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2012年5月11日 (金)

些細な出来事、その真相の深み 古典部シリーズ読み始めてます。

※GW後半戦からの6連勤で疲れたのか、2日の休暇はほとんど寝てばかりでしたorz

『坂道のアポロン』はBSフジで見た1話目が良かったので急遽(2話分ぐらい先行してた)広島テレビでの放送分を録画に追加し、 2話目をBSフジで押さえつつ4話まで見てます。遅い時間だからこれも録画で済ませますが。 ジャズ演奏に注目してましたけど……気付いたらテトラアングルという修羅場に(苦笑)。 青春ものを丁寧に描こうとしてる姿勢なんかは最近のキャラ重視な傾向と一線を画してて好感をもてますし、新鮮にも感じます。



『氷菓』はまだアニメ2話目しか放映されてませんが 原作小説の古典部シリーズは2冊目 『愚者のエンドロール』を読み終え、 3冊目『クドリャフカの順番』を読んでるところです(副題の「十文字事件」に話が踏み込んだかな)。あと、 品切れそうだったから4冊目『遠まわりする雛』も購入済み。
 1話目の後半(コミック版第2話)の「秘密倶楽部」事件はその4冊目の1話目から持ち寄ったお話だったとはね。 先にコミック版で話を読んでからアニメ1話目を見て、原作を読み始めてという順番だったので、 買ってきた原作4巻を昨夜寝る前に見て初めて気付いたのです。

 1巻目の「氷菓」事件についてはアニメの方で3話目より本格的に話が進み始めるんでネタバレ反転しますが、 古典部の文集「氷菓」を巡る物語はこれから何度もつまずきと結論とを行き来しつつ、 そのタイトルの由来を含めて学校の過去の出来事などが絡み合って意外な結末に至ります。

 2巻目『愚者のエンドロール』については、解決編が出来上がらない自主制作の映画(密室殺人) をどう解決に導くかを推理していく話なんだけど、これについて合理的な解決を奉太郎は示すけれども、 それよりももっと根幹的なところに真実があるという意外性に驚かされましたし、 このシリーズにおいては非日常性(殺人事件や学校が臨時休校になるレベルの大事となるような犯罪) は出来るだけ避ける方針が示されたと思いました。
(もっとも、平穏性を志向とする奉太郎が探偵的なことを嫌がってる所でも日常性を保つことは1巻目で早々に示されてはありますね。 あくまでも千反田えるが2巻目の最後で言葉で示したという意味で方針がより明確になったかなと)
 3巻目『クドリャフカの順番』はまだ途中までしか読めてないんで、その方針が確かかは未定で、 もしかするとウチの思い過ごしって可能性もありますが。

 2冊まで読んでみての印象は、とある些細な事件を追っていくうちに二転三転の後、 決して多くの人々にとっては大きな話題性のあるような真実でも大変な結末でもないんだけれども、 それでも深みのある思いがけない真相、特に関わりのある人らにとっては意味の深い結末に至る、 そんなパターンを有してるかなという事でした。
 あ、これについてもシリーズを読み進めていくと残念、思い過ごしでした!となるかもしれませんが。

 結末の意外性もですが、原作の各巻での登場人物についても、狭い学校内だから当然といえば当然かもしれませんが、 他のエピソードで関わりを持つ事があるみたいなので、そういった横繋がりな拡張性ある所も個人的には好みに合うなっていう感じで、 そんなこんなで古典部シリーズに只今ハマってます(苦笑)。


 原作5冊目の『ふたりの距離の概算』は6月22日刊行かぁ、 ずいぶんと先だ。

“春を迎え2年生となった奉太郎たちの古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げる”

というか2年生でのエピソードが始まるって事は更にこの先も続くという事かな。 アニメ放映後も楽しめるシリーズとなりそうです。

(2012年5月11日 0:21)



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