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2012年3月21日 (水)

魔女っ娘と物部さんには普通じゃないヒミツが!? 児玉 樹さん最新作『まほマほ』

 (『まほマほ (1)』  児玉 樹さん)

 オリジナル連載だった『てるてる天神通り』に続き、去年にはオーガスト原作の『フォーチュンアテリアル』コミカライズも無事完結となり、 次回作は~と心待ちしておりましたが、その最新作で雑誌『月刊少年エース』連載の『まほマほ』、その単行本コミックがつい先日に刊行となりました!!


《ご近所で人気の魔女っ娘には、ちょっとしたヒミツがあるんです…?(帯より)》



 誌面連載の方は実はまぁ連載開始の告知ページをネットカフェでずいぶん前に見たのですが、雑誌は購入してないので、 この単行本を読むまでは「魔女っ娘」モノぐらいしか情報がなかったのですよね。ただ、オリジナル作『てるてる』でも人情モノな良い物語でしたから、 何も怖くありませんでした……魂珠が濁って~なのはあのアニメだけデス。


 とはいえ……先月ぐらいに角川書店の方で公開されたあらすじ にて初めて新しい物語の触りに接した時、


“メガネでチビな弾くんは、同じ図書委員の物部さんに淡い恋心を抱く思春期真っ只中の中学生。そんな弾くんには誰にも言えない秘密があって…!?”



 魔女っ娘って女の子のはずなのに「くん」だと……!? 以下ポルナレフ状態。
 誤植か何かか!? って思っておりました(苦笑)。
 で、発売予定日よりも早く店頭に並んでるのを偶然見つけたので購入し、心構えもないままページを開くと……あ!?


 なにがどうなってどうだったかについては~とりあえず伏せときます(マテ)。今言えるのは「表紙の魔女っ娘は確かに可愛い」ことだけデス。

 とりあえずそーやって不安を煽るとしまして~。お話自体に関しては原作以上に作品世界を深めた『Canvas2』コミカライズから 原作での各ヒロインルートをひとつの道筋へ紡ぎ描かれた『フォーチュンアテリアル』と、これまで手がけてきた児玉さんらしい丁寧なストーリーとなってますし、 『てるてる天神通り』のようにメインとなるキャラクター達を周囲が優しく見守り接してくれる、そんな児玉さんらしい人情モノな感じになってますので、 児玉 樹さんファンなら安心して町の本屋さんで手にとってレジへゴーだと思います


 実は単行本の裏面には、角川掲載のあらすじでは触れられてないこの『まほマほ』の要素が描かれてまして、 本作は真城寺 弾くんと「魔女っ娘」、儚い雰囲気の黒髪っ娘・物部小毬さんと「○○」が物語の鍵となってたりします。意外と言えば意外な組み合わせですね。  その「○○」たちについては児玉 樹さんデビュー作(!)の「快談 喜談 もののけ屋敷」から一部引き継いでいるんだそうです。 同人誌『えびてん』収録の作品もかな?


※ウチが保有する児玉 樹さん作品
『Canvas2』(エース桃組版と少年エース版)、『てるてる天神通り』、『フォーチュンアテリアル』
同人誌『えびてん』(2冊)

 同人誌『えびてん』は04年と05年発行のもの。01に『日迎山天狗ばなし』、02に『艶姿狐狗狸絵巻(再録)』が収録。コミック版『涼宮ハルヒ』のツガノガクさんとの合同誌です。 『快談 喜談 もののけ屋敷』は自分が『Canvas2』連載で児玉 樹さんを知る前の作品みたいなので未だに目にした事がないですね。

(以下、反転なしでネタバレあり)
















(ネタバレモード)
 前オリジナル作ではおチビな「福の神」など様々な「神様」が人助けやら騒動やら引き起こしつつ、その神様が見える「町内会長」という役職を担うようになったケーキ屋跡取り息子と、 幼馴染の和菓子屋看板娘のお話が描かれてました。

 そして今回はというと、「魔女っ娘」の家系である「真城寺(しんじょうじ)家」の長男坊が主人公です……というか母親に無理やりあんな役をさせられてると(苦笑)。 わ~~ガチで「男の娘」ですかよ!? もしかして~って思ってたらやっぱり(爆死)。そんな少年があんな表紙絵のような姿に変身とはまさに奇跡デス!! あ、確かに胸の辺りがすっとんだよな(W)。

 そのお相手となるメインヒロインの物部さんですが、この子自体、(連載見てないので)事前情報なしでウチは初めて見ましたから、 話が進むにつれて少しずつ見せる表情に目を見張りましたね。黒髪っ子だからもありますが、ふた房お下げとかポニーとか~(苦笑)。
 見た目おとなしめな雰囲気のその子ですが、その家系は「妖怪を使役する」一族だそうです。そんな血筋なので妖怪に関する知識はかなり深いというか、 いわゆるゴーストバスターな事もできるみたいですね(謂れを封じて妖怪の発生を防ぐとか)。妖怪退治モノな作品はこれまでいくらか読んでますけど、 特に「新月坂の怪」のエピソードなどは児玉さんらしいお話の描かれ方がなされてて、妖怪を封じるだけでありながら何とも物部さんらしい温かみが感じられました (同時にそんな血筋という孤独感も)。

「魔女っ娘」と対を成すもうひとつの要素は「妖怪」なのです。
 先の同人誌で妖怪モノも読んでましたからウチ自身は意外には思わなかったのですが、読んでてその妖怪設定できたんだ~~と読み進めていく手が弾みましたよ。
 その妖怪たちがまた、先の『てるてる』での神様たちのように賑やかで、それなりに妖怪らしい癖はあるものの、基本良い子ばかりです。 多少過保護気味だったり、恋話好きが居たり(このお姉さんも実はとある妖怪)と個性的です。話の展開的にはこの先に本気の悪意を持つような妖怪も登場するでしょうけど、 ピンチを乗り越えてきっとこの物部家の「妖怪駆け込み寺(!)」のファミリーに加わる事確実ですよね(笑)。
 ……そういえばメイン妖怪のうちの3匹は犬・猿・鳥なんだけどこんなトリオってアレなのか!?

 さて、第1巻では「弾くん」に物部さんのヒミツ・妖怪を使役している事がばれてしまいますが……。それに対してあ~たも普通じゃない(笑) 弾くんはどうリアクションをとるんでしょうかね(と、これは読んでのお楽しみで)。
 更にその先、弾くんの正体がどんな感じにバレてしまうのか!? 2巻目が早く読みたいですな!!

(2012年3月21日14:05)



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