べっかんこうさんは「ツリ目」は模索中ぽかったけど「ツンデレ」は苦手じゃなかったりします。
(関連 ADDB:エンドーさん「べっかんこう氏は「ツン」が苦手!? 」)
※エンドーさんが上記記事にて「2次元絵のつり目比率・目の大きさ比率」でオーガストの歴代ヒロインの性格を分析されてます。
見開いた卵状の瞳が特色とも言えるべっかんこうさんの絵柄ですが、『あけるり』でのフィーナ姫でツリ目ヒロインを意識されており(PC版VFB P178)、『ストロベリーパニック』同人誌『Strawbery Statement』やそのフィーナ姫の表情パターンでは細いツリ目を意識した絵柄で描かれてます (大人キャラとして『はにはに』では宇佐美 玲 理事長や渋垣英里さんが既に細目で描かれてます)。
「ツリ目が苦手」というよりもキャラデザのライブラリの幅を増やす為に「ツリ目」の絵柄を色々と模索されてたのではないかなと思いますね。そして「ツリ目」とべっかんこうさんの絵柄が上手く融合したのが「エステルさん」であり今度の吸血姫「千堂瑛里華」だと思います(カレンさんは理事長などの細目大人キャラを継承したと)。
それと、オーガストヒロインでは「ツンデレ」はやはり『エステル』以前は皆無でしたか (「エステルの左遷」について書いてる時にどうかなと思ってました)。
渋垣茉理や羽根井優希なんかも個人的な印象では「素直になれない」という点で近いけど、こちらは親しさゆえに距離を置くという性質が強く、「ツンデレ」ではありませんから、やはり「エステル」がオーガスト初の本格的な「ツンデレ」だったという事でしょう。カレンさんは免疫の無さから大変な「クーデレ」です(苦笑)。
千堂瑛里華は……兄に対しては「ツンデレ」デスね、多分(苦笑)。紅瀬桐葉はいわゆる「クーデレ」となる?
しかしそういったヒロインの性格は例外なく「絵柄」「構築したキャラ設定」「シナリオ」という要素によって出来上がりますから、オーガスト作品における「ヒロインの性格」についてはべっかんこうさんだけでなくシナリオを担当される榊原 拓さんや内田ヒロユキさん、安西秀明さんやスタッフとのやり取りの中で出来上がっていくんだと思います。
※ちなみにべっかんこうさんが「ツン」が苦手かというとそうでもないかと。
2005年に出された同人誌『D.H. DOLL HOUSE STARS』ではその5・6年前のマンガをリライトされてますが、「正確設定ツマミ」が[激辛](笑)設定のまま起動したチビっ娘メイドロボ「HMR-005C チェリー」というキャラが登場してます。だからべっかんこうさん自身は「ツン」性格のキャラが苦手というわけではないと思いますよ。
ウチもこの「ツンデレ」メイドロボが結構気に入ってますのでこの同人誌は手に取りやすい位置においてたりします(苦笑)。
なお同人誌内の解説で「正確設定ツマミ」について、(「ツンデレ」という言葉が5・6年前にあれば) “「ツン⇔デレ・ツマミ」とかいう名前になっていたかも?”とべっかんこうさんは述べられてますね(笑)。
(6/17 2:14)
| 固定リンク