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2008年6月 5日 (木)

(多分)4年くらいの時を辿って……『ef』の終幕

 (minori)

※っていうかミズキをヨメにして幸せになって腹上死してしまえ~~~久瀬!! こんちくしょ~~~(大爆発)

 いえいえ、なんか奇跡のひとつがこの二人にも届いていることを信じてますデスよ……。

 ひとつの作品を終えた期間としては『Quartett!』と同じくらいの短期間でしたが、しかししかし、 ここまで全てに隙なく意味やネタが高密度に詰まった作品はその『Quartett!』以来かも。

 夕とミズキとの縁、そして最後に二人で見た景色とその真実は余りに予想も想像もかけ離れた驚きでしたが、 同時に、前編の人々がミズキ以外一切現れない理由、 千尋が家族と離れたはずなのに記憶がリセットされても部屋に対して違和感を抱かなかった理由、姉・景を探した理由、 そして真夏のクリスマス、24日、いくつもの不可思議に感じられた欠片がやっと整然と組み合わさったような気もしてしまいました (真実から初めて気付いた気付いた違和感もありましたけど)。

 この話は全て、一夜に雨宮優子と火村 夕が語り合った物語。そしてこの二人に帰結する物語。


 多分、色々と細かく解析するという楽しみも(タイムテーブルを作れそうだし)あるでしょうけど、 そういった事はウチがするのも野暮だと思うので、少しずつ頭の中で消化したり夢の中で再生したりしていき、 胸の内に留めておきます。というかまぁ自分の方の用件をさすがに始めないとアカンのでorz

 さて……前編もどうにか予定立てて進まないとね(汗)。まだ第1章の途中だし。それまではコミック読み返すかな(前にも言った)。

“『Angel Type』の次は海外が舞台で、その為に御影さんが欧州遠征されてるそうです”
 (2004年4/20 Dream Party大阪レポその3)

“恐らくは……4月のドリパ大阪の頃にドイツへ取材に行かれてた 御影さんが手掛けるのがこれなのかも”
 (2005年1/1)

“10 years ago. There was nothing all over the world, but two were.”
【チョコレート色のminori冬コミ紙袋】

“「e」と「f」というのは隣り合わせの二つの何かを指す意味もあるとか?”
 (2005年1/18)

“久瀬サンに対しては『子供を叱るお姉さん(母?)』なカンジ。怒っている時はミズキの方が年上っぽいです”
 とありましたが、久瀬の楽天さとリアリストさから、何かのきっかけで互いの主導権が入れ替わる出来事とかありそうです。  (2005年3/2)

※強調文字は雑誌などでの記述。それ以外はウチのコメント

いいわけ日記な保管庫」2004年4月、2005年1月辺り
今日の『ef - a fairy tale of the two. -』
 タイトルが発表されてからだと3年5ヶ月ぐらいでしたが、更に起源を辿るとだいたい2004年の春頃までは遡れました (企画構想自体はもっと前でしょう)。
 最初期に公開された設定を読み返すと、いくつか思い当たる部分も具現化した部分も、 そしてまぁ予想に留まったウチの妄想も見受けられてしまいます(汗)。

 ミズキへのイメージについてはやはり何よりも上記にあるコメントの通りでしたね。 そして優子がなりたくてなれなかったものを引き継いだと。その名の通りの存在。

“色々な面でPR支援しますので”
 (2005年1/18)
 2005年の4月1日にエプリルフールに紛れてエロゲ担当したってばらしてたけど、 その布石は一応この頃からそれとなく(苦笑)。
 ホント、雑誌での第一報の時から今まで、 POP自体の新規差し替えも在りましたがウチの勤務先のエロゲコーナーの一角には必ず 『ef』についての何かがあり続けてきました。コーナーの生息とともに。 ついには立て看板とかも置く事が出来ましたし。


 ……後編全て読み終えたらエントランスのビジュアルが コーナーにも掲示していたその最初のイメージイラストになったので、 その最初の頃を振り返りたくなった、だけの事です。自分にだけ意味があることなので。


※先にぱにぷんさんの5/31付読んでて、 そこで「音羽市」についても何かあるっぽいなと思ってはいましたが…… 最後のプレイの前に雑誌『BugBug』7月号読んだら「あ゛!?」なネタバレがあったんですがorz
 さすがにコレは誤報だろうと思ったけど実際に終幕に向けて読み進むと……マジでそうだったんですよね。 ここはまっ更な状態で迎えたかったかも。
 それと……ラストはぱにぷんさんと同じく、トイレに行きたくても動けなかったデス(爆)。

(6/5 2:18)


※そういえば御影さんが総監督だったから「あのアイテム」が登場したんじゃないかなぁと思ったり(苦笑)。

 あと「優子さん」の作中での扱いについては賛否両論というか精神的ブラクラの絨毯爆撃なようで…… いえウチも途中で「許してください酒井さんorz」ってマジで心が折れそうでしたデスよ(汗)。

 しかし、その「優子の陰影」は相対的に「夕の優子を守る決意」「夕との間に出来た希望の結晶」 などをより大切なものに高めたハズ…… フラッシュバックについては「守る」事が常に不安定な状況下にあることを後押ししているんですけど、 蛇足なのかというと、夕が将来と優子との生活よりも「優子自身」へ心を配らなければならない(より深刻に) という意味合いもあるのかも。ついでに言えば悪夢が今も影にまとわり続けている事、 それをなんとしてでも解かねばならないという目標。幸せになるという目標。

 幸せは……しかし上向いたと思ったら「過去編」の最後で打ち砕かれてしまいます。 まぁ何となくそういった流れにはなるようなフラグが立ってたしね(第3章と過去編の境界で)。
 幸せは突然に途切れる。しかし優子の望みは、 優子によって未来への歩みを守られた「みき」に引き継がれる……。

 余り構成の技術的な面で踏み込みたくないのですけど、 「マイナスをプラスに転換させる」、そして「素晴らしい結末」を描いて見せてくれるか、 自分の中ではこのようなシナリオ構成がかなり好きな部類だったりします。  だからこの「過去編」は、読んでいて胸が締め付けられるような思いでいましたが、 その思いが未来に引き継がれたから、最後の幸福感で全て受け止められました。


「過去編」の諸悪の元凶であった優子の義兄。しかしながらこの人物のまるで二重人格のような振る舞いは、 「全ての幸せを奪ったものに対しての抑えられない憎悪をぶつける」という代替行為と、 「憎悪をぶつけても奪われたものは決して取り戻せない現実」に気付いてしまっている理性、 そしてその代替行為という「罪」を誰かが「罰」してくれる事を望むまでに、 自らでは抑えきれなくなった破綻した精神、 そういった混沌がこの男の中に澱んでしまったからかな、
と思ったりするのだが、 考察に値する存在だと思いつつも面倒もとい負の精神沈底を読み解くには絶望観が足りないような気がするので、 とりあえずここまで。
 実の妹を救えなかった「罪」を更に増幅させ罪悪感を深く刻み付けたかった、とか?

 少なくともこの男が負けたものに、夕は打ち勝ち、そして夕の幸せを奪ったものを「赦した」。

(6/6 0:07)



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