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2009年9月25日 (金)

『偽物語』 ネタバレしない範囲での大まかな感想

※先日に『偽物語(下)』も読了。
 ネタバレ避けつつ触れると、確かに予想だにしない怪異だったんだけど、 ついでにいくつかのキャラクター同士の関係が明かされた点も興味深いですが、 なんだろう、話の大半がキャラ同士の掛け合いというか漫才? ちょっとそれが過剰に長すぎたかも、 更には急に急転(文字通りに)して結となる感じだし。 これがサービスと取るか蛇足と取るかによって評価が割れそう。
 個人的には『化物語』のように1冊に2~3エピソードというペースの方が良いんじゃないかなぁと。

 しかし1冊丸々1エピソードというのは西尾維新さん作品では自分が読んだ中では初めてでしたね。 『新本格魔法少女りすか』は文芸誌連載だった事もあり、中編ぐらいのペースでしたし(っていうか早く続き読みたい)、 『きみとぼく』シリーズも一応1冊丸まる1エピソードではあるものの、大まかに章立てられている事もあり、 区切りが見えている分メリハリ効いてます。それらと比べると、 やはり(他のキャラ登場という)サービスの過剰というか蛇足気味かなぁ。

 無駄多過ぎって言い切れない点が評価を迷わせてしまう、どーしても。
 今回読み通した『偽物語』は戦場ヶ原ひたぎ様のマナマナっぷり(え、文字通りの意味デス)とか羽川 翼の恐ろしさ(ひたぎでさえ逆らえない!?)、 するがの妄想暴走っぷりと、サブヒロインたちの登場シーンはやはり印象的だし面白くもあったし、 更にはあの方まで真の姿をさらけ出したから(苦笑)、そういったポイントではサービスを楽しめたとも言える。
 もちろん「ファイヤーシスターズ」火燐・月火姉妹もムチャっぷりとか中々デス。特に月火は確かにヤバイ(爆)。

 今回強いて不満を上げるなら、メインがその火燐・月火姉妹かと思ったら、 読者視点はその兄・暦だけの上に、姉妹の核心部分は思い出したかのように急転した結に一極集中し過ぎている事、ですかね。
 ついでに。戦場ヶ原ひたぎ様の超デレモードが見れなかった事も不満かも。

 来年には更に『傾物語』(まよいキョンシー)『猫物語』(つばさファミリー)が予定されているとか。何はともあれ『化物語』キャラの活躍がまた読める事はいいことですな。

(2009年9月25日 23:37)



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