『シュガーコートフリークス』を最後にリトルウィッチの無期限休止……って
※Littlewitchが『シュガーコートフリークス』を最後に無期限の休止を宣言された事に大変ショックを受けてます。
2作目だった『Quartett!』はウチの中でも未だに名作扱いです。 フローティング・フレーム・ディレクターシステム(FFD)という演出が描く音楽と友情をテーマにしたお話は、 “短いという事への不満がないといえば嘘ですね。ただ、不満点を挙げたり不満点を補足しようと考える事よりも、 作品への個人的な満足感の方が上回ってるので、不満点なんて思いつかない(04年4/27付ウチの日記を補記)”
と当時ウチも触れてましたように大変楽しめました(ラストシーンは本当に全ての終幕であり、始まりでしたし)。 FFDはシリアスシーンだけでなくコメディパートでも生きてましたねぇ(笑)。
『Quartett!』プロモーションのデモ映像もかなり印象的で今も時々PSPに転送して見てますが、FFD演出の再現やそれが描く場面、 ヒドイ(褒め)ギャグパートとこの作品の土台部分がよくまとめられてます。
この前の『シュガーコートフリークス』体験版でも触れてましたが、 コンフィング操作で進行スキップの速度を調整する部分について、本作ではスキップすると回転する輪が現れ、 スキップの速さを上げると輪が大きくなるという演出がなされてたのです、プロモ映像のなかで。
音楽についての専門性皆無な自分がこの作品を手にした理由はコメディとこのコンフィング演出を含めて「楽しさ」を感じ、 それが詰っているという期待感があったからでした。
……とこのタイトル関連だと、その年の夏コミで『Quartett!』サントラを買ったらその後に無くしてしまったという苦い思い出もorz 後日に店頭販売分を買い直しております。今もパソ机の目の前に「Quartett!」サントラ『flowers』がありますね、後で聴こう。
こちらのメーカーの広報の方は毎年一度はウチの勤務先にも営業に周られてたんですよね。 というか毎年いらっしゃってる方ってこちらだけでしたし。
FFD演出を使った次回作を期待してましたが(手間が掛かるとも判ってますが)……その前に、年明け後に発売となる 『シュガーコートフリークス』をもって無期限の解散となってしまったのは残念です。 これまで築かれてきた技やセンスを何らかの形で別の方向に活用される姿が業界内で見れることを願います。
とりあえずショップ店員のウチとしてはしっかりと販促して応援するのみ。 体験版は本編での続きが気になる部分が色々とあったので、1/29、なんとかウチ個人的にも購入したい。
大槍葦人さんの独特の絵柄に加えて、(最近は使われてませんでしたが)独創的な演出や印象的な主題歌、 それに第1作目よりアニメーションOPを起用する(全タイトルではありませんが)など、 「Littlewitchらしい」というカラーがありました。『リトルウィッチの無期限休止についてのお知らせ』
リトルウィッチは1月29日の「シュガーコートフリークス」発売を区切りに、ブランドを無期限休止することになりました。 サポート業務などの一部を除き、ほとんどの業務がほぼ休止状態となる予定です。
ゲームを作り続けたいという気持ちは全く変わっていませんが、このまま次の開発に入れば、発売に到る前に資金的な問題から 多くの人に迷惑をかける事が明白なため、一度ここで区切りをつけるべきであるという結論に到りました。
思い返せば設立当初からリトルウィッチは苦難の連続でした。 それでもなお、ここまでやって来れたのはやはり、応援してくれたファンの皆様のおかげ、 そしてゲームを作りたいという根本的な部分だけは変わらなかったからだと思います。 どうしたらもっと面白いゲームを作れるのか。今でもまだ、そんなことを考えています。 そして、どうしたらゲームを作り”続けて”いけるのか。 持続的に開発、そして成長していける枠組みをなんとか見つけ出したいと思っています。
これまでリトルウィッチを9年間支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。 現在開発中の「シュガーコートフリークス」につきましては最後のブラッシュアップにスタッフが全力で取り組んでおります。 より良いものをお届けできるよう、マスターまで気を抜くことなく、最終調整を行っていきます。
リトルウィッチ代表 大槍葦人 2009年12月17日
(※部分引用に留めようと思いましたが、結論に至った事への悔しさとこの先への目標が触れられ語られてる為、 削るに忍びないというか削れないので全文を掲載してます)
2作目だった『Quartett!』はウチの中でも未だに名作扱いです。 フローティング・フレーム・ディレクターシステム(FFD)という演出が描く音楽と友情をテーマにしたお話は、 “短いという事への不満がないといえば嘘ですね。ただ、不満点を挙げたり不満点を補足しようと考える事よりも、 作品への個人的な満足感の方が上回ってるので、不満点なんて思いつかない(04年4/27付ウチの日記を補記)”
と当時ウチも触れてましたように大変楽しめました(ラストシーンは本当に全ての終幕であり、始まりでしたし)。 FFDはシリアスシーンだけでなくコメディパートでも生きてましたねぇ(笑)。
『Quartett!』プロモーションのデモ映像もかなり印象的で今も時々PSPに転送して見てますが、FFD演出の再現やそれが描く場面、 ヒドイ(褒め)ギャグパートとこの作品の土台部分がよくまとめられてます。
この前の『シュガーコートフリークス』体験版でも触れてましたが、 コンフィング操作で進行スキップの速度を調整する部分について、本作ではスキップすると回転する輪が現れ、 スキップの速さを上げると輪が大きくなるという演出がなされてたのです、プロモ映像のなかで。
音楽についての専門性皆無な自分がこの作品を手にした理由はコメディとこのコンフィング演出を含めて「楽しさ」を感じ、 それが詰っているという期待感があったからでした。
……とこのタイトル関連だと、その年の夏コミで『Quartett!』サントラを買ったらその後に無くしてしまったという苦い思い出もorz 後日に店頭販売分を買い直しております。今もパソ机の目の前に「Quartett!」サントラ『flowers』がありますね、後で聴こう。
こちらのメーカーの広報の方は毎年一度はウチの勤務先にも営業に周られてたんですよね。 というか毎年いらっしゃってる方ってこちらだけでしたし。
FFD演出を使った次回作を期待してましたが(手間が掛かるとも判ってますが)……その前に、年明け後に発売となる 『シュガーコートフリークス』をもって無期限の解散となってしまったのは残念です。 これまで築かれてきた技やセンスを何らかの形で別の方向に活用される姿が業界内で見れることを願います。
とりあえずショップ店員のウチとしてはしっかりと販促して応援するのみ。 体験版は本編での続きが気になる部分が色々とあったので、1/29、なんとかウチ個人的にも購入したい。
(2009年12月17日 23:45)
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