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2012年12月23日 (日)

2012年のウチが見たアニメで印象に残ってるOP/EDとか雑記

※BSデジタルで多く見れるようになってましたが、今年は一段と多くの作品を見てきたかなぁと、 今年放映のリストを見て思うのでしたが、それでもOPやED映像がどんなだったかについて、 ……覚えてない、のとか結構あったり(爆死)。

 とりあえず、ウチの中での今年良かったアニメOPは次の作品でした。 それぞれの印象とか思い浮かんだ事とかちょっと書き留めておきます。
 なお、BSデジタル全国放映と広島県内地上波の放映アニメ及び余り遅くない時間の放映しか見てないし、 その範囲内でも全部は見れてないので、ウチが見てないアニメは取り上げてません(BS11深夜3時は遅すぎて見れんわ~)。



■『偽物語』
※前の『化物語』に比べるとOPの種類は3本と少なめですけど、 特に月火編「つきひフェニックス」OPは、 ちょっと変わった感じの盆踊りとか、髪型が次々と変化したりするシーンがあったりと、 ぶっちゃけ色々ネタバレ映像なんですが…種明かしは「つきひフェニックス」でですから問題ないか。 特にその髪形が次々変わるシーンは、『化物語』キャラの中でも(髪が伸びるのが早いらしくて) 確か一番髪型が多彩なだけに描写的に面白いですよね。


■『Fate/Zero』(第2期)
※この第2期OPは……希望と絶望とが裏表に合わさってる歌詞が衛宮切嗣の生き様と末路を表し過ぎてて酷い(褒めてる)。 映像の方も前半は各陣営の様子を描く事でリスタートを切った事を示しつつ、 第四次聖杯戦争の末路を表すかのようにドス黒いバッドエンドに落ちていくような雰囲気に満ちてて、 切嗣の幼少時代との対比というか落差がそれをさらに強めてるなぁと感じました。


■『坂道のアポロン』
※少女マンガ原作なので縁無いかなぁと思ってましたが放映開始と共にジャズのセッションシーンなどで注目された事から、BSフジで最初の見た後に広島でのノイタミナ枠での放送に急遽追いついたという(苦笑)。

※昭和の佐世保の街や空をバックに描かれる青春群像とジャズ演奏模様、そして画面に流れる譜面記号。 主題歌の雰囲気もか懐かしさのこみ上げてきそうなOPでした。


■『あの夏で待ってる』
※8ミリカメラで撮影してるって雰囲気と、この作品における日常の中に溶け込んでる不可思議さが、 OP前半のキャラそれぞれのカットで表されてるけど、そういえば檸檬先輩だけ振り返っていたのは… 知ってたからかと今更納得。撮影活動を映し出すカットでも檸檬先輩はカメラ目線に気付いてたし。 その撮影活動とかカップル(未満?)とか『坂道のアポロン』とはまた違った雰囲気の青春群像というか リア充してるなぁと羨みますわ。


■『キルミーベイベー』
※本編内容はずっとボケ突っ込みばかりだったような気がしてネタを全く覚えてないんですが (ソーニャちゃんが殺しの仕事をしたのを見た覚えが無いな)、 OPだけは…「きるみーべいべー」って繰り返す妙な歌をバックに、 宇宙人に拉致られたアホな子をソーニャがUFOに突入して救助に向かうが……というすごくおバカな内容過ぎてて、 記憶消したくても消えてねぇよ(爆死)。
 EDも確か変なダンスだったなぁ。


■『妖狐×僕SS』
※OPは前髪姫カットな黒髪の白鬼院凜々蝶様を愛でる御狐神双熾の気持ちが良くわかるわぁ、特にその御手を握って言葉を掛けるところとか。あと、他の住人の紹介カットも人間の時と先祖返りした姿が短い間隔に一気に登場してくるから、 放映の度に良く見てみようとしてました。
 ED映像はそのエピソードに関わる人物によるオリジナル映像ばかりでしたが、 花澤香菜さんが劇甘にデザート平らげながら歌い上げてる髏々宮カルタのED映像 はやはりすごく良いですなぁ。
 そして秘密の部屋に飾られてる凜々蝶様の写真が増えてる御狐神双熾ED映像、 お前怖いよ(苦笑)。
 青鬼院蜻蛉EDの「SM判定フォーラム」。 歌自体も「チーン」で伏せてるとかありえないし(苦笑)、 そもそも歌というかライブでアドリブでノリノリにMCしてる感覚過ぎて酷いというか面白い。 キャストから製作スタッフ、更にはスポンサーまでSかMか自己申告させてたり、 ここまでネタに走ってるのは今期無かったかも。


■『LUPIN the Third -峰不二子という女-』
※深夜アニメという事で不二子がヌードでというのも強烈でしたが、 歌ではなくBGMと映像に沿って詩が朗読されているというのもユニークで、 そこが、これまでにないエロチックさを描きながらも上品に仕立て上げてるかなと感じましたね。
 ちなみに広島では8月の深夜から放送始まってて、ウチは録画したのを居間で見ておりました(苦笑)。


■『もやしもん リターンズ』
※ClariSが主題歌をした事でOPは注目されてましたが、作品自体は良くわからなかったし、 そこまで注目してませんでしたので、当初はOP映像目当てに広島ノイタミナで録画してたんですよね。 アニメ作品自体は前期を知らないままでも農大青春ものとして結構楽しめましたです。

※OPは主題歌の曲調に合わせて~で、特に細かい菌たちが大量に登場してるシーンの賑やかさは良いですね。 EDも色々な菌をキャラクター化して歌詞に合わせて登場させる(何度かは細菌紹介歌詞に) ってところが面白くて毎回見てました。


■『じょしらく』
※EDのももクロの曲は、古典落語を交えながらハイテンションに景気良く元気が出そうな感じ歌ってますな。 SDキャラとかの動きも良かったです。この曲も紅白で流れるのかなぁ。


■『氷菓』
※今年はこれと『ビブリア古書堂』読んで「日常の謎」という推理物のジャンルを知りましたな。

1クール目OP「優しさの理由」はまだ始まったばかりという事からか 『氷菓』の登場人物とアニメのモデル地である飛騨高山という舞台背景の紹介をメインに、 2クール目OP「未完成ストライド」は奉太郎の夢という筋書きの中で、 後半の「クドリャフカの順番」から「遠まわりする雛」までの場面を先行して流す事で 2クール目で語られるエピソードへの期待感を高める構成に、そろぞれ違った方向性をもって描かれてるなと思いました。 それと2クール目OPは奉太郎が千反田えるに救助される最後のシーン見てるとね、 どっちがヒロインかわからなくなりそうでしたわ(苦笑)。
 EDも1クール目と2クール目ではかなり雰囲気変えてますよね。 1クール目「まどろみの約束」では えると摩耶花だけを中心に夢のような雰囲気を持たせ可愛らしく描き、 2クール目「君にまつわるミステリー」ではこの作品が推理物だという事とか、 作中でもそのネタが取りられたりしている(「愚者のエンドロール」)という事から 「シャーロックホームズ」のコスプレする古典部の4人が登場し、追いつ追われつしてるのをコミカルに描かれてます。 1クール目が女の子2人だけの世界というのに対して2クール目が古典部の4人でコミカルにと描き分けてるのは、 古典部に集ってきたばかりだった4人(特にえるは3人とは初対面) がそれなりに打ち解けている(奉太郎はクールを装ってるままだけどな)という変化を表してるのかもしれません、多分。


■『モーレツ宇宙海賊』
※見た目のイメージと違い、思ってたよりもしっかりとSFしてるアニメで、見てて面白かったですな。 映画でまた続きが見れるそうですが……2014年と結構先だな。

※OPは『じょしらく』EDと同じくももクロが担当。 ハイテンションですけどヒロイン・茉莉香の海賊スタイルらしい勢いがある曲でしたから、 放映終了から暫くたってるのに結構印象に残ってます。


■『ジョジョの奇妙な冒険』
※とりあえず第2部OPまで見れてますが、まずは第1部だね。
 第1部「ファントムブラッド」OPについては、 カットのパーツそれぞれについては原作漫画のカットを無理やり加工して動かしてるからか、 表情や動き、身体のパーツなどがぎこちないという違和感を当初はかなり感じてましたけど、 なんだろう、途中から見慣れてきたからか、それとも歌の歌詞に原作の名セリフとかキーワードが満ちてるからか、 原作名場面を映像化して濃密に詰め込んだこのOPに魅入ってしまいましたね。
 第2部「戦闘潮流」はまだ見慣れてないので、第2部登場人物の紹介をメインとしつつ、 あの「ジョジョ立ち」を超スピードなダンスのように過速度に描いてる事から目が追いついてないです(爆死)。
 EDの方は「石仮面」とかのルーツであるアステカ文明っぽい背景画と、 雰囲気ある英語歌詞の歌とが重なり合っててロードムービーのようなと言うんでしょうか、結構印象的です。

※かなり昔に連載で読んでました第2部がこの年になってアニメ化するとは予想だにしませんでしたわ。 一番よく読んだエピソードですからこれからのアニメ進行が楽しみでならないです。


■『ヨルムンガンド PERFECT ORDER』(第2期)
※第1期OPがI'veらしい雰囲気が独特な曲だったからか、第2期OPの曲はちょっと普通かなぁと思ってましたが、 ヘッドフォン掛けて音を拾った時にリズムがテンポ良い銃撃音のような感じでしたので、 作品にあった主題歌だなぁと印象変わりました。
 第2期OPのカットは第2期での舞台となる場所とかそこでの戦闘シーンを先行してのもので構成されてましたね。 そのカットのシーンが放映されるまではどんな銃撃シーンになるんだろうと期待感を抱かせ、 その場面が放映された後は見る度にあの時の銃撃戦はやばかったなぁ(笑)と思い起こさせるという感じに、 作品第2期全体をうまくフォローしてるOPになってますね(ちょうど『氷菓』2クール目OPみたいにですね)。


■『ソードアート・オンライン』
※1クール目のアインクラッド編OP「crossing field」は オンラインゲームである事をデジタル数字などで表現しつつ、 まだ物語の始まりだという部分を意識してメインであるキリトとアスナの紹介に時間を割きつつ、 この夫婦のコンビネーション攻撃とか仲の良さを描いているという構成ですね。
 そして2クール目のフェアリーダンス編OP「INNOCENCE」は アルヴヘイムというオンラインゲームが舞台ですけど、 ゲームというよりもファンタジー世界って事を強調しつつ、 その代わりにキリトが生還を果たしている現実世界を並行して描く事で仕切りを入れてる構成になってますね。 登場人物の紹介もファンタジー世界と現実とを仕切る役割を担いつつも、 アインクラッド編よりもキリトと関わる機会の多い人物がいるからか、 チラッと登場するだけの1クール目キャラ紹介より少し多めに時間割いてるます。 あと、本妻アスナさんに代わり新たなるメインヒロインとなってますキリトの妹・ 直葉を冒頭にアスナと続いて登場させたり最後にも登場させるなどしているので…… 本妻よりも存在感出してますな(マテ)。
 アルヴヘイム編OPはそう言えば、例の世界樹の根元のガーディアン戦が平面的に描かれてたなぁ、 実際には筒のような空間を登る戦いでしたので。

※『ソードアート・オンライン』のストーリーは、 (ウチが知ってる範囲で余りそういった傾向のを読んでないからなんですが) 最近では逆に珍しいんじゃないかなって思うくらい、 悪者を倒して姫を取り戻すとか、生還を果たすといった、割と古典からある構造の話を備えてますよね。 その下地に加えて、作者自身が抱いているんじゃないかと思う仮想現実世界の未来像から、 この作品は『アクセルワールド』と共に育まれたように思います (『アクセル』はまだアニメの方しか内容知らないんですが)。 というか『ソードアート』の最新エピソードもそれを踏まえてますし、 これからどういう域にまで行き着くのか興味が尽きません。
 それよりも、「ガンゲイル・オンライン」編とか「マザーズロザリオ」編、「キャリバー」編など、 アニメか早くって言うエピソードが控えてますが(苦笑)。  このアニメ化で描かれました「アルヴヘイム」がデスゲームじゃなかったから温いって思ってる人、 早く「マザーズロザリオ」編まで原作に辿り着いておきましょう。




※今年のアニメについてはだいたいこんな感じでしたな。 なお『サイコパス』はまだ折り返しにもなってないんで来年に感想とか持ち越します。

※アニメを見てから原作に手を出したタイトルは、今年は『氷菓(古典部シリーズ全て)』と 『ソードアート・オンライン』ぐらいですか…意外と少ないように見えて冊数は(汗)。

※2013年は原作既刊分を読み終えてる『はたらく魔王さま』に期待してる所ですが……お願いです、BS11での放映を~。 あと、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』2期もありますし、 今年のようにまだウチの知らない面白い作品が控えてるのかもしれませんね。

(2012年12月23日 22:24)




※と、ここまでの記事をUPしました晩にBS11で『中二病でも恋がしたい!』『To LOVEる ダークネス』が放映されるのを思い出し、書き忘れてるわ~という事で、ちょっと追記します(爆死)。


■『中二病でも恋がしたい!』
OP「Sparkling Daydream」は多くの部分で映像枠を左右に分けての構成にすることで、 別々のシーンを結びつける面白い映像にするだけでなく、 この作品のテーマの一部を成すと思う「理想と現実」など色々な意味での対比関係をより強調させてますよね。
 その中でもヒロイン4人それぞれの紹介シーンは、 対比的にいくつかのカットが映し出しててなかなかユニークだったけど、 その対比してる事を強調してか(理想と現実とか表と裏とか)目まぐるしく変化するのですが、 カットでの振る舞いが途切れ途切れに映るから曲のテンポとちょっと合わなかったようにも感じました。 しかしながらカットそれぞれの振る舞いが結構いい動きでもあるし、 もりさまやくみん先輩・凸守にとっては一番の見せ場でもあるから意外と見入ってしまいましたから、 なんだかんだで印象的な映像シーンになってます。
 ちなみに放映序盤では上記のそのヒロイン紹介映像は 画面を半分に分けて左右交互に目まぐるしく変化させてたんですけど、 それを追って目を左右に振るのが辛かったです(苦笑)。何話目かからは片方にだけになったんですが(苦笑)。


■『To LOVEる ダークネス』
OP「楽園PROJECT」はやっぱりI've系の曲はかっこいいなぁと思う主題歌。 それからなんとなくなんですが、ララとモモとナナが廊下にて居並ぶシーンの僅かずつスクロールする所とか、 攻撃から後退するモモが地面を叩いて植物みたいななんか凄い触手を召還する所なんかが、 曲と相まってかっこいいなぁという印象を持ってます。


(2012年12月26日 15:56)


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