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2007年4月20日 (金)

千堂一族が「吸血鬼」一族でない事の推測

 (関連 『フォーチュン アテリアル』 「STORY」を公開 記事)
“知り合ってからというもの、すべてが彼女のペース”

“それでも、なぜか胸が高鳴ってしまうのは。
こんな毎日は、修智館学院以外のどこにもないと
心のどこかで確信できているからかもしれない”
※それで、問題の「STORY」から伺えますのは、 支倉クンは瑛里華に「だけ」隷属しているらしい事、 そしてそういう状況にあってなお学院での生活を望んでいる事。

 ここからは千堂一族自体は「吸血鬼」ではない事が推測されます。

 千堂一族が理事長を務めている為ほぼ絶対的な学院支配権を握っていることを考えると 正常であるなら家族の下へ逃げ出してもおかしくない。 にも関わらずこの異常な学院生活を望んでいるということはつまり、 千堂一族自体は「吸血鬼」ではない事が何らかの形で主人公に示されてあるのではないかと推測されます (つまり学院は吸血鬼によって管理されていないということ)。

 瑛里華が自ら「吸血鬼」であることを明かすなら、 当然に主人公はその兄・伊織やその家族についてもその疑いを抱くはず。 もし瑛里華がその疑問をはぐらかしたなら、 その異常な世界に嬉々と乗り込むどころかまず間違いなく身の危険を感じ、 学院から離れてノーマルエンドです。
 しかし明確に否定するならば、 吸血鬼は目の前の一人だけという事で主人公はまだ好奇心が許されると見て取るのかもしれない (ていうかこれでも十二分にやばいんですが)。

 あと、千堂伊織との関係でも千堂家自体は「吸血鬼」ではないと推測できます。

 瑛里華の正体を知る人間(主人公)が生徒会にいるなら、 同属であれば兄・伊織と「主人公についての情報」を共有する方が一族の秘密が漏れない為にも必要です。 それに主人公を監視する上で生徒会組織に取り囲むことは兄妹にとって有効なはず。
 にも拘らず瑛里華は主人公が生徒会に入る事をむしろ快く思っていない。
 これは瑛里華の正体を知る人間と兄・伊織とが接触する事が 瑛里華にとって都合よくないのではという疑いを抱かせます。

 兄にもその正体を隠しているのなら、「吸血鬼」は瑛里華ひとり。
 という事で、千堂一族自体は「吸血鬼」一族ではないという推測は一応成り立つんじゃないかな。


 な~~んて(というかあくまでも妄想レベルの推論ですし)。

 そう言えば紅瀬桐葉さんはこんな台詞を示してましたね。
“好奇心は猫をも殺す、という言葉を知ってる?”
 この台詞は主人公の無謀さへの警告だったのかもしれません……。

(4/20 21:40 そいえば桐葉さんの名前には「紅」とありますが)



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