「もぐら・あたっく!!」Sランク到達!と『水平線まで何マイル?』感想
(※「湖景ちゃんのフライトシミュレーター もぐら・あたっく!!」で「A」ランクを目指す方法?……とはやり方変えたからそっちは参照にならないorz)
※ABHAR(アーヴァル)のブログにあったヒントを見て 「湖景ちゃんのフライトシミュレーター もぐら・あたっく!!」に再チャレンジしてみました。
どうも離陸中に「左連打」だそうで……確かに少しだけ加速度が違う。その加速と飛行操作で最高59000m台に飛距離が届いてます。
更に、(2回目の上昇から下降してある程度の速度を得てから)低空飛行をかなり水面ギリギリまで耐えて、 再び上昇というのを繰り返してみましたら
ついに60000mの壁を(少しだけ)突破! とうとう「S」クラスです……別に姑の陽向先輩がじゃないですよ(爆)
※『水平線まで何マイル?』についての感想はまた時間見て書きますが……せっかく自然豊かな場所だし夏なんだから、 おまけシナリオでアフターストーリーとかを入れてほしかったです。教官も励ましてくれてるんですからねぇ(ああ煽られると逆に動きにくいんだが)。 本編だと活動の空気も勿論、色々と監視の目が厳しすぎるので(特に先輩方)空太に無茶を望むの無理だってわかるんで(苦笑)。 とりあえずメモ書き。今から法事なので……。
※アルコール入ってます(あ)。というか「もぐら・あたっく!!」で更に61256.9mの記録出した後、 書いてる途中で睡魔来たので1時間仮眠して地元放送の『マクロスF』見てから続き書いてる。
いくらかネタバレ含みますのでよろ。
『水平線まで何マイル?』は、プレイ前にはその先に更にもうひとつ隠れテーマでもあるかなぁと思ったりもしたんですけど、 実際にはそのメインテーマのまま、全体で「ライトモーターグライダーを飛ばす」というテーマを貫き通し切った作品となりました。
ここまで目標点(未来の結末)が明確だと、 各ヒロインのシナリオも中盤に分岐する他はどれもその結末に沿った終わりに至る構造となりやすいのですが (ラスボス戦で主人公の相方が代わるだけとか)、本作ではヒロインがそれぞれに明確な役割を担っていたことからそうなりませんでした。 ある者は明確だった結末に辿り着き、またある者はそれを見送り、目標を目指す支えを果たし、 そしてある者はその目標を見失いかける……。
また、多くの他の作品だとヒロインルートに入ったらそのヒロインがメインとなる分、 他のヒロインが余り関わらなかったり一切関わらなくなるヒロインがいたりすることがあるんだけど、 本作ではそれ以外のヒロインたちもルート上で存在感が出てました。 これはやはり「合宿」という通学生活以上に顔を合わせる時間が多い生活環境を持ち込んだことと、 目標である「ライトモーターグライダーを飛ばす」為にどのヒロインも重要な役割を負っているという点が影響してます。 そのお陰で賑やかな場が出来上がり、騒動が巻き起こり軋轢も達成感も分かち合えたと。
また同時に日常以上に他者と接する時間が増大する分、(欠かせない役割も担っていることもあるから) 逃げ場がなくなり強いストレスを負う事もある。 多少ご都合主義的な部分も感じられましたが目標を目指すのに何ら障害がないというのも物語的には物足りませんから、 そんな障害なんかも各ヒロインに用意されてありましたね。 困難に直面し、更により大きな障害に出くわし、しかし乗り越え切る、そんな達成感の増強。
ウチが本作をプレイして好感を持てたのはヒロインたちとの会話とか賑やかなやりとりを楽しめた事と、 苦渋の決断をしてでも目標を目指し続けていった事でしょうね。
しかし、いくつか腑に落ちない点もあります。
ヒロインルートでは途中必ず何らかの困難に直面するんだけど、 それは主人公が関わった(そのルートの)ヒロインだけに生じているんですよ。 一部例外的なのは朋夏なんだけど(麻里矢ルート)。 陽向先輩や湖景ちゃんルートでの機体関係のトラブルは…… 主人公の関与が技術レベルのランクを上げてしまうから発生してしまうと見れば……整合性は取れるかな(空太が悪いのかorz)。
ただ、会長のシナリオと他との整合性については結構引っかかるんですけどね。 他のルートだと「優勝」でなくても「宇宙科学会」は次の目標に向けて存続しているのに、 会長の時だけは「優勝」に固執したのに達せられなかったからといって会長の手で解散させられてしまう (本当に会長個人の理由で)。この辺りの全体を通じての大会への目標の位置づけ不一致がちょっと惜しかった。
アダルトシーンが各ヒロインに1回(一応2ラウンドぐらいがんばってるけど)と、 「コンシューマギャルゲー以上、エロゲ未満」とまではいかないものの最近の作品と比べても少なすぎるのも惜しかった。
ただまぁ合宿の最中にいい感じになって手を出してしまうと活動全体の空気を乱してしまうリスクも高いし、 古賀会長が冗談で後押しされると逆に動きづらいんだが(苦笑)。それから教官、その言動も同じく逆効果でしたよ(爆)。
主人公の空太は(空気を読んだ事もあるんだろうけど)多少心乱されながらも自らの役割に専念し続け、 惑わされなかった点はある意味普通に真面目で純情であり好感持てたかな。
ただし、湖景ルートではやむを得ずその合宿中に部屋の二段ベットの下の段でがんばられたんだけど、 上の段に怖いお姉さんが居るのを忘れますか、あの状況で(苦笑)。
と、とりあえずアダルトシーンを本編中に挟み込みにくかった点だけは理解してます。 だから大会後の各ヒロインルートの最後のご褒美とは別で、 何らかのアフターストーリーで自然豊かなロケーションとか活かして盛り込んでほしかったなぁ。
『水平線まで何マイル?』は、最初は雑誌でチラッと見た程度でグラフィックが淡く綺麗な塗りの作品という印象しかなかったんだけど、 ドリパ大阪2008春参加の際に事前にメーカー参加情報を調べてたら サークル・少女病に参加されている茶太さんとHIRさんのマキシCDが発売されるとあったから、 この辺りで注目し始めてました(つまりヴォーカル曲からって事)。
それからチラシにあったヒロインの名前を見て(津屋崎とか古賀とか)あれっと思ってググってみたら 司の不定期日記さんが5/9付で既に調べられていたのを見つけたなんて事もありました。
(どうもウチで取り上げた後に、 逆捕捉されてました。反応遅れてスミマセンorz)
夏コミでは「C74 ABHAR完全セット」も買ったし(苦笑)、原画とSDカットをされた Cradle:深崎暮人さん/Puffsleeve:黒谷忍さんの同人誌も並んで買ってます。 そんな感じで今年結構思い入れのある作品となったんじゃないかな……ていうか仕事の方でも販促展開でがんばった。
とりあえず後は主題歌“Deep Blue Sky & Pure White Wings”とエンディング曲“青い空と白い翼”のCD化とか、 麻里矢の設定資料シートといったグッズ待ちですな。
飛行機の離陸シーンなんかは3Dモデリングで演出入れてみてもよかったんじゃないかなぁと思うし、 アダルトシーン不足が大きいマイナスだけど、 声優の方々の演じを含めてキャラクターが良く活かされ会話のテンポもかなり楽しめたので、 更に深崎暮人さんの手掛けた原画と黒谷忍さん担当のSDカットも淡い感じのグラフィックの塗りも綺麗だったので、 良い方向で次回作に繋げていって欲しいです。
(9/21 5:00 日曜だけど朝から仕事なんだ……)
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