スーパーダッシュ文庫『迷い猫オーバーラン!(9) わたしがみんなに護られてるの♪』
(スーパーダッシュ文庫)
『迷い猫オーバーラン!9
わたしがみんなに護られてるの♪』
※松 智洋さん著、イラスト・ぺこさんの人気の下町ケーキ屋人情ものシリーズの、 あのアニメ放映後では最新となる第9巻を先日一気に読み終えました。
第8巻では、アスラン王国内戦に巻き込まれた都築乙女姉さんを都築巧と梅ノ森千世が救出に向かい、 そこでの色々な出来事の末、千世一歩リードといった状況といった感じになっておりました。 将に「千世クローズアップ!」。
(3月28日に書いてる第8巻感想)
第9巻はアスラン王国での二人の関係の変化に芹沢文乃と霧谷希が疑心暗鬼に陥っているという微妙な空気の中、 いつもの面々は修学旅行で京都に向かいます。京都といえばアニメ製作所だって言うのはやはり家康だ(苦笑)。
そして修学旅行から数日後、謎の日本人男性が乙女のもとに現われ、いきなりプロポーズ!?
このエイジっていう男性、青森出身でアメリカでミュージシャンを目指して困窮していた時に、ロスで乙女の世話になったという。
結構謎が多すぎる乙女の過去が今回少しだけ明らかになってます。アメリカに留学していたとはね。 しかし荒れていた時期があったっていう一文が謎過ぎる。ほんわか温和な姿からは想像できない。
巧や町内会の乙女ファンの野郎どもも認める好青年からのプロポーズ、果たして乙女は受けるのか?
その裏ではもうひとりの決意も秘められてます。とりあえず具体的な答えは伏せるとして、 特に「後輩から“先輩♪”って呼ばれるとリアルで心ときめく」ような属性の方は今後の「十和野 心」の活躍に注目です!!(というか伏せてないし)
まさか夏帆に続き、第5の参戦者が登場となるとは、巧は将にリア充デスデス。今後の争奪戦がより激しくなるな(苦笑)。
話のバランス的にはもう少しエイジとその秘書・ジェシカとの間柄について、 ジェシカからのアプローチとかエイジからの印象といった面でもう少し掘り下げておいた方がラストに深みが増したかも。
十和野 心が勇気を振り絞るまでの様子はアップダウンが激しくて最後まで気が抜けなかったかな。 結構登場回数も多かったし、最後に思い切った行動をとって「変化」を手にしたように、 この第9巻は彼女が「裏ヒロイン」だったと言えますね。
以前よりも積極的に振舞えるように変化した後輩も同じラインに立った事で、あの三人娘も益々気が抜けません(苦笑)。
で、あの柴田が狙っているのは一体誰なんだろ。実は巧じゃないのかとも疑った事もあったんだけど(w)そうでもないっぽいし。 次回には奴は動くんですかね。そこんとこ、どうでしょう鳴子叶絵クラス委員長?
というかアンタもそろそろ特別になりませんか(苦笑)。折角のポニーテールなんだし。
わたしがみんなに護られてるの♪』
※松 智洋さん著、イラスト・ぺこさんの人気の下町ケーキ屋人情ものシリーズの、 あのアニメ放映後では最新となる第9巻を先日一気に読み終えました。
第8巻では、アスラン王国内戦に巻き込まれた都築乙女姉さんを都築巧と梅ノ森千世が救出に向かい、 そこでの色々な出来事の末、千世一歩リードといった状況といった感じになっておりました。 将に「千世クローズアップ!」。
(3月28日に書いてる第8巻感想)
第9巻はアスラン王国での二人の関係の変化に芹沢文乃と霧谷希が疑心暗鬼に陥っているという微妙な空気の中、 いつもの面々は修学旅行で京都に向かいます。京都といえばアニメ製作所だって言うのはやはり家康だ(苦笑)。
そして修学旅行から数日後、謎の日本人男性が乙女のもとに現われ、いきなりプロポーズ!?
このエイジっていう男性、青森出身でアメリカでミュージシャンを目指して困窮していた時に、ロスで乙女の世話になったという。
結構謎が多すぎる乙女の過去が今回少しだけ明らかになってます。アメリカに留学していたとはね。 しかし荒れていた時期があったっていう一文が謎過ぎる。ほんわか温和な姿からは想像できない。
巧や町内会の乙女ファンの野郎どもも認める好青年からのプロポーズ、果たして乙女は受けるのか?
その裏ではもうひとりの決意も秘められてます。とりあえず具体的な答えは伏せるとして、 特に「後輩から“先輩♪”って呼ばれるとリアルで心ときめく」ような属性の方は今後の「十和野 心」の活躍に注目です!!(というか伏せてないし)
まさか夏帆に続き、第5の参戦者が登場となるとは、巧は将にリア充デスデス。今後の争奪戦がより激しくなるな(苦笑)。
話のバランス的にはもう少しエイジとその秘書・ジェシカとの間柄について、 ジェシカからのアプローチとかエイジからの印象といった面でもう少し掘り下げておいた方がラストに深みが増したかも。
十和野 心が勇気を振り絞るまでの様子はアップダウンが激しくて最後まで気が抜けなかったかな。 結構登場回数も多かったし、最後に思い切った行動をとって「変化」を手にしたように、 この第9巻は彼女が「裏ヒロイン」だったと言えますね。
以前よりも積極的に振舞えるように変化した後輩も同じラインに立った事で、あの三人娘も益々気が抜けません(苦笑)。
で、あの柴田が狙っているのは一体誰なんだろ。実は巧じゃないのかとも疑った事もあったんだけど(w)そうでもないっぽいし。 次回には奴は動くんですかね。そこんとこ、どうでしょう鳴子叶絵クラス委員長?
というかアンタもそろそろ特別になりませんか(苦笑)。折角のポニーテールなんだし。
(2010年7月27日 23:30 大学時代に後輩にそう呼ばれて動じた事がありますが何か)
| 固定リンク