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2021年12月 1日 (水)

『推しが隣で授業に集中できない!』 アイドルファンな方にお勧めです。

『推しが隣で授業に集中できない!』  原作:筒井テツさん 著:菅原こゆびさん



『推しが隣で授業に集中できない!』はタイトルで説明完了というアイドルファンなモブ(主人公)にとって夢のような展開を具現化したお話です。

 お話の中では推しで友達(!)の吉田ちひろとの学園生活が、アイドルとの両立の忙しさとかがリアル感もって描かれてます……勉強、がんばって(苦笑)。

 アイドルの子を中心としたお友だち関係に限らず、クラスメイトとの学園生活、部活動、更には「アイドルなんて……」って思ってた生徒を立派なアイドルファンにしてしまうなど、アイドルが学園生活に紛れてっていう状況が満喫できるマンガですね。もちろん、ちひろと所属グループ「春色サンシャイン」のステージシーンも登場します。
 アイドルコンテンツにハマっててモブ視点から友達始めたい妄想お持ちの方ならハマリそうです。

(ここからちょっとネタバレ。未読な方はまずは ためし読み を~)

 


 そんな推しのアイドルと同じ学校だけでも、同じクラスだけでも夢のような展開なのに、更に隣の席で、お友達にまでなれただけでも幸運な主人公の間中咲子ですが、そんな超ラッキーな展開になったが故の苦労が色々と……ほら、タイトルにも書かれてるし(苦笑)。

 特に苦労ごとといえばやはり、同じちひろちゃん推しだった外澤磨彩との関係でしょうか。憧れのアイドルと「同じ学校」になったという幸運を、たまたま同じクラスで席が隣なだけのヒョコッと現われたモブファンに美味しい所まで掻っ攫われたもんだから、完全に闇落ち状態で咲子は対面してます(と言うか攻撃されてます)。
 けれども、元々咲子が良い子過ぎるからか、同じファンとして屋上の昼食会に招いたり、三人で行動を共にするようにしたりと試みていて、気付けば3人でいることが多くなってきます。
 時々、咲子に素直に応えたり感謝したりするようになってはいますが、まだライバル視してる感が強い印象でしたが、11月ごろからの三人での旅行編からWEB版を見ていて、旅行でのトラブルやその後の磨彩の気持ちの変化には、正直目を見張るものがありました。なんかやっとライバル視からほんとうの友達になれたような。
(※単行本読みしてたので、3巻後からWEBでの11月配信までの間、野外ライブでの出来事はまだ読んでないんです。12月発売の4巻に収録?)

 もしかしたらこれがひとつのステップで、次にはもう少しだけ三人の関係も変化があるのかもしれないかな? ともかく来週ぐらいに発売の第4巻を楽しみにしてます。

(2021年12月1日18:40)

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