MF文庫『原点回帰ウォーカーズ2』
(MF文庫での詳細)
「天ノ下芝蘭」はゴスっぽい黒服を着た、金色ツインテールで……シャーペンで相手の腕を突いたり阿鼻罵声を発するなど文字通りの「奇人」。 ちなみに世界一か弱いらしい。それに「小説」ジャンルで実演勝負(投票)を申し立てた「新発田」(第1巻未登場)は 学園のアイドルだそうな。性格に超難がある「芝蘭」の分が悪いよなぁ(苦笑)。
「渡会竜太朗」と「物理火燐」は第1巻・第二話(その2) 第2回「豪練館殺人事件」で登場してます。 第一話(その1) 第1回「天上の音楽事件」の頃はまだ「十哲」NO.5だった「渡会竜太朗」は 第二話で豪練館に招かれる3日前に挑戦者「物理火燐」との実演勝負(投票)で敗北し、NO.5を奪われてますな。
「久我原いすみ」は「当局」の管領のひとりで“心を読んで”“(相手の)脳内の思想すら統制してくる”人物。 よからぬ事を考えると何処からともなくメールが送信されるんですが、 そのメール内容は件名で「しばく」、本文で「しばく」だけが書かれているとか。
第1巻では結局姿を一切見せませんでしたが……ついにその姿が明らかとなるみたいです。
第1巻が特徴的なのは後半二話分が第9回・第10回となっている事、 つまりは第3~8回の事件が抜けている状態であることです。 第7回と第8回の事件については第9回で短く触れられてるだけ。少なくとも第8回までは 「彼ら」が主人公たちに事件を撒き、 主人公たちが解決し、そしてその度に「山崎(第1巻のキャラ)」が死ぬ、というパターンが続いている事が判ってます。
では第2巻の事件にも「彼ら」が関与しているかというと…… (影として顔を出すかもしれませんが)積極的に関わるかどうかはかなり微妙な気が。
そもそも「カレラ」の正体と目的は第9回で判明し、根本的な解決は第10回で果たされてます(山崎章夫と足利アキラの問題の解決)。 根本という話の種の正体が判っている以上、既に役割は終わっている。
第1巻での騒動の最中に別の視野で目撃された3つの出来事というサイドストーリー的な感じとなるんじゃないんでしょうか。
先日の『PUSH!』6月号でABHARの『すまいるCubic!』発売直前記事が掲載されましたが、 インタビューにて「ABHAR塗り」なる言葉が登場してます(記事についてのメモ)。
この『原点回帰ウォーカーズ』シリーズ、カラー掲載のイラストカットはその特徴的な「塗り」で色彩されてますね。
著:森田季節さん イラスト:深崎暮人さん※初報での副題は『こんな先輩(♀)はイヤだ→口ぐせが「しばく」』でしたが、 表紙が私立御伽坂学園・三奇人の一人にして女子高生小説家の「天ノ下芝蘭」という事で、 そんな口癖を発する「久我原いすみ」は隠れキャラとなったっぽいですね(?)。
5月25日発売予定
(第一話)
“私立御伽坂学園の最高峰である三奇人の一人にして女子高生小説家の天ノ下芝蘭に、 学園のアイドル・新発田が小説対決を挑んできた。「素人の新発田なんかに負けるはずがない」と余裕の芝蘭だったが、 勝負の審査方法は全校生徒の投票によるもの、そして生徒のほとんどが新発田のファンという、 芝蘭にとって絶対的に不利な内容で――”
(第二話)
“【神をも召喚する男】渡会竜太朗と【魔道サイエンティスト】物理火燐による因縁の対決再び――”
(第三話)
“「しばく」先輩・久我原いすみがついに登場――”
「天ノ下芝蘭」はゴスっぽい黒服を着た、金色ツインテールで……シャーペンで相手の腕を突いたり阿鼻罵声を発するなど文字通りの「奇人」。 ちなみに世界一か弱いらしい。それに「小説」ジャンルで実演勝負(投票)を申し立てた「新発田」(第1巻未登場)は 学園のアイドルだそうな。性格に超難がある「芝蘭」の分が悪いよなぁ(苦笑)。
「渡会竜太朗」と「物理火燐」は第1巻・第二話(その2) 第2回「豪練館殺人事件」で登場してます。 第一話(その1) 第1回「天上の音楽事件」の頃はまだ「十哲」NO.5だった「渡会竜太朗」は 第二話で豪練館に招かれる3日前に挑戦者「物理火燐」との実演勝負(投票)で敗北し、NO.5を奪われてますな。
「久我原いすみ」は「当局」の管領のひとりで“心を読んで”“(相手の)脳内の思想すら統制してくる”人物。 よからぬ事を考えると何処からともなくメールが送信されるんですが、 そのメール内容は件名で「しばく」、本文で「しばく」だけが書かれているとか。
第1巻では結局姿を一切見せませんでしたが……ついにその姿が明らかとなるみたいです。
第1巻が特徴的なのは後半二話分が第9回・第10回となっている事、 つまりは第3~8回の事件が抜けている状態であることです。 第7回と第8回の事件については第9回で短く触れられてるだけ。少なくとも第8回までは 「彼ら」が主人公たちに事件を撒き、 主人公たちが解決し、そしてその度に「山崎(第1巻のキャラ)」が死ぬ、というパターンが続いている事が判ってます。
では第2巻の事件にも「彼ら」が関与しているかというと…… (影として顔を出すかもしれませんが)積極的に関わるかどうかはかなり微妙な気が。
そもそも「カレラ」の正体と目的は第9回で判明し、根本的な解決は第10回で果たされてます(山崎章夫と足利アキラの問題の解決)。 根本という話の種の正体が判っている以上、既に役割は終わっている。
第1巻での騒動の最中に別の視野で目撃された3つの出来事というサイドストーリー的な感じとなるんじゃないんでしょうか。
先日の『PUSH!』6月号でABHARの『すまいるCubic!』発売直前記事が掲載されましたが、 インタビューにて「ABHAR塗り」なる言葉が登場してます(記事についてのメモ)。
この『原点回帰ウォーカーズ』シリーズ、カラー掲載のイラストカットはその特徴的な「塗り」で色彩されてますね。
(5/2 0:25)
(5/2 22:55 一部書き直しと追記)
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