アニメ『ef - a tale of melodies.』第4話
(minori アニメ『ef - a tale of melodies.』公式)
※「フォースと共にあらんことを」って夕さんソレは(苦笑)。
前回で久瀬がただその生の終幕を待ちながら生きていただけだったと知り、 最後の決算であったヴァイオリンの火葬を目の当たりにして思わず駆け込み火を消したミズキは、 消火の為に海に浸かってしまったので翌日には体調を崩しているんだけど……。
昨夜とは一変して「助けて」と(寝ぼけながら)久瀬の腕にすがり付くミズキ。
(その前に水の底に沈む記憶がミズキの中で再生……「どうしてみんな死んでしまうの」)
普段の「わんこ属性」からは想像すら出来ない弱々しい姿は、 久瀬にとっては昨夜真剣に「まだ生きているんですから」と迫って来た「救いの手」のような存在とは真逆の、 頼られているように感じられ、守らなければいけないような存在に見えたことだろう。
(ネタバレメモ)
久瀬自身が語る過去を清算している姿にまた真剣に涙するミズキ。しかしその意味合いはミズキの気持ちとは別に、 というよりもミズキの為にも断ち切る必要を久瀬は感じたはず。 助けてとすがり付かれても、自分の終焉が確実に訪れるのであれば永遠に見守る事も叶わない。 また、自分が過去を処分していく事で生じている空虚(虚無) と同じようなものがミズキの内面に生じて欲しくないと言う優しさもあるんだろう(傷は浅いうちがいい)。
この第4話ではまた、中心となる4人以外の動きも見られますね。 もっとも意外だったのは原作の「後編」では少しも登場してこなかった「日本の音羽」に住む広野 紘と宮村みやこの登場でしょう。
学校を中退して漫画家に専念する紘はこの日も仕事中で、姉の広野 凪に最後の助けを頼んでいる(当日は入稿締切日)。
凪は弟のサポートを終えたらすぐさまオーストラリアにひとっ飛びする(次回以降にあっちで参戦!? 波乱!!)
みやこは紘の仕事場に差し入れを届けている。屋上で自身も語るがみやこは紘の決めた事を応援している。
屋上で優子と話すみやこは以前よりもひととして成長した様子。手に持つ「屋上の鍵」はみやこにとっては不要らしい。
そして日本の音羽にいる優子とは……
夕の過去編では、その優子との初デートのエピソードが描かれているんだけど、 優子の今の兄である雨宮先生に妹が居て、夕と同じように震災で亡くし、その為に絵を描けなくなっている事が語られている。 (この第4話では夕の過去、震災で妹を亡くしたその日一日も描かれている)
優子と付き合うことの覚悟を夕に問いかける雨宮先生の姿は、ミズキに対する夕の姿と対照的な、 なんというかおどろおどろしい深い闇だ(それが起因する雨宮先生と優子との関係は今後明かされるだろう)。
さて、「優子とのデート」について凪は問いただそうとするんだが、 原作ではギャグ展開の(ウチはそう思ってた)「凪の早口問い詰め」がここで登場(苦笑)。 前回での「ミズキのフリーキック」と同じく、(BGM効果もあって)こちらもギャグ空気が霧散してシリアス一辺倒な展開になってるんだが……。
次回は……終末という恐怖に追われながら残されている時間と最後の過去の積み重ねを削り落としている久瀬と、 拒絶されてもなお手を差し向けたいと願い、迫ろうとするミズキの激突が起こりそう。
ひとつの事象「死」について、未来に追い立てられ恐怖に駆られている者と過去に未来を断たれそうになり生き残った経験(+α)のある者、 それぞれにおける位置づけが異なりすれ違っているんだけど、 それが支えあえるようになるまでほんとどう描かれるんだろうねぇ。
それと夕も色々とこれから大変だな(苦笑)。過去(優子)に捉われている姿は凪にとって好ましいものではないから、 凪が「南の音羽」に降り立つ事で波乱必至だろう(久瀬に対しても影響力出すのかも)。
※Welcome to our adolescence.:スバル・イズミさんが謎ワードの捕捉と共に作中で登場したドイツ語を訳されてます。 ウチも大学ではドイツ語勉強したんだけど身につかなんだので辞書片手にしか訳せないから助かりました~。
※第4話感想メモ
◇Welcome to our adolescence.:スバル・イズミさん
◇恋華さん
◇ef - a tale of melodies. エンドカード集(恋華さん)
※さて(仕事が臨時に入ったりして休暇が延び延びになってしまい)やっと第4話を見た本日は11月4日でもう明日には第5話の配信日なんだが、本日はまた 羽山ミズキが歌うエンディング曲のマキシCDの店頭発売が開始される日でもあります(CDは発売日前日の発売開始が慣例的)。
PC版のミズキの中の人が『はぴねす!』(ういんどみる)で歌っていた曲が歌い方的に大変良かったので、 ミズキには歌わせてみた方がいい!!って以前に強く推していた事があったんですが、 ちょっと中の人が後藤麻衣さんに代わりましたが(?)これでついに実現されるわけですね。
という事なのでこの感想書いたら買いに逝ってくる!
※ミズキ派としてはその魅力が着実に積み重ね描かれてきているのが嬉しいです。
※「フォースと共にあらんことを」って夕さんソレは(苦笑)。
前回で久瀬がただその生の終幕を待ちながら生きていただけだったと知り、 最後の決算であったヴァイオリンの火葬を目の当たりにして思わず駆け込み火を消したミズキは、 消火の為に海に浸かってしまったので翌日には体調を崩しているんだけど……。
昨夜とは一変して「助けて」と(寝ぼけながら)久瀬の腕にすがり付くミズキ。
(その前に水の底に沈む記憶がミズキの中で再生……「どうしてみんな死んでしまうの」)
普段の「わんこ属性」からは想像すら出来ない弱々しい姿は、 久瀬にとっては昨夜真剣に「まだ生きているんですから」と迫って来た「救いの手」のような存在とは真逆の、 頼られているように感じられ、守らなければいけないような存在に見えたことだろう。
(ネタバレメモ)
ミズキは過去に一家心中に巻き込まれただ一人生き残って孤児となったという重い出来事に巻き込まれている。 そして音羽の教会にあった孤児院で過ごした後に「羽山家」に引取られ、「ミズキ」という名をつけられた。
その「ミズキ」については実はもう一人いて、それは麻生蓮治の幼馴染であり、水の事故で亡くなっている。
今のミズキはかつて「未来(ミキ)」という名を持っていた。
『ef』後編(原作版)の一面は文字通り「その名に辿り着くまでの」物語でもあり、 夕と優子の関係と同じく過去と今とを結び付けている(違うとすれば過去に捉われているか未来があるか)。
久瀬自身が語る過去を清算している姿にまた真剣に涙するミズキ。しかしその意味合いはミズキの気持ちとは別に、 というよりもミズキの為にも断ち切る必要を久瀬は感じたはず。 助けてとすがり付かれても、自分の終焉が確実に訪れるのであれば永遠に見守る事も叶わない。 また、自分が過去を処分していく事で生じている空虚(虚無) と同じようなものがミズキの内面に生じて欲しくないと言う優しさもあるんだろう(傷は浅いうちがいい)。
この第4話ではまた、中心となる4人以外の動きも見られますね。 もっとも意外だったのは原作の「後編」では少しも登場してこなかった「日本の音羽」に住む広野 紘と宮村みやこの登場でしょう。
学校を中退して漫画家に専念する紘はこの日も仕事中で、姉の広野 凪に最後の助けを頼んでいる(当日は入稿締切日)。
凪は弟のサポートを終えたらすぐさまオーストラリアにひとっ飛びする(次回以降にあっちで参戦!? 波乱!!)
みやこは紘の仕事場に差し入れを届けている。屋上で自身も語るがみやこは紘の決めた事を応援している。
屋上で優子と話すみやこは以前よりもひととして成長した様子。手に持つ「屋上の鍵」はみやこにとっては不要らしい。
そして日本の音羽にいる優子とは……
夕の過去編では、その優子との初デートのエピソードが描かれているんだけど、 優子の今の兄である雨宮先生に妹が居て、夕と同じように震災で亡くし、その為に絵を描けなくなっている事が語られている。 (この第4話では夕の過去、震災で妹を亡くしたその日一日も描かれている)
優子と付き合うことの覚悟を夕に問いかける雨宮先生の姿は、ミズキに対する夕の姿と対照的な、 なんというかおどろおどろしい深い闇だ(それが起因する雨宮先生と優子との関係は今後明かされるだろう)。
さて、「優子とのデート」について凪は問いただそうとするんだが、 原作ではギャグ展開の(ウチはそう思ってた)「凪の早口問い詰め」がここで登場(苦笑)。 前回での「ミズキのフリーキック」と同じく、(BGM効果もあって)こちらもギャグ空気が霧散してシリアス一辺倒な展開になってるんだが……。
次回は……終末という恐怖に追われながら残されている時間と最後の過去の積み重ねを削り落としている久瀬と、 拒絶されてもなお手を差し向けたいと願い、迫ろうとするミズキの激突が起こりそう。
ひとつの事象「死」について、未来に追い立てられ恐怖に駆られている者と過去に未来を断たれそうになり生き残った経験(+α)のある者、 それぞれにおける位置づけが異なりすれ違っているんだけど、 それが支えあえるようになるまでほんとどう描かれるんだろうねぇ。
それと夕も色々とこれから大変だな(苦笑)。過去(優子)に捉われている姿は凪にとって好ましいものではないから、 凪が「南の音羽」に降り立つ事で波乱必至だろう(久瀬に対しても影響力出すのかも)。
※Welcome to our adolescence.:スバル・イズミさんが謎ワードの捕捉と共に作中で登場したドイツ語を訳されてます。 ウチも大学ではドイツ語勉強したんだけど身につかなんだので辞書片手にしか訳せないから助かりました~。
Hinweg uber die Zeit der Begegnung
Zwei Hande,die sich uereinander legen
(めぐりあう 時を超え 二つの手 重なる)※ドイツ語表記を一部英字化
「Naturlich... habe ich Angst」
(=そりゃ怖いさ…)
「Sag so etwas nicht mit einem Lachen」
(=いまさらそんな((冗談のような))こと言うなよ)?
001 「Mut」
002 「zum」
003 「Leben」
★009 「umarmen」
010 「Die」
018 「an」
★020 「Liebe」
★022 「Fingerspitzen」
024 「Augen」
026 「Du」
★027 「es」
037 「ferner」
039 「es」
★040 「wie」
042 「Traum」
★048 「mir」
051 「Gluck」
056 「Himmels」
063 「lass」
★067 「Ich」 (★:第4話で登場したワード)
※第4話感想メモ
◇Welcome to our adolescence.:スバル・イズミさん
◇恋華さん
◇ef - a tale of melodies. エンドカード集(恋華さん)
※さて(仕事が臨時に入ったりして休暇が延び延びになってしまい)やっと第4話を見た本日は11月4日でもう明日には第5話の配信日なんだが、本日はまた 羽山ミズキが歌うエンディング曲のマキシCDの店頭発売が開始される日でもあります(CDは発売日前日の発売開始が慣例的)。
『ef - a tale of melodies. ENDING THEME~Fermata by Mizuki Hayama』
(GENEON 詳細)
PC版のミズキの中の人が『はぴねす!』(ういんどみる)で歌っていた曲が歌い方的に大変良かったので、 ミズキには歌わせてみた方がいい!!って以前に強く推していた事があったんですが、 ちょっと中の人が後藤麻衣さんに代わりましたが(?)これでついに実現されるわけですね。
という事なのでこの感想書いたら買いに逝ってくる!
(11/4 13:45)
※ミズキ派としてはその魅力が着実に積み重ね描かれてきているのが嬉しいです。
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