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2006年9月21日 (木)

『ヤクザガール・ミサイルハート』(元長柾木さん)購入

元長柾木さんの『ヤクザガール・ミサイルハート』(竹書房 ゼータ文庫)を買ってきました。 イラストが緒方剛志さんだったからか残りが少なかったんでちょっと焦った。

 っていうか、「『飛鳥井全死は間違えない』以来の元長さんのノベル」だから買ったと言うのが理由でしたから、 イラストが誰かなんて全く気にも止めてなかったと言うか(苦笑)。
 緒方さんについても『ブギーポップ』シリーズという読んだ事の無いノベル (電撃大王で連載されたのは読んでましたが)の挿絵をされたと言う事しか知らないですから(あと別名義で3作ほど)。
 ……それと元長さんの~と言うだけだったから、紹介文とかを全く読まずに買ってます。 どんなのかは開けてみての楽しみって奴ですね(苦笑)。

 ……で、帰りのバスで読み始めて、冒頭のアクションシーンを一気に読んでしまい、 ふと紅潮している自分に気付く。

 舞台は1989年(自分が14歳の頃)。
 第2次大戦が連合国と枢軸国、共産国との三つ巴となり、 膠着状態が続き、冷戦に近い世界情勢。軍都・広島、高く空に浮かぶ結界化した《球体》。

 自分が住まう広島とは異なる歴史。そして戦時中の姿から発展したと思われる都市だから、 正確にも全く異なるんだが、自分が暮らす街が舞台だという興奮。 いや、まさかこんな舞台を用意するなんて思いもしなかったです(紹介文を読めっ)。
「猿猴(えんこう)」なんて、広島駅前大橋の掛かる川の名が猿猴川と呼ばれるぐらい地元では馴染み深かったりする。 路面電車に乗れば広島駅の次が猿猴橋電停だ。

 まあ、話のメインはそこではないんだろうが、 舞台がすぐそばというだけで、テキストの説明抜きに場面を色々とイメージする事ができそうだ。 狭い路地裏なら広島駅前福屋の土地に昔あった密集地とか戦後からのものも記憶してるし。

 そんなこんなでいきなり刀を振るう女の子が出てきたんですが、通勤時に読み進めたいと思います。

(9/21 23:00)



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