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2010年10月 6日 (水)

アニメ『俺妹』におけるエロゲメーカー協力問題の論点

※昨夜から挙がっていた議論について、ウチのツイッター上での発言をまとめてみます。
 まず『俺妹』の正式タイトルを覚える事から始めようか、ウチは。ええっと『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』ですね……覚える。


【18歳未満の方には販売しておりません】

※最初に、「エロゲ」とは「アダルトゲーム」の事であり、性的な内容がある事から18才以上の成人を対象としてます。なので販売店としての立場で言えば18歳未満には「販売できない」物となります。

 ウチの勤務先では会計時に場合によっては身分証を確認させてもらうので、会計されるお客様本人に関しては18歳以上です。(TW発言)

 たいていのお店では必要あれば年齢確認をしての販売になるはずです (ドリパの入場に関して年齢確認厳守はかなり有名な筈)。

 Z指定のコンシューマも扱ってるから(確認できる範囲で)厳守してます。(TW発言)

 加えるならコンシューマソフトを扱うショップでは、「Z指定」ソフトの販売の場合、 CEROの倫理表記が「18歳未満の方には販売しておりません」とパッケージに記載されているように、年齢確認を指導されてるはずです (CEROでも「18歳以上のみを対象」としており、実質的にも18歳未満への販売は制約されてます)(自治体の青少年保護育成条例での指導で禁じられている場合も)。
 明らかに中学生のお客様が持ってくる事がありますので、販売をお断りするケースは何度か経験してますね。

 買われた方のその後の処分まではさすがに責任負いかねないですが。(TW発言)

 これについては購入された方の処分権の問題なので、18歳未満には手の届かない所で保管してもらいたいと希望するしかないですが、ただ、これもどこまで販売店側の管轄から離れているのかを厳密に論じるとどうなんだろうなぁとは思います。
 一応、陳列の時点でのコーナーでの「18歳未満の方には販売しておりません」等の掲示で販売店的にも「18歳未満への提供は望んでいない事」を示しているし、ソフトパッケージでの明示でも18歳未満への提供が「好ましくない」と一般的には理解できると思いますから、そういう意味でも、購入された時点で管轄は購入された方に移ったと見做されるかなって考えてますが。

 という事で、本来であれば18歳未満の方は18歳以上を対象とし販売制限されている物を、正常な手順(ショップでの購入)で手にする事は出来ない筈となります。


【子供は好奇心が旺盛 / 禁断の果実】

※昔は子供の頃って「性的」なものはもう少し日陰的であり逆に身近であったように思います。荒地とかにエロ本が棄ててあったりとか、テレビでの映像とかにもごく有触れていたはず。今は事を荒立ててまで声高に非難する声が一部であることからテレビでの表現なんかも不自然なくらいに制限されてますが。

 しかしながら、禁じられているからこそそれに羨望と葛藤を抱き、その「禁断の果実(タブー)」に挑むというのも人間の本質の一部、そういった意味で言うと18歳未満の人が販売を規制されている物に未知の興味を抱く気持ち自体は否定できないと思います。

 ただまぁ若きの至りで未知のエリアに度胸試しにか突撃する方もいらっしゃいますが(笑)、キリッと「18歳になってからね」って感じでエリアから退去してもらいます。他のショップの方でもそういったハプニングはよくあるんじゃないかな。 (TW発言)

 正直言うと突撃は止めて欲しいんだけど(苦笑)

 空き地とかに転がるエロ本にモノリス触れるみたいに近寄る、若きのチャレンジ精神というのは否定しないけど(但し正規の手順に限る)、販売する側の立場的には公然と18歳未満がエロゲを手にする事を肯定は出来ないです。 (TW発言)

 あくまでも否定はしないけど肯定も出来ない、そんな曖昧な事しか言えないです、スミマセン。

それから「禁断の果実」っていうのは確かに禁じられている分、羨望を抱かざるを得ない。ステーキの脂身を食べるのを規制されているウチにとってその脂身は禁じられた珍味だし。そういった渇望は人間的な要素ではあると思うかな。ここをどう本音と建前で使い分けるかって事? (TW発言)

 こう呟いてはいますが、あくまでも「建前」メインで(苦笑)。

 ただし、悪びれもなく反社会的な行為を成し、罪悪感みたいな認識もなくただ欲望のままに振舞うのであれば(昨今の万引き問題みたいな)、反モラルとして到底容認できません


【全年齢向け雑誌での18歳以上対象作品の取り扱いについて】

※次は……すごく扱いが難しい議題なので、あくまでも個人的に少し思っている違和感のような微妙な反応になります(汗)。

 18歳未満がエロゲを買う事は肯定しないけど、全年齢な雑誌で紹介されてるのに初回限定版を手にする事が出来ないという事に関して、後輩の苦悩には同情してます。 (TW発言)

 18禁コンテンツをアニメやコンシューマ移植、コミカライズといった「全年齢向けに翻案して紹介する」という意味合いでなら、 18歳未満へのコンテンツの提供はユーザーへの提供という意味にはなります。
 ただ、その原作(18禁)への興味も尽きないでしょう。 誌面で紹介されているのに18歳未満だからその初回版を買えないという悔しさは、既に18歳以上にあるウチのような者には実感はできないけれども、なんとなくは想像できます。

 多分、この問題を掘り下げると色々と藪を突いて蛇を出すような事になりそう(汗)。さすがにウチには表面的にしか問題点が見えていないので、これ以上の事については控えます。


【創作における反社会的な表現とその許容の問題】

(注 「反社会的」というと極端な意味合いになるなと後で思いましたが、他に表現する言葉が浮かばないので、今回の論議では便宜上、ルールに反する事を含むものとして扱ってます)


「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」エロゲ問題への反応いろいろ

※よく見るとエンドーさんや永倉さんといったネット上で身近に目にしている方々が論じてるのかぁ(苦笑)。

 ウチも一応創作をしているし、反社会的でタブー的な表現に関しても、個人的に嫌悪したり拒絶する事はあっても、 その表現自体の存在は否定しないです。
 ただし、罪悪感もなく、余りにも過度で個人的に到底許容しないような内容を礼賛し押し付けるような表現であればその限りではありませんが (テロリストや虐殺者を無批判に絶賛するような事とか)。
 最近であれば「コーランを焼く」というキリスト教原理主義者の (反イスラム)表現行為は他宗教への非寛容さの極地といえる反社会的行為であり容認できるものではないです。

 ともかく、創作物の中で"中学生がエロゲを買う"表現自体に反対してる人はナニを考えてるのか教えてほしい。それはいくらなんでもおかしくね? 結局みんなで殺し合いするしかないのかなー。 SU-37さん

「その表現に反対」というよりも無批判に表現している事を懸念していると言う感じかなぁ。

 作中でやんわりと「18歳未満は購入する事はイケナイ事デス!」とでも注意テロップを流しているのなら、本来は18歳……というか中学生!? それはちょっと早い気がするが(苦笑)、そんな年齢層は買う事が出来ないと視聴者にも理解できるとは思うし、問題点の一つはその問題性を薄めるのだが。というかテロップでツッコミネタという表現にもなるし
(エロゲをどうやって入手しているのかに個人的に謎が残るけどね)。

 ドラマでの殺人行為と現実の事件との混同と、今回の劇中での取り扱いと現実での取り扱いの混同。そういう示し方で言えば確かに似た問題かもしれない。ただ、創作話への視点としてその行為は社会的に容認されないという認識が備わった上で、反社会的振る舞いを見ている事が前提じゃないかな。 (TW発言)

 先の嫌悪的表現についても(現実的な視点では)個人的に好ましくないと理解する事から、 (創作の反社会的表現を)無批判には見ることはできない。しかし、作者がそういった表現を描いた事にはきっと何らかの意図があるんだと、そういった難しい部分を感じながら作品全体を読み解いていくのだと思う。現実と虚構との比較で読み解く事も読者の受容方法のひとつでしょうし。

 ただ部分的な記述だけをピックアップして声高に批判し、他に記されてある反社会的な表現をフォローする部分や表現の意図を無視するだけであれば、その批判者は単に言論弾圧的な「言葉狩り」と見做され非難を受けても仕方が無いです。


『俺妹』の原作において「エロゲ」がどう位置づけられているんでしょう? 今回こうして扱ったからには何らかの意図があるのかなぁと思いたいです。

 というか、現段階では『俺妹』における「エロゲ」の扱いに関して、 無批判に表現している「かもしれない」という状態だよなぁと今更ですが気付いた(汗)。もうすぐBS11で放映されてるのだけれどね。
 それでも「18歳未満は購入する事はイケナイ事デス!」との注意書きが少なくともその第一話の冒頭か終わりに表示される事だけは最低限要望したいかなぁ(販売店的に)。


※なお、以上の【創作における反社会的な表現とその許容の問題】は、ねこねこさんの 「「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」エロゲメーカー協力問題、このことについて俺妹を擁護します」に対する反論でもあります。

 ただ、そういった民族的アイデンティティ視点による作品への拒否反応と、今回の『俺妹』で18歳未満がエロゲを手にする事とメーカーが協賛した件で生じている問題とでは、論点がずれているように思う。 (TW発言)

 この度の問題は「現実と虚構表現を無理矢理混同させて非難」している事ではなく、単純に社会的なルールに関する問題です。

「18歳未満は購入できない」という前提が周知されているのであれば、『俺妹』の作中(虚構表現)のその行為は一般的(現実)にはダメなんだねっていう感じで、タブーに接するような虚構表現を楽しめると思う。読み手によってはタブーという罪悪感を含めて読み取られるのかもしれません。

 ただ、今回の件ではそういった販売が規制されている事がどこまで周知されているのかについて不安を感じずにはいられなかったので、批判や非難というよりも懸念を抱いたわけです
(よく冒頭とか終幕に表示される注意書きがありますけど、それだけだと見逃しやすいので、出来れば注意を促す表記が作中にでもあればその懸念は払拭されるのですけどね。勿論、一般的な注意表示だけでも制作側の責任は形式的には果たしてますが)


 とは言え、ねこねこさんの意見全てに反論するわけではないです。

“人生は、批判精神や解放体験を打ちのめそうとするタブーや禁止事項によって支配されるものではない” については無批判にタブーに支配されるべきではないという点ではウチも同意しますし、 “一人の芸術家の作品がその観点(作家の人格や主義)だけから判断され、糾弾されてはならないのだ” という指摘にも同意します。以上の引用元は『オリエンタリズム』で著名だった故サイード氏の記述なのですね。

 信奉するセルビア人作家がユーゴ内戦でどういった思想を抱いていたかまでは分からないのですが、ウチ的にもそれと作家作品とは切り離して考えてますが。そういう意味では作品と作家個人とを切り離す意見には同意する。 (TW発言)

(関連 追文 パヴィチ氏への理解と批判 「私は民族主義者ではない。貴族政治主義者だ」への批判)

“仮想の表現作品として、虚構の表現と外部を無理矢理くっつけた詭弁で不当に批判されるべきではないと思います”
 批判に無防備でいるべきではないし、作者の意図が絡む以上、その意図を伴った表現について作者は無責任であるべきではないですが、その作者による表現の自由は守られるべきであり、批判に対して反論する機会は当然にあるべきだと思います。
 その批判が表現の意図を読解したものでもなく単純に感情的嫌悪感だけに基づくものなら、それこそ詭弁でありその批判は底が知れたものです。
(その批判が作者にとっても一考に値するような批判であるなら、それは貴重な議論にも発展するかもしれませんし、その批判を捉えた上で新たな作品を作り出す機会となるかもしれません。ちょっと楽観的な考えですが)


【アニメ『俺妹』におけるエロゲメーカー協力問題】

この度の問題は「表現規制」という問題ではないのです。

「18歳未満の方はご購入できない」表記され、業界団体的にもメーカー的にも「18歳未満の人が購入する事」が好ましくない若しくは「購入お断り」としているルールや、更に加えると青少年保護育成条例といった法的な規制。 そういった規制で保護される本人がそれを逸脱している行為に対してどう考えていて、今回の「18歳未満の人が購入する事」という問題をどう捉えているか、そういった社会的なルールについての問題がテーマとなります。というかやっと本題に入った感じか(苦笑)。

この問題それ以前に、「18禁シール」とか「18歳未満には販売できない」といったエロゲ市場的な一般的ルールを逸脱している行為を、ルールを定め遵守する流通やメーカーは許容するべきではない、そういう……ラーメン延びるって呼ばれたので中断(ぇ

そういう社会的なルールの問題。そして遵守する立場からすれば慎重にあるべきで建前でしか述べられないと思う。

(TW発言 というか途中ラーメン食べる為に発言中断はさすがに無いなorz)

 まず、メーカー側はそれぞれの属する審査機関において倫理規程に従う義務が生じています。

「一般社団法人 コンピューターソフトウエア倫理機構 倫理規程」
(コンピュータソフトウェア倫理機構の情報開示にPDFで)

 第8条「販売基準」に、“(ソフト・作品等の)その対象とする年齢層を考慮した上で社会理念に適合した責任ある制作、販売態度が求められる”
 第12条にて「18歳未満への販売禁止ソフト作品(18禁)の判断基準」


「18才未満者への販売禁止ソフト作品(18禁作品)」
(コンピュータソフトウェア倫理機構 レーティング)

 販売対象者を社会理念に十分な認識を持てる年令層に絞ったもので、満18才以上を対象とします。
 18才未満者が購入及びプレイする事は出来ません。

「18才未満者への販売禁止ソフト作品」を示すものとしてソフトのパッケージにも年齢別区分販売を示すシールが貼られてます。

 そしてメーカーが厳守するそのレーティングが守られる事を前提に、メーカー・流通は販売店にその制作商品を卸して販売店が販売するというのが、エロゲ市場の大まかな構図です。

 倫理規定上では販売店についての規程がありませんが(意外ですが)、販売側が厳守する事でメーカー・流通側のルール厳守が成り立っていると見れば、間接的に年齢別区分販売を厳守する倫理的な義務を販売店は負っていると言えます。地方自治体の青少年保護育成条例も年齢別区分販売の義務を販売店に課してますし。

 つまり「制作・流通・販売」といった業界内としては業界的な倫理規定上でも「18歳未満への18禁ソフトの販売は禁止されている」という事です。


 今回、『俺妹』作中において中学生の娘さんが「18歳未満への18禁ソフトの販売は禁止されている」ソフトを購入していた事が描かれているそうですが、今調べてみた段階では、 代理人に購入してもらいそれを譲渡して入手しているのか、本人が買いに行っているのかがよく分からないです。原作を読んでいたり、それこそアニメの放映を見れば分かる事実関係なんでしょうけど。
(なお、18歳未満の人に譲渡されている場合についても販売店的には好ましい行為だとは思えないです)

 とりあえず「18歳未満の方が購入している」という事案について、上記の倫理規定で考えると次のような問題となります。

  年齢別区分販売の義務をショップは果たせなかった(条例違反・倫理規定違反)。

 故意はもとより過失であったとしても、販売店で生じた問題が大きくなれば昨今だと更に流通や販売にまで追及が及び、更には生じた問題とは別の問題まで詭弁で突き上げられる可能性もあります (完全にとばっちりだった去年の海外における事例が悪しき例です)。
 そういった大きな問題や摩擦が生じないよう販売店・メーカー・流通が倫理規定や条例を厳守しているのです。


 今回の問題では、幾つかのメーカーが実際に制作販売した作品が作中に登場したのですが、例えば単にイメージ表現でエロゲコーナーを描写する際に登場している程度であれば、まだ関わり方としてはマシだったかもしれません。
 けれども実際にはその娘さんが「購入していた(譲渡されていた?)」作品として登場してます。そのような関わり方が問題であったのです。18歳未満による購入を容認ないし黙認しているのかと。

 恐らくかなり厳密に見れば倫理規程の第8条「販売基準」 “(ソフト・作品等の)その対象とする年齢層を考慮した上で社会理念に適合した責任ある制作、販売態度が求められる” に含まれる「対象とする年齢層を考慮」する倫理規程の要望に反する恐れもあります。


 なお、ショップの陳列物として登場するだけだとしても「18歳未満には販売できない」と明示して誤解を与えないよう、メーカー側がアニメ制作側に意見する必要はあったのではと思います。

“はじめてお話を頂いた時の説明では、主人公たちが秋葉原のショップに行くシーンがあり、そこに陳列してある商品の1つにウチのパッケージを登場させたいというものでした”
(俺妹アニメ問題について協力エロゲ会社の中の人の言い訳。 )

 未成年者がエロゲを保有しているという原作での表現がどこまで周知されているかにも寄るかもしれませんが、依頼を受けるにしても、どういった取り扱いをするのかについてぐらいはアニメ制作側に説明を求めて関心を持って応じるべきだったかもしれません。大事な著作物を提供するのなら尚の事。 もしかすると信義則に反して無責任な扱い方だってされてしまう恐れもありますし、意図が双方でずれているという誤解が生じている可能性だってあるのですから。


※以上の個人的な見解については過敏とも言えるかも知れません。ですが、昨今の規制強化の魔の手は些細な事や、真実や真相を隠蔽した詭弁的な糾弾など、何をきっかけに規制強化か表現規制の不必要かつ過度の強化を謀ろうとするか分かりません。そういった意味でも、もう少し慎重にあるべきではないかとウチは思います。

『俺妹』におけるエロゲの扱いに関しては、『朝焼け前より甘藍色な』(笑)というようなパロディタイトルをアニメの方が勝手にでっち上げ、エロゲ業界的にはノータッチでいた方が、まだ倫理問題での摩擦は少なかった気がする。18歳未満に販売出来ないとメーカーはとっくに提示してる事だし。 (TW発言)

 とは言ってもやはり「18歳未満には販売できない」っていう注意書きやテロップぐらいは販売店的にも欲しいなぁ。 今週でしたっけ? 10月16日から放送開始のBS11『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はしっかりと見ますので。


※無論、誰かが未成年でも手に入れる事が出来ると誤解したとしても 販売店側がしっかりと18才未満に販売していない事を示してお断りすれば懸念される問題は生じない でしょうけど。という事なので現場的にもその辺りはしっかりしたいと思います。

(2010年10月6日 3:30)

(関連記事)
「アニメ版『俺妹』にエロゲメーカー協力問題」の論点整理 (平和の温故知新さん)
「18禁を未成年がプレイするシーンが登場する作品に、エロゲメーカーが協力することの是非」
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はエロゲー業界への「トロイの木馬」になりかねない(一本足の蛸さん)

「『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』1話に出た協力メーカーのエロゲーが特定される」の補足 (エンドーさん)

俺妹アニメのエロゲメーカー協力問題(笑)について一言言わせてくれ (Half Moon Diary:ラルフさん)

※4時半過ぎて明日に支障をきたしそうなのでツイッターまとめの方は明日帰ってから読みます。というかエンドーさんの調査能力がそのエロゲの山を全て解読していたのですか(苦笑)。

※なんか色々と難しく考えてしまっているだけなのかもしれないかもorz

(2010年10月6日 4:38)

※『ヨスガノソラ』と一緒に録画予約をセットしようと思ったら今週の番組表に無いのを見て初めてBS11での放送が10月16日からだと知りましたorz このアニメですが脚本を倉田英之さんが手掛けてるんですね。
 それから試しに原作小説の第1巻を買って帰ってます。


※ウチの立ち位置が(ユーザーの一人であると共に) 実際に18才未満に販売できない物を扱う販売店員であるというやや特殊な事情から、今回のアニメで描かれた「18歳未満への18禁ソフトの販売は禁止されている」というルールを逸脱している事と、ルールの遵守を求められる業界側がその問題点(ルール逸脱)を見過ごしてしまった事に対して「懸念」を抱かざるを得ないのです。

 ただそういった販売現場としての「懸念」も、「販売店側がしっかりと18才未満に販売していない事を示してお断りすれば懸念される問題は生じない」という結論で向き合い方は見つかりました。というか昨晩は延々と遠回りしていたのね(汗)。

 そういった「懸念」ですが、更によくよく考えると「18歳未満への18禁ソフトの販売は禁止されている」というルールが一般的に認知されているのかと不安視している事に意味してしまうな、とも後々思い当たってます(汗)。逸脱するような事が稀に見られるからなのですけど、ルールの浸透に疑問を抱く事はルールの根底を覆してしまう事な訳で、それはそれで業界の末端に属する者としては勇み足としか言いようが無いです(汗)。スミマセン。

「18禁を未成年がプレイするシーンが登場する作品に、エロゲメーカーが協力することの是非」

 再度繰り返しになりますが、改めて整理します。あるアニメに、 18歳未満の子が18禁エロゲーをプレイする描写が存在すること自体は問題がない、と僕は考えています。「反社会的行動を教唆する内容をアニメに描くべきではない」という表現規制論者の立場に与したくはないからです。(続く)
(maeQさん)

(続き)しかし、そうした描写のある作品に、 18禁エロゲーの制作会社が明確なエクスキューズを発することなく関与することは、関わり方の大小を問わず、問題だと考えます。それはエロゲ業界全体の自主規制の努力が有名無実だと公言することに等しく、法的規制を推進する流れに与しかねないからです。
(maeQさん)

「反社会的行為の表現」については既にウチは「その行為は社会的に容認されないという認識もなく注意も促されず、無批判に扱われている」事には懸念を抱いていると記してますが、とは言え、その表現の意図を理解する努力もなくただ一方的に批判し規制し禁じようとする表現規制論者に対しては、表現の自由を脅かす危険な存在だと批判的に見ています。
 続きのコメントについてはウチも同じ見解です。

“俺妹に関しては、昨今の規制問題でメーカーが一番敏感になってるはずなので、問題ありと感じたならメーカーが動く、と個人的には思っています。女子中学生が買うという設定自体がファンタジー過ぎて、現実感がないのですけどね”
(拍手より)

 釈明とかよりも、アニメ制作側に対して注意を促す表記をするよう求め、その上で年齢区分されているコンテンツをアニメでどう扱う方がベターなのかアドバイスをする、そんな感じでの建設的な協力をした方がいいのかもしれないし、もう少し距離を置く対応にした方がいいのかもしれません。 

(2010年10月7日 0:42)

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