)事前情報で覚悟も入ってたので、 そこまで戸惑う事も無く。ただ、茉理の後半の流れとかで色々と納得いかない点もありました (この辺りの推測が、その後の『はにはに』考察へのきっかけのひとつだったかな)。
ただ、この「ワールド」と考察を要した後半の展開が無ければ、多分、 絵が良い感じの普通の学園モノで収まってたかなと思います。
実際以上のようにウチの伝奇とか事件モノを好む傾向が強く反映されているので、 『はにはに』よりも『あした出逢った少女』『SNOW』の方がシナリオでの評価が高めです。
しかし『はにはに』は、 絵と踏み込み度(考察したレベル、描いたイラスト、はまり込みとかですね) の高さで他を勝ってます。後半発売だった事も有利に働いたと思いますが。
あと、上記のタイトルで特に好みで印象にあるキャラクターの居る割合を考えると 『はにはに』はほぼ全体的ですね(他の作品だと数名といった感じ)。 その点ではキャラクターを満遍なく上手く構築した作品だったともいえます。
音楽についての評価が低めなのは、 『朱』『SNOW』のBGMや歌曲が好みに合い過ぎた事と、『朱』の場合、 初回版の音楽CDで曲が聴けた事が大きいです。 『くろは』は『月陽炎』からの流れでですね。
個人的にはそういった強豪揃いだったので、 サントラを翌年に持ち越した『はにはに』は不利だったかと思う。 今でも『朱』のBGMは作品の雰囲気にあってて好きですし。
多分、キャラクターの魅力が全体に行き届いていた事と、 その後の様々な展開で『はにはに』本編を飛び越えて作品が展開した事から、 それを追うように《今日のはにはに》を飽きる事無く続けられたんだと思う。 身の丈にほぼ合ったフォローが出来ましたからね。
更には初めてオフセで同人誌も作った(苦笑)。
そんな感じなんだから、余程好みから外れない限り、次回の最新作に期待しないはずがありません (初めて最新作をその企画発表から追ってましたからねぇ)。
これが『夜明け前より瑠璃色な』を買う理由に至るまでの流れです。
多分、似たような流れで『あけるり』からはまり始める方も今後出てくるんじゃないかな。
『はにはに』発売の2003年ですが、当時良くチェックしていたイラストレーターの方というと、 やはり七尾奈留さんは基本でしたけど (素体を描いてポーズを決めてから衣装を描くという手順は、七尾さんのラフイラストからの影響)、 『月陽炎』の仁村有志さん、 それから『デミウルゴスの娘』の神奈月昇さんに注目してたぐらいかな。 『水月』の☆画野朗さんもです。なんかこの3方の共通は「巫女ゲー」関連と言うのがアレなんだけど。
いいわけ日記な保管庫にある過去ログの2003年5~9月を見通していると、チラシコレクターだったからか、 オーガストは複数のチラシを出すという認識はあった模様(PC版『プリホリ』からチェックはしてたらしい)。 ただ、DC版『プリホリ』についてはどう考えても当時はソフマップ特典のぬいぐるみ狙いだったとしか思えないんですが(苦笑)。 『はにはに』についてはチェックはしてても、『Clover Heart's』の方に注視してたため、 扱いが小さかったです。べっかんこうさんの絵についてもコメントが見当たらず。
それが……夏コミで配布された『はにはに』チラシ(第3版)で一気にクローズアップされたのですね (巫女服=和服=浴衣という流れか?)。
ただ、キャラクターの記号というウチがディフォルメを描く場合に必要な要素にはかなり注視したと思うけど、 描き方としての影響は小さいかも(七尾さんとあずまきよひこさんからの影響の方が大きめ)。強いて言うならべっかんこうさんの構図のインパクトですね。 ただウチはそんな構図を描く領域に届かないから反映できてないんですが(苦笑)。
絵柄からまず入って次に実際に体験版から作品の中身に触れてます。 そこでまた琴線に触れたから期待度が高まり、発売まで待ち切れずアイコンを描くようになってて(苦笑)、 ついには周りの盛り上がりに合わせるかのように《今日のはにはに》(今日の『あけるり』の前身) を立ち上げたんです。
ただ、体験版プレイ以前だとひとつの懸念材料がありました。
それは朝起きて登校して学校生活を送って帰宅就寝という流れを繰り返すような感じなのかもと言う事。 『Kanon』とかで典型的な構成手法となってましたが、似たような事を必要以上に繰り返す事を読む作業は、 今でも結構苦痛だったりします。
その懸念は体験版でのプレイでむしろテンポ良かった事から払拭されました。 実際本編でもそのテンポ良さがあったから続きを読むのも楽しみになってましたね。 いわゆる「ワールド」展開も(結構トンでも展開には慣れてたからか)事前情報で覚悟も入ってたので、 そこまで戸惑う事も無く。ただ、茉理の後半の流れとかで色々と納得いかない点もありました (この辺りの推測が、その後の『はにはに』考察へのきっかけのひとつだったかな)。
ただ、この「ワールド」と考察を要した後半の展開が無ければ、多分、 絵が良い感じの普通の学園モノで収まってたかなと思います。
03年度エロゲランキング(ウチの場合 2003年1/1付日記より)
《総合》
第1位『月は東に日は西に(はにはに)』(39)
第2位『SNOW』(38)
第3位『朱-AKA-』(31)
第4位『Clover Heart's(くろは)』(29)
第5位『あした出逢った少女(あししょ)』(21)
第6位『デミウルゴスの娘(デミッ娘)』(13)
第7位『夏少女』(6)
(1位:7点 2位:6点 3位:5点 4位:4点 5位:3点 6位:2点 7位:1点)
《シナリオ》
『あししょ』>『SNOW』>『はにはに』>『くろは』
>『朱』>『デミッ娘』>『夏少女』
《設定・構成要素》
『あししょ』>『朱』>『はにはに』>『SNOW』
>『くろは』>『デミッ娘』
《絵》
『はにはに』>『くろは』>『SNOW』>『朱』
>『デミッ娘』>『夏少女』>『あししょ』
《歌曲》 『朱』>『SNOW』>『くろは』>『はにはに』
>『夏少女』>『デミッ娘』>『あししょ』
《BGM》
『朱』>『SNOW』>『くろは』>『はにはに』
《踏み込み度 設定考察》
『はにはに』>『SNOW』>『あししょ』>『デミッ娘』
《踏み込み度 絵》
『はにはに』>『くろは』>『SNOW』>『朱』
実際以上のようにウチの伝奇とか事件モノを好む傾向が強く反映されているので、 『はにはに』よりも『あした出逢った少女』『SNOW』の方がシナリオでの評価が高めです。
しかし『はにはに』は、 絵と踏み込み度(考察したレベル、描いたイラスト、はまり込みとかですね) の高さで他を勝ってます。後半発売だった事も有利に働いたと思いますが。
あと、上記のタイトルで特に好みで印象にあるキャラクターの居る割合を考えると 『はにはに』はほぼ全体的ですね(他の作品だと数名といった感じ)。 その点ではキャラクターを満遍なく上手く構築した作品だったともいえます。
音楽についての評価が低めなのは、 『朱』『SNOW』のBGMや歌曲が好みに合い過ぎた事と、『朱』の場合、 初回版の音楽CDで曲が聴けた事が大きいです。 『くろは』は『月陽炎』からの流れでですね。
個人的にはそういった強豪揃いだったので、 サントラを翌年に持ち越した『はにはに』は不利だったかと思う。 今でも『朱』のBGMは作品の雰囲気にあってて好きですし。
多分、キャラクターの魅力が全体に行き届いていた事と、 その後の様々な展開で『はにはに』本編を飛び越えて作品が展開した事から、 それを追うように《今日のはにはに》を飽きる事無く続けられたんだと思う。 身の丈にほぼ合ったフォローが出来ましたからね。
更には初めてオフセで同人誌も作った(苦笑)。
そんな感じなんだから、余程好みから外れない限り、次回の最新作に期待しないはずがありません (初めて最新作をその企画発表から追ってましたからねぇ)。
これが『夜明け前より瑠璃色な』を買う理由に至るまでの流れです。
多分、似たような流れで『あけるり』からはまり始める方も今後出てくるんじゃないかな。
(4/3 1:00)
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