2012年10月 2日 (火)

『水平線まで何マイル?』PSP移植!? ……新ヒロインがまた西鉄宮地岳線に由来してますね(笑)。

※広島での雑誌発売が(土日挟んで)全国より2日も遅くなる件については(以下略)。

 いつも情報遅く手元に届くものだから、大抵は既にネットとかで公式の記事情報とかも上がってくるのを見る方が 早いんですが、今回の情報は(雑誌発売から時間が経過していたのに)実際に雑誌を手にとって読むまで全く知りませ んでした。
 え、あの移植の話が復活!? って。


『水平線まで何マイル? ORIGINAL FLIGHT』
(アルケミストの公式サイ ト)

原画:深崎暮人さん黒谷 忍さん
シナリオ:南総鐵道さん・田中ロミオさん

“原画・彩色・シナリオのオリジナルスタッフが集結”


◆新ヒロイン「香椎真澄」を追加
 (CV:喜多村英梨さん 転校生・方向音痴・夢見がち・宇宙に憧れ)
◆千鳥水面のシナリオを新たに書き下ろし
◆PC版樹zんヒロイン5人にエンディング後の後日談を追加
◆新OP曲・ED曲を追加


※田中ロミオさんは……新たに参加されたという事かな?(新規シナリオを一部担うとかで)

 えっと、『水平線まで何マイル?』PSP移植の件は、確か一番勢いがあった頃に雑誌へのマンガ連載(こちらは連載開 始前に中止)と共にあったらしい?メディア展開でしたが、PC版のメーカーが色々とあって無くなってしまいましたの で、そのまま有耶無耶になってしまったと思います(色々とあったみたいで)。


■コンシューマ移植と言えば「新ヒロイン」追加! 本作でも新ヒロインが登場しますね。
 原画が深崎さんか黒谷さんかは絵柄が似過ぎてて判別困難……(『失われた未来を求めて』でもお二人がヒロイン別 で担当されてますが、眼とか顔ラインとかの特徴ですら見分けられなかったし)。印象的には眼の感じから黒谷さんじ ゃないかなぁと推測してますが違ったらゴメンなさい。

 問題は「香椎真澄」という名前です。

 特に福岡市に一度でも住んだことがあれば誰もが知っている地名・福岡市東区香 椎、西鉄の宮地岳線もそこを走り「西鉄香椎駅」もあり、鹿児島本線と香椎線が合流するJR香椎駅 もある福岡市の拠点地区のひとつです。(ウチは大学時代に住んでた所からやや遠かったので数回足を運んだ程度でし たが)

 その駅名を冠しているというのもポイントですが、もうひとつ、『水平線まで何マイル?』(『失われた未来を求め て』での「旧内浜学園前駅」のモデルとなった旧「西鉄香椎駅」(松本清張の小説『点と線』にも登場)でもあるというポイント があります。なお旧駅舎については西鉄貝塚線(旧宮地岳線)高架事業で改築されてしまい失われてます。


※宮地岳線⇒現在は西鉄新宮駅より先が廃線となり西鉄貝塚線に改称
(「関東と福岡の乗り物のページ」さ んに現状とか廃線区間などのレポと写真が掲載)

名香野陽向→名香野駅(なかの)⇒2004年に「西鉄千早駅」へ改称

宮前朋夏→香椎宮前駅(現存)

香椎真澄→西鉄香椎駅(現存)

古賀小夜子→古賀ゴルフ場前駅・西鉄古賀駅(廃駅)

花見麻里矢→花見駅(廃駅)

津屋崎湖景(こかげ)→津屋崎駅(つやざき・廃駅)

※千鳥水面は福岡県古賀市内にあるJR鹿児島本線の「千鳥駅」に由来かも?

※名香野駅は国道と鹿児島本線の香椎操車場地区の間に挟まれた狭い場所にかなり簡易な片面ホームを持つ駅として あったのを大学時代に自転車で通過した時に見たことがありますが、その後の香椎操車場地区跡の副都心再開発と連 続立体交差化工事でJR新駅と一体化したかなり近代的で立派な駅舎にリニューアルし「西鉄千早駅」へ改称してます 。



以前にもウチで 記載してましたが、『水平線まで何マイル?』のモデル地について。以前に他の方が写真入りでレポされてますの で、改めて紹介。
抹茶味chips:いまそかり さん(2009年春頃)
ゆっきーの散 歩Blog:ゆっきーさん(2009年春~10年夏頃)


◆国営内浜駅 ⇒ JR君津駅(千葉県)
◆内浜崎海浜公園 ⇒ 富津岬(千葉県)
◆旧内浜学園前駅 ⇒ JR佐貫町駅(?)
◆内浜マリンパーク
  ⇒ 海浜幕張駅正面のシネプレックス
    三井アウトレットパーク(内部がモデル)
◆南総鐵道・国営内浜駅前(電停)
  ⇒ 都電荒川線・飛鳥山駅



※この『水平線まで何マイル?』でも語られている数年前の出来事が描かれました作品『失われた未来を求めて』のメーカーTrumpleさんも7月27日をもって活動停止となりましたが、今回のアルケミストからの 『水平線まで何マイル?』移植と合わせて、こちらの移植にも期待したいところですね。

 ちなみに、SASAYUKiさんが連載された 『失われた未来を求めて』コミカライズの2巻目が11月26日に刊行予定です。


深崎暮人さんについても、


電撃文庫『クロクロクロック』
(※まだ1巻目。6巻まで出るらしい名古屋周辺が舞台の群像劇?)

◆電撃入間文庫『アラタなるセカイ 現在編』(以上 入間人間さん関係)

富士見ファン タジア文庫『冴えない彼女の育てかた 2』(著:丸戸史明さん)


と、書籍関係でもイラストの仕事をされてますね。


※年末は予算的にもどうなるかわからない感じなんですが、あの教官との会話もPC版では面白かったし、 雰囲気的にも結構好きな作品でしたし、後日談まであるとの事ですから、何とか頑張って買えるようにしたいと思い ます。遊ぶ時間あると良いんですが……。


※『水平線まで何マイル?』と『すまいるCubic!』のサントラは羽鳥風画さんやHIRさん、橋本鏡也さん、KIYOさんが 参加されてますし、ヴォーカル曲もどれも素晴らしいので、サントラCDは探してでも聴いてほしいですね。 クリアなBGMは特に夏に聴きたくなってきます
(と言うか羽鳥風画さんやHIRさん、橋本鏡也さんってマンガ『いいんちょ。』5巻限 定CD「痛校歌」クレジットにギターとか歌唱、スペシャルサンクスで名を連ねてるんですけど(苦笑 )。)

(2012年10月2日 14:55)

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2010年8月 8日 (日)

女の子に「振り返ったら殺す」って追いかけられるフォークロアなラブコメ! サイトウケンジさん『101番目の百物語』

 (MF文庫『101番目の百物語』)

※サイトウケンジさんのMF文庫『101番目の百物語』読了。
 ホラーちっくなお話だとは表紙絵を見る限りは全然思いもしなかったのですが(苦笑)。
 それはともかく、テキストのテンポやノリは個人的にかなり波長が合って楽しめたかと思います。 いきなり人形に追いかけられ「振り返って姿を見たら殺す」なんて言われたり、「ハーフロア」という存在にさせられたり、 別のロアを探し出す事となったりと、主人公色々と生命の危機的に大変ですね。
 ロア(フォークロア=都市伝説)やその特殊能力設定は中々ユニーク。 このお話は美少女なロアを服従させて主人公がハーレムを築いていく物語です(マテ)。「サイテイです」と一之江瑞江に冷たくなじられるお話でもある(苦笑)。

 主人公と一之江瑞江のやり取り見てると「サルサ」のボケを冷静に快刀乱麻に突っ込む「リトス」というあの「トルティア姉妹」を思い浮かべてしまうのは、 『祝福のカンパネラ』のシナリオを書かれた方のオリジナルノベルだからなのかも。
 サイトウケンジさんは個人的に話のテンポが好きだった『水平線まで何マイル?』にもシナリオで参加されてたそうだし、 『失われた未来を求めて』(Trumple)にも参加されるとの事です。これは(あくまでもウチ的な好みなのですが)作家買いしてもいい方なのかもしれません。

 この『101番目の百物語』は、どうやらこれ1冊で終わる訳ではないっぽいですね。新しいフォークロア事件も楽しみにしております。

(2010年8月8日 22:45)



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2010年6月30日 (水)

TRUMPLE(トランプル)第一作『失われた未来を求めて』公式ページ簡易まとめ?

 (Trumple)

(7月2日朝 『電撃姫』での情報を少し補足追記)

※6月30日21時、謎のカウントダウンがゼロを迎えた時! ……余りの注目振りにアクセスが集りすぎて表示しづらい事態になってしまいました。

 それがすぐに回復するかどうかよく分からないので、とりあえず簡易まとめをしときます。なお、詳細な内容まではフォローしませんので、公式ページ復活をお待ちくださいな。
(掲載しているバナーとそのURLは臨時に掲載しているものです⇒7/2 差し替え)


失われた
未来をLL
求めてLL





原画・キャラクターデザイン : 深崎暮人 黒谷忍
シナリオ : オオタリョウ サイトウケンジ 沢柾機
音楽 : 羽鳥風画   主題歌 : 橋本みゆき


◆【物語】

「これがこの校舎で行われる最後の文化祭だから――」
“21世紀の初めの、秋の内浜地区。 内浜学園は歴代最高潮の盛り上がりを見せていた”

◆【登場人物】

「佐々木佳織」 二回生 B組
  第三十三回・お嫁にしたい選手権、二年の部ダントツ一位

「支倉愛理」 二回生 A組
  合気道の達人・天文学会会長

「古川ゆい」 一回生 A組
  時季外れの寡黙な転入生

「華宮風沙」 三回生 C組
  毒舌教師ブレイカー

「長船・KENNY・英太郎」 二回生 C組
  アメリカからの交換留学生

「秋山 奏」 二回生 B組
  主人公

※以上の全員が「天文学会」所属

※他、サブヒロインが二人!
「眼鏡っ子」「黒髪セミロング」


◆【ダウンロード】

「バナー」ページが公開

 200x40サイズ 180x180サイズ 400x80サイズ 120x600サイズ 各7種類

 600x120サイズ 1種類


◆【ギャラリー】

「支倉愛理」「古川ゆい」「華宮風沙」のイベントCG合計3枚が掲載。
 最終的には15枚が公開予定の模様

※と大まかにはそんな感じです。詳細は公式ページ安定まで待て!

※黒髪おさげというだけでもウチの注目ポイントが高い「支倉愛理」ですが、誕生日がウチと一緒というのがちょっと嬉しかったかも。ギャラリーでは大きく蹴り上げているカット……というかどう考えてもおパンツ要員だよな(苦笑)。


※2030年が舞台の『水平線まで何マイル?』予約特典冊子『Uchihama Trekker』とイベントで配布されたりしたファイルには21世紀初頭についての記述があります。

【2007年】
●南総鐵道は車両検査の費用を捻出できなくなり減便となるものの観光資源で経営再建中。
●南総自動車道全通に伴い内浜への観光流動が不振に (2030年には東京通勤者が増えてベッドタウン化)

【2010年】
●南総鐵道は東内浜信号所~内浜崎間を廃線としバスに転換。(旧)内浜学園前駅も廃止。 東内浜信号所~国営線内浜駅前間をCLERT方式の路面電車の新線に。
●一部廃線に伴い、「内浜学園」も50kmほど都心寄りに移転。

 つまりは学園前を通る鉄道線が廃止となる直前、それに伴い移転する事となった『内浜学園」。その最後の文化祭に向けて活動する「天文学会」の模様が描かれる青春学園物といった内容みたいです。

※6月30日発売の『電撃姫』にて紹介記事とかが挙がっているそうですので。入荷が一日遅れてるエリアに住むウチは明日買ってくるんですが、どんな感じで紹介されてるんでしょうね?

(2010年6月30日 22:30  関連 リスタート第一報の記事

※『電撃姫8月号』記事からの補足

◆【登場人物(補足)】

「佐々木佳織」
「支倉愛理」

「華宮風沙」
  天文学会先代部長(会長) 生粋のドS

「古川ゆい」
 血液型:Ag含有冷却オイル型


「長船・KENNY・英太郎」

「秋山 奏」
 佳織の家の離れに間借りしている。
 部内では便利屋扱い。

「会長」
 内浜学園執行部の会長。
 天文学会の行動力に期待を寄せている。

「山賀寧子」
 執行部副会長。
 物事を決め付けては成す悪癖があり人望が余り無い。
 会長に惹かれている。

「本城作之進」
 華宮家に仕える執事。凪沙のボディーガード。奏を嫌う。

「小川光憲」
 天文学会顧問

「佐々木詩織」
 佳織の母。国立科学研究所の学者。
 秋山 奏の両親とは同僚で奏を3年前から面倒見ている。
 娘が奏と付き合うと面白いと思っている。

「東 八重子」
 現代理論学会に所属する先輩(三回生?)。運の悪い子。
 構内で起こる不思議な事件に巻き込まれる事になる。


※これはこれは……予想もしない方向から面白いネタが投下された感じです。

 当初はパジャマ姿が上着だけ下はパンツと生足が眩しかったり(爆)、ポニーテールもする事に注目してた「古川ゆい」にナゾ設定発見。 舞台は21世紀初頭(2010年前後)ですが、一見現代と変わりない雰囲気だけど俄かにSFちっくな空気が流れ込んできた感じがしますな。 佳織と奏の両親の仕事も国立科学研究所という事だし、何らかの関わりもあるのでしょう。

 それからもうひとつ注目なのは「(執行部)会長」だったりします。 第一印象でも偉そうにしている割には悪役っぽくもないし、プロフィールでも寧ろ人望が高く、天文学会に期待しているというように、とりあえずかなり信頼できる人物に見えます。と、そこまでが本当に第一印象。
 しかし背の高さや強い意思を持った眉毛、鋭い眼光、揉み上げとか髪型……何か見覚えありません?(苦笑)

 で、当初ウチも見た目だけで掲示バナーに選んでいたのが雑誌で名前を初めて知った「山賀寧子」でした。
 この子、本作の悪役っぽいけど悪役になり切れないキャラな感じです(苦笑)。前作の名香野陽向・執行委員会委員長という例もあるし、空回りして周りから弄られるという意味で活躍する事を期待かな(個人的にもちょっと応援)。


※前作『水平線まで何マイル?』でも、バブル崩壊後のような取り残されたみたいな風景や現代とは余り違いの無い雰囲気と、パソコンが透明ディスプレイとなったり電動自動車やモーターグライダーが存在してエネルギー転換が進んでいる未来とが同居している独特の雰囲気がありました (もう少し未来っぽさを設定で推してみても良かったかな)。
 そんな2030年に対して、『失われた未来を求めて』はそれから20年前と推定され科学技術レベル的にはやや後退する時代となってますが、ここで見えてきたこと以外でも何かSFっぽい雰囲気が見られるんじゃないかなぁと思います。


『失われた未来を求めて』という題名については、単純にまだ発生もしていない未来を失うわけ無いじゃんという違和感があってこそ不可思議な印象を与えているんじゃないかな。 まぁ名前の元ネタはマルセル・ブルーストの『失われた時を求めて』(ウィキペディア) からなのでしょうけど、それとどこまで関わりがあるかについてはよく分からないですね、今の所。オスマン帝国のイスタンブルで月桂樹の浮かんだ桶に頭を洗おうと頭を突っ込んで、暫くして顔を上げるとそこはかつてのイスタンブルでもなくオスマン帝国もなくなっていた、とかそんな突飛な時間転移もさすがに無いでしょうし。


「Ag(銀)」含有の冷却オイルという物質についてはよく分からないんだけど、「油冷エンジン」という冷却水の代わりにエンジンオイルを使うものがあるらしいのと、銀の持つ熱伝導率の高さにヒントがあるのかなぁ。
 人の体温を作り安定させる為に流れる血液の代わりとか。その結果があの銀髪……?

(2010年7月2日 10:30 ネタ元『ハザール事典』P218 )

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2010年4月 1日 (木)

『失われた未来を求めて』 リスタートします!!

 (Faxiaたん経由)

The story will be unveiled after a while.
「内浜観光協会」
“-- さくひんは いきてます --”(ページのソースより)

The story will be unveiled after a while.
話はしばらくして、公開されるでしょう。

※3月27日頃に『すまいるCubic!』やその関連サントラのロットアップ情報を得てましたので、その辺りで一区切り着けるかなぁと思ってた所でFaxiaたんが捕捉した情報!?

 近く何らかの具体的な動きが見えてくると思われます!!


※自分的にも『すまいる』は (エロに関しては本編では物足りなかったし、ファンディスクではなんであの先輩丼が妄想ネタ止まりなんだと小一時間問い詰めたいですが) (野郎と裸で戯れたくなかったです(爆死)) あの海の広がる内浜という舞台やそこでの登場したキャラとの日常のやり取りが大変楽しかったという点でかなりお気に入りの作品でした。

 また、電子音からなる透明感あるBGMも大変好みに合ってまして、今もPSPのメモリースティックに収録してる2作品のサントラ曲やヴォーカル曲を通勤時やお出かけの際に聴いていたりします。まぁ音がクリスタル過ぎるのでちょっと冬向きではないかもしれませんが(冬には『ましろ色シンフォニー』サントラが向いてますな)。

 そもそもウチがこの作品を知ったのは2008年の6月、少女病さんのI've曲アレンジCDに参加され『reverence』で“夏草の線路”をアレンジされるなどしたHIRさんが作曲されているシングルCDがドリパ大阪で販売されると知った時です。そのイベント会場では『明日キミ』サントラの次にそのCDを購入してます。

 そのシングルCDやその後発売されたサントラCDは、夏コミ遠征での行き来や鉄道撮影とかでお出かけした時などにもよくBGMにしてました。今更ながら頻繁に取り上げててアレだなと思うくらいですが(苦笑)兎に角それくらいあの電子音的なBGMが好きだったんです。
(ちなみにウチの好む音楽は坂本龍一氏の『スヌーチ』以前の曲とかYMOといったエレクトロ系、初期テイトウワ氏や砂原良徳氏の『Take off and Landing』のようなラウンジ系なんです)

『すまいる』に触れる上ではもちろんグラフィックも外せません。 BGMの透明感に加え深崎暮人さんらの描く独特の淡く鮮やかなビジュアルもあの作品の雰囲気を作り出したと言えます。とりあえずとらのあなで販売されている(冬コミで発売された)VFBを見ていただければ感じられるんじゃないでしょうか。沙夜子会長の振り返るシーンなど印象的なものが多かったです……。黒谷忍さんのSDカットも良かったですし。

 深崎暮人さんの絵と言えば、去年のオーガストカレンダーでの「伽耶様と桐葉」イラストなんですよね。去年の自分の夏コミノベル本は将にそれを眺めながら書いていったようなものですので(と、之は何度も触れる事ですが)。


※このリスタートで『すまいる』の良かった要素を是非とも引き継いでいって欲しいものです。

 ……4月1日だからまさかって事は無いよね? 信じていいんだよね?

(2010年4月1日 23:35)


※クリエイター陣は健在と深崎暮人さんがツイッターでコメントされてましたので、とりあえず一安心ですね。後日正式な告知も挙がるそうです。

(2010年4月2日 0:45 ブランド名はTrumple? Twitter・Trumple

※4月19日頃より、 合同会社ガト・ティグレ()=ABHARのOHPにて「破産手続き開始」を申立てた事が告知されました(公表はこの日ですが、開始自体は平成22年3月28日の模様……ロットアップ情報の出た翌日ですね)。
“不況の影響によります債権の返済の目処がたたず”というのがこのようにいたった理由とされます。

 また、PSPへ『水平線まで何マイル?』を移植するという件で今年1月より「移植の契約確定作業中であった」とする報酬金請求の内容証明がB株式会社からあったとの事。
 ただし、B社と契約確定作業中だったとされたその契約の一方の当事者企業の法務部が「そのような事実は一切ない」との回答を示された為、合同会社の方では「こちらの事実及び請求について、弊社としては否認させていただきます」と見解を示されてます。

※ともかくこれで公式に幕引きとなったみたいです。新ブランドとの引継ぎがどうなっているのかがよく判らないのではありますが……(先に発足しているのだから版権の移動とか円滑に進んでいるとは思います)。
 なお、内容証明の件等に関しては法務上の難しい部分が含まれますので憶測を避ける為コメントは控えます。

(2010年4月20日 12:25)

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2010年3月 3日 (水)

3/2~3/4 「シルバニア」は「sylva(森)」の意味



(3月2日未明 自作『きみなご』販促POPをやっと配備してきた)

※拍手の方でもABHARについての情報が知らされているものの、どの程度の精度なのかこちらでも判断が付かないので、 現時点ではウチはコメントが難しいです(しかも今夜はその情報源の2ちゃんねるが重くて見れないし)。
 ただ、犀の目アンテナであちらのスタッフブログが捕捉されず(以前から捕捉が不安定でしたが)、 いつの間にか存在もしなくなりましたので、それをアンテナから外す措置だけは昨夜に行ってます。


※それよりも『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』の更新を昨夜寝る直前にやっとチェックしてみたら、 あの皆瀬初音が生徒会長!? いやうん、あの大人しいと言うか薫子とある意味対極的な感じだった娘が……意外デス。
 ノベル版でも確かに1年の終わりには生徒会の書記になるなど積極的ではありましたし、 初音のお姉さまが生徒会長の上岡由佳里だったりと、そこまで成長を育むような環境にあったという事でしょうか。
 加えてノベル版の時に1年だった薫子と初音にも「妹」が付くようになったとは。なんか感慨深いものがあります。 ちなみに薫子の「妹」が「渡會 史」、主人公・妃宮千早の侍女です……千早の従者が薫子の妹に!(何故)

『電撃姫』4月号も実は買ってましたが、そこでも『おとボク2』記事が載ってるのです。 哘 雅楽乃とか冷泉淡雪の「まぁまぁまぁ~」なCGが掲載されてますね(爆死)。




(3月2日夜)

※22時から更新をしている間にABHAR(アーヴァル)のバナーが切れてサイトにもアクセスできなくなってるんですけど?


※『星メモEH』を少しだけプレイするも、読み切るとあの舞台でのお話が終わってしまう事から余り進行出来ず。


※「フィオネ・シルヴァリア」の名前由来について、 たまたま夜に見たルーマニア紀行番組で「トランシルバニア」の名を耳にした時に「関連あるかな?」 と調べてみたものの、ラテン語の「森」を指すらしい言葉のつづりが「sylva」らしいと言う所までしか辿れず。 末尾に「r」が付いてればこれもありでしょうけど。
 ともかくこれ以上の名前に関する詮索は(語感的な印象で名前を作り出される事が創作では多いでしょうから) 余り意味のないのでここまでに留めます。




(3月3日夜~4日未明)

※IPアドレスでABHAR(アーヴァル)にはアクセスできるみたいです(3/3 23時)。

 とりあえず現状ではよく解らない情報が錯綜して不安材料だけが込み上げてくる感じですけど、 『まほにょ』延期(発売未定)の他に既に前触れがあったようです。
『テックジャイアン』3月号 編集後記の下にある「お知らせ」

“今月号のABHARのMTGはメーカー様の都合により、掲載を見送らせていただきました。 また次号から連載予定の『失われた未来を求めて』ファンページも開始時期を再調整しております。 ご了承ください(TECH GIAN編集部)”
 ちなみに2月号では、「ABHAR」MTG枠にて冬コミの告知と2010年度の抱負や予定、 それから雑誌冒頭辺りの告知で4月号からのファンページ連載予告が掲載されてました。

 Faxiaたんとのメールのやり取りの中、そういえばあの連載企画ってどうなったっけ?という事で雑誌を引っ張り出してみたら、 4月号には掲載もなく、そして3月号(これ1月の発売)を見直したら上のような「お知らせ」を見つけたんです。
 というか凄く今更ですが(汗)。

 なんらかの仕切り直しが起きたという事だけは解った感じですけど、取り繕って何かフォローしたくても正確な現状はユーザー側には見える訳がないので、 とりあえず今後の何らかの告知とか動きに注視する他ありません。

(2010年3月3日 23:35)



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2010年2月13日 (土)

『Precious Road ~わたしだけの地図~』4月28日発売予定

※14日に広島で開催の東方椰麟祭に足を運ぶ予定です。 ただ『東方』について人が多いぐらいしかよく判らないので……知り合いと合流できれば。あと、何かその入門書みたいなのがあったら買ってみます。
 広島オタクマップさんの「東方椛饅頭」は……買えるかなぁ。


羽鳥風画さんのプロデュースされる 『Precious Road ~わたしだけの地図~』のサイトが公開されたみたいです。


『Precious Road ~わたしだけの地図~』4月28日発売予定


 音楽プレイヤーをPSPに切り替えてから、YMOのライブや坂本龍一教授の80年代の曲と『ましろ色シンフォニー』サントラの他、 羽鳥さんが参加されてる『すまいる』関連サントラを装填して聴いてますので、その羽鳥さんの新曲が発売されるという事だからこれはチェック。
 となると関連する曲が聴きたくなってきましたので去年の夏コミで手にしました『羽鳥サブレ vol.2』の曲も後で装填します。

※羽鳥さんのブログには、ABHAR(アーヴァル)次回作 『失われた未来を求めて』のサウンドを担当され、挿入歌『ray of memories』を橋本みゆきさんが歌うと紹介されてます。 というか先の冬コミのABHARブースで流れてたそうで(聴きたかった)。

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2010年1月25日 (月)

『すまいるCubic!』予約サンクスキャンペーンのポストカードが着弾!

(関連 ABHAR(アーヴァル))

※昨春発売の『すまいるCubic!』では、 予約して数回にわたるトレカ配布を集め、スタンプを集めたカードを応募したらスペシャルなアイテムが手に入るという予約キャンペーンがあったのですが、 11月後半のキャンペーン特典の送付に誤りが生じたそうで。
(「すまいるCubic! 予約サンクスキャンペーン」にご応募いただいた皆様へ重要なお知らせ)

 詳細はお知らせを見ていただきますが、《限定プロモーションカード》が本来スタンプ4個以上の応募者にだけ送るはずが全員に送付され、 スタンプ3個以下の方に送るべき《特製ポストカード》が対象者に送られなかったという事。

 これを受けて、改めてキャンペーン応募者にキャンペーン特典を追加送付する事となったのですが。
(スタンプ4つ以上) ⇒「特製ポストカード」「限定ポストカード」

(スタンプ3つ以下) ⇒「特製ポストカード」
という事に。それがこちらです。
沙夜子会長と湖景ちゃんのカットが冬コミ販売のVFB収録分のカットには見当たらない(描き下ろし?)ので「青いポストカード」が 「限定ポストカード」かなと思うんだけど、 もう一方のディフォルメカットのあるカードには「コンプリートおめでとうございます」ってあるし。どっち?

 まぁどっちにしても 深崎暮人さんの綺麗なビジュアル(会長のカットもある)と、 黒谷忍さんのディフォルメなカットを両得できたのでウチ的には満足デス。 というかディフォルメイラスト【湖景ちゃん・陽向先輩・朋夏】を見た瞬間、 脳内で「いやぁ~~~ん(はーと)」と頬を両手で抑えながら悶える会長の姿が浮かんでました(苦笑)。
(ディフォルメカットは既存素材のですが、ディフォルメの等身バランスも可愛い感じだし、 表情がまた見てるだけでこっちが悶えそうなぐらい可愛いですので~。 いや一角に教官のカットもあるんですが(苦笑))

 こちらが予約キャンペーン配布トレカと限定プロモカード(『水平線まで』パッケージ朋夏の背後のカード)です。 到着した頃に撮影してたけど記事化してなかったみたいです(汗)。

(2010年1月25日 23:50)



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2010年1月 7日 (木)

オーガスト・ARIA 冬コミアイテムの通販を開始

 (AUGUSTARIA)

※ウチで告知を取り上げる間もなく早速6日より冬コミセットなどが通販開始となってます。 対象となっているアイテムは……

◆『オーガスト/ARIA イベントテレカ2009秋』

◆『オーガスト/ARIA 冬コミセット2009』
◆『オーガスト/ARIA カレンダーイラスト画集
        「FOUR SEASONS MEMORIAL」』
◆『クリスタルカレンダー2010【本体セット】』
◆『クリスタルカレンダー2010【カードのみ】』

(以上のアイテムはお届け日が2010年1月29日以降)

◆『”しゃべる”特大ぬいぐるみ「ごきげんリース」』
(「ごきげんリース」だけアイテムはお届け日が2010年4月1日以降に)

“当通信販売は、ご注文が在庫規定数に到達次第、受付を終了致します”
“郵便振替は受注確認メール到着後、1月13日(水)までにお願い致します”
 冬コミの時に販売されたグッズ全てと「秋ドリパ2009テレカ」が扱われておりますね。 「ごきげんリース」だけは配送日が異なります。
 それからまた注意点は「郵便振替」での支払については1/13までの支払いが必要ということでしょうか。 13日といっても郵便局(窓口・ATM)で受付できる時間まで、ですので。それ以降については「代引き」での支払いです。


※というかウチは冬コミに一般参加した元同僚のOくんに確保してもらいまして、 本日ちょうど引き取ってきたのですよ~。

「冬コミセット」と「カレンダーイラスト画集」、
それと「2009年版カレンダー」も一緒に撮影

 今更な年越しドラマCDも後で聴いておきたいですが、まず何よりも先にカレンダーの差し替えです。 去年のは夏コミ本ノベルを描く際に8月分(写真に写っている古いカレンダーの絵)を6月から8月まで掲示してたみたいに愛着あったので少し寂しいなぁ。

 で……今気付いたんだけど、2010年度版カレンダー、1月が二枚なくね?

 ……2枚目は「2011年、1月」……、オオ、これはつまり来年の通販で冬コミセット(2011年度版カレンダー)が到着するまで、 12月のカレンダーを延長して掲示するなんて無茶をしなくても良いという配慮ですか~、ナイス!


※それ以外の引き取り品
◆『月童-MOON Child-』(夜明け前より瑠璃色な シンシア)
◆『マホウノジュモン』(スズノネセブン!)
◆『Radiant』(Garden)
◆『地球での過ごし方』(夜明け前より瑠璃色な エステル)
◆『Yoakemae』(夜明け前より瑠璃色な 菜月)

 ふぁなさんの『月童-MOON Child-』、 涼宮和貴さんの『地球での過ごし方』、 お二人の合同誌『マホウノジュモン』、更にふぁなさんや Su-37さんうぃんぐさんなどが合同で出された庭師本『Radiant』、 そして……待ってました! 藤井理乃さんの「あけるり」本『Yoakemae』です。

■ふぁなさんのシンシアさん本は冬コミ前のネトラジで仰ってたように、 あとがきで“シンシアの生き方に「if」は存在しません”と記されてます。 決められた筋書き、その最後の抗いに今回の主題が置かれてます。
■礼拝堂にコタツでエステルさんとイチャイチャなんてそんな発想はなかったデス(苦笑)。 そして異文化である「コタツ」が妙にしっくりしてしまうエステルさんが不思議でなりません。
■『スズノネイレブン』本は原作未プレイですが(w)、 というかこの作品からメーカーの流通先が変わって勤務先でも扱えなんだし(汗)。 そういえば夏コミ後の夕食会でこの作品がかなり話題に上がっていた事だけは覚えてました (あの時は前夜の準備と早起きも重なったコミケ疲れで凄くトランス状態に陥ってしまいスミマセンでしたorz)。
■『Garden』本は恐ろしいくらいネタバレっぽいから、Cuffsが原作を形なりに完結させ、 ウチがプレイしてから読むので……事前投資?
■藤井さんの菜月本は……らしいディフォルメでコミカルなカットもあったりするんですけど、 なんというか思った以上に切なく重いお話でした。重い分お話に奥行きが出来るのだし色々と考えさせられます……。

◆「水平線まで何マイル?」「すまいるCubic!」
          ビジュアルファンブック (ABHAR(アーヴァル))
◆『ましろ色シンフォニー』サントラ (ぱれっと)

■『すまいる』本はショップ特典イラストが大判で全て掲載されているというのが大きなポイントです。 あとはだいたい標準的なイベントCG掲載デザインですけど1枚の掲載サイズが小さいかな。 加えてせっかく細かく設定されていた内浜市や学園といった舞台についての解説をどうしてここでまとめてガガッと載せなかったんだろう、 それがない事だけが残念でなりません。でもショップ特典絵が見れたし(さっき言ったッ)。
■『ましろ色シンフォニー』サントラでは「シンフォニック・ラブ」がフルコーラスに。 「さよなら君の声」はやはり心揺れるなぁ。そしてボーナストラックのヴォーカルはなんと瀬名愛理さんです。  全般的にやはり冬っぽい曲なので、とりあえず全曲をPSPで聴けるようにしときたいなあ(CDだと2枚に分かれちゃうので)。

(2010年1月7日 0:20)


※早くも7日のうちに「カレンダーイラスト画集」が売り切れた模様。

(2010年1月8日 3:25)



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2009年12月25日 (金)

追悼 ウチの携帯SO903iの携帯音楽プレイヤー機能orz ウチの「よく聴く曲」最終ランク

※クリスマス前の日にウチの携帯SO903iの携帯音楽プレイヤー機能が事実上死亡しました(涙)。
 正確にはヘッドフォン差込関係の内部部品の破損でヘッドフォンが差せなくなり、 曲を流すと音が機械のスピーカーから出てしまうので、 携帯プレイヤーとしての役割が果たせないだけではあるのですが。

 修理すると2500円も掛かるらしく、昼を105円のエネルギー補充ゼリー飲料に頼るような財政事情(民主党に投じなかったから追徴課税されたかもしれない) から原子力巡洋戦艦キーロフ級を買う所か破損のひどい1/72のT-80Uを修繕する余裕すらないので、 というかヘッドフォン買い換える余裕もない(今はセロテープで補強)から、修理は見送りました。
 まぁ曲のデータを再構築さえすればPSPでも聴けるし、携帯CDプレイヤーもあるから代用物はあるけど。 (携帯はカメラ機能とメール・iモード機能、おまけに電話機能はまだ使えます)。


 そんな感じでほぼ携帯音楽プレイヤーとしての携帯電話の役割が終了となったので、 どういった曲をこれまで多く聴いていたのかメモっておこうと思います。
 本当は年末の企画予定だったんですけどね(涙)。

1位 シンフォニック・ラブ デモ版
         (ましろ色シンフォニー)
2位 扉ひらいて、ふたり未来へ full ver
         (フォーチュンアテリアル)
3位 水平線まで何マイル? full ver
         (水平線まで何マイル?)
4位 赤い約束 (フォーチュンアテリアル)
5位 Eternal Destiny short ver
         (夜明け前より瑠璃色な)
6位 クロニック・ラブ
    (中谷美紀 ドラマ「ケイゾク」主題歌)
7位 凍土高原 (「MATERIALISE FULLMOON」アレンジ)
8位 It's my precious time short ver
         (フォーチュンアテリアル)
9位 閉鎖された空間 Itumo Remix
       (「MATERIALISE FULLMOON」アレンジ)
10位 jewelry days (オーガストファンBOX)
11位 月姫Mix (「MATERIALISE FULLMOON」アレンジ)
12位 幻舞 妖夏_#001mix
       (「MATERIALISE FULLMOON」アレンジ)
13位 princess vampire
       (「MATERIALISE FULLMOON」アレンジ)
14位 陽の当たる場所 (水平線まで何マイル?)
15位 mirage teras デモ版
       (聖剣のフェアリーズ)
16位 Eternal Destiny full ver
       (夜明け前より瑠璃色な)
17位 翔ぶ (水平線まで何マイル?)
18位 扉ひらいて、ふたり未来へ short ver
          (フォーチュンアテリアル)
19位 駆ける (水平線まで何マイル?)
20位 ユメミボシ★boom! boom! short ver
          (ティンクル☆くるせいだーす)
21位 Canvas Akira ver  full (すまいるCubic!)
22位 reach for the runway full (すまいるCubic!)
23位 白い翼 (水平線まで何マイル?)
24位 Canvas KIYO ver full (すまいるCubic!)
25位 Brilliant azure short ver
          (夜明け前より瑠璃色なPS2版)
26位 南風 (水平線まで何マイル?)
27位 初恋カーニバル (シュガーコートフリークス)
28位 Deep Blue Sky & Pure White Wings full
          (水平線まで何マイル?)
29位 reach for the runway short (すまいるCubic!)
30位 瑠璃の鳥 デモ版 (殻の少女)
31位 Deep Blue Sky & Pure White Wings short
          (水平線まで何マイル?)

(※デモ版:デモ映像から曲を抽出したもの)

『水平線まで何マイル?』関連と『MATERIALISE FULLMOON』関連が多いのは……アレだ、アルバム単位で登録した曲をループで聴いていた名残デス。 あとはショートバージョンが挙がっているのはフルコーラス版を待っていた間に集中して聴いていたからか。
 歌自体もどれも好きな曲だし、BGMにしてもハードコアテクノな“閉鎖された空間”(原曲は『MOON』BGM) や曲の雰囲気が色々と移り変わる“月姫Mix”、 全体的に電子音な透明さがあるBGMを持つ『水平線まで何マイル?』BGMも割と好みに合ってましたから、 よく聴いてました。そのBGMの“陽の当たる場所”は名香野陽向先輩、“南風”は古賀沙夜子先輩のテーマ曲ですな。

 お出かけ中とかにずっと聴きっ放しだった事もあったけど……ここまで上位に食い込むかなぁ(苦笑)。

(※ウチの保有する名盤CDにもよく挙がります『MATERIALISE FULLMOON』サークル「いつものところ」偉誤ゲーム『月華の鬼士』『月歌の姫士』のBGMを収録したCDでした。 「月陽炎」「水夏」などいくつかの曲は未収録ですが「月姫」やKey系作品、「MOON」とかのアレンジ曲が収録。 原曲の雰囲気を全く無視した血生臭いハードアレンジな“凍土高原”とか、色々好き勝手に料理されてます。 「偉誤」ゲーは多分囲g……オセロ?  (確か)姉に殴られた美坂 栞の鮮血に画面が半分以上染まって見え難くなるなどの在り得ないイカサマ技もあって……ウチも何度瞬殺された事かorz  ちなみに同人ソフトである『月華の鬼士』とかはCD-DA形式なので2曲目からBGMが聴けます。サントラ未収録分はそこをチェック)

 オーガスト系も主だった曲は(比較的まだ新しいからか上位に上がってきてない『あけるりMC』主題歌を除いて)揃ってます。
“扉ひらいて、ふたり未来へ”はフルバージョンの曲の構成がよく組まれていた(ショート版に単に曲を足しただけ、ではなかったという感じかな) という事もですが、やはり本編後の印象と曲自体のしっかりとした力強い感じが好きだったからよく聴いてたのかも知れません。
“赤い約束”も趣は異なるとは言え、似たような位置づけでしょう。個人的には前奏があっての曲かなぁと思います、やっぱり。

 そして第一位は“シンフォニック・ラブ”。 デモ映像を何度も見てたらどうしてもいつでも聴けるようにしたくなっちゃいましてデモから音を抽出してます。
 この企画ネタは先月ぐらいから思い立ってはいたのですが、そのきっかけがこの曲の予想外の順位でした。 いや確かによく聴いていたし、デモもPSPでよく流してましたからかなり耳にしているかなとは思ってましたが、 まさか第一位って。
 発売前・発売後、そしてプレイ後から今の冬の季節と、最近プレイした中でも気にいってる上に今とあった季節感ですから、 曲目から選んでしまうのも仕方がないかも。デモ版って短い曲ですからちょっとした時にも聴けると言う理由もありますね。
 そいえば時々『ましろ色シンフォニー』の音楽モードを流しっぱなしにする事もありますな。 みう先輩のあの挿入歌とか、早くサントラ聴きたいです。

 ちなみにその関連ではないかもしれないけど、携帯プレイヤーに“シンフォニック・ラブ”とほぼ同じ頃に登録した曲が “クロニック・ラブ”でした(苦笑)。10年ぐらい前のマキシCDがまだ在りましたから、他の中谷美紀さん関連数曲と一緒に。
 曲の雰囲気では似てないかもしれないけど、冬に似合うクリスタルな電子音的感覚は似てるかもしれない……。


 ちょっと前まで「最近聴いた50曲」で何度も聴き込んでたりしてて、先月からは「プレイリスト」を作成するなど、 よく聴く曲は「寄りよく」聴く傾向にあるし、またアルバムやアーティスト名単位で聴いてしまえばそれだけに集中してしまいますので、 ある程度は恣意的な結果ですが、それでも何となく自分の好みが見えたかなぁとも思いました。

 大方では先月のリミックスアルバム『SUPER SHOT』収録の“秘密レシピ Disconation J-Euro Remix”みたいな 「エレクトロポップ」な雰囲気が今は好きかもしれません。 というかこれも最近登録したんですけど新しすぎてランクに挙がるまでは聴き込めてないみたいです(CDプレイヤーでなら結構聴いてましたが)。

(2009年12月25日 16:40)



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2009年12月11日 (金)

ウチでも選んでみた、2009年のよかったエロゲムービー

【予告】美少女ゲームムービーランキング2009 開催します!  との情報や莫煩悩さんに反応して、ウチも今年のエロゲムービーの中から印象深かったものとかお気に入りな作品を挙げてみたいなと思います。 色々と先にしないといけない事が多いんだけど、このネタも書きたいって思い続けてましたので(汗)。

 なお、仕事ではエロゲコーナーデモ映像を50本、1GBのメモリースティックに入れてPSP⇒D端子で店頭上映してますし、 また自分用のPSPでも自分用のメモリースティックに収録して結構通勤中に(最後尾席でな)見てるので、 今年はかなりの映像を見ているんじゃないかな。
(って多過ぎな気がしたので今手元にある交代用のデモ用メモリースティックのデータを見たら、『天空のユミナ』FDの短いデモ5件で割り増しされているとは言え55本入ってました……1GBに)


 とりあえず手元のデータからお気に入り映像を選ぶんだから10選ぐらい簡単な話です……。

 10じゃ枠が足りないorz
(加えて途中までしか昨晩書けず。一晩挟んで書きまとめてます……)

(参照)

 【美少女ゲームムービーランキング2009】 いまじならっくさん
莫煩悩さん【2009年エロゲームービー BEST10】
ウチでも選んでみた、2008年のよかったエロゲムービー2008
2009年に公開されたエロゲムービーまとめ(spring efemeral:エンドーさん)
 ていうかいつの間にADDBから派生してたんでしょうか……(汗)。


『タペストリー -you will meet yourself-』デモムービー
 light

主題歌“ピースワーク”という曲がギターをメインとしたかなりシンプルな曲となっているのですが、 歌詞もそれを綴る歌も大変爽やかで、それがカットを重ねて映像的に見せた演出と相まってました。 加えてただ爽やかなだけでなく、コメディっぽい演出をいくつも散りばめる事でかなり楽しい映像になってます。


『桜吹雪 ~千年の恋をしました~』デモムービー
 Silverbullet

※発売がちょうど4月という季節感に合わせて発売となったタイトルです。それはもう桜の花びらでいっぱいな映像で、 主題歌“花霞”の華やかでいて強く勢いのある歌が彩を添えてます。今見ると春が恋しくなること必至です。

『ナツユメナギサ』デモムービー
 sagaplanets
KOTOKOさん歌う今年のデモ映像の歌でもこれが一番なのでは。冒頭の映像とか全体的におしゃれなデザインとなっていた事が印象に残ってますね。


『トロピカルKISS』デモムービー
 Twinkle

※某ゲームキャラ担当の方がメイン原画をされると聞いて期待してたのに流通違いで取り扱えなかったり、 体験版がウチのパソと相性が悪かったのか動かなかったりと、残念な事が多かったのですが、 それを思いっきり打ち消すぐらい、映像全体、歌全体に遊びが行き届いているある意味電波映像(褒めてる)となってます。
『明日の君と逢うために』でのCGカットを色々と動かしまくった演出に(各方面でも言われてましたけど) 『いただきじゃんがりあんR』のあの映像演出が加わった、もうそれだけでも面白すぎます。 今年のエロゲデモの中でも特筆となる一本です。


『花と乙女に祝福を』デモムービー他
 ensemble

※映像の方は、主人公が双子の妹に変装(女装!)したりする以外は特段な演出っていうのはなく、 むしろ平均的な映像ではあるのですが。しかしOPの主題歌PVで流れる歌が可愛らしかったり切なそうな感じの良い曲で、 それを聴く為に映像を見ていくうちに、なんか映像で次々と流れる「乙女の園」な雰囲気に引き込まれてしまうのですよね。 いやそこに一人(?)男がいるし
 OP映像やPV映像でそういった雰囲気をアピールしたからか、 実際にも(『おとボク』には至らないにしても)かなり好評だった印象です。


『すまいるCubic! -水平線まで何マイル? アフター&アナザーストーリーズ- 』デモムービー
 ABHAR(アーヴァル)

※新ヒロイン千鳥水面を推しながらも、 前作の販促絵と新規CGを(ギリギリなカットで)使ってみた感じの映像ですが、 Ritaさんの歌う“reach for the runway”のノリとともに(青春ものがメインだった)前作とは少し違う雰囲気があります。 目標へ全力を一辺倒に投じるという前作のOPのイメージから、 (それよりも周りと親密となった頃のカットが多いからか)少しくだけた感じと言いますか。


『鬼うた。』デモムービー
 130cm

※ちょっと演歌っぽい雰囲気です。これもRitaさん歌ってるんですよね。
 見せ場は「駄々甘え合戦」というか騒動・ストーキング(苦笑)そして修羅場! カットインされるセリフとかテキストが面白すぎです。そのテキストカットインが最後には歌詞とリンクして綺麗に締めているという丁寧さもポイントでした。


『星空のメモリア』デモムービー
 Favarite

『星メモ』FD応援バナーに姫榊姉妹のも用意してくださいようっ。
 キャラクター紹介でのカット演出の賑やかさやそれ以外の演出でも、 全体的に意外なぐらいのスピード感があるなと今更ながら思いました。重ねられるカットの数々は……プレイしているだけに表立っては見えてこない色々と切ないものを思い出してしまいますな(汗)。


『Trample on ”Schatten!!” ~かげふみのうた~』デモムービーなど
 TAIL WIND

※話題になってきた所で9月の末にブランド解散となってしまったメーカーの遺作です。
 戦隊物っぽい雰囲気がカッコいい感じのカットの数々から感じられます。 特に明るく後押しされるような応援曲(?)みたいな主題歌とは真反対のトレーラームービーは少し渋く重い感じで、 そういった空気が映像演出にも染み渡るからか、例えば同じようなカットであっても違った印象を持ちますね。


『聖剣のフェアリース』デモムービー
 LITTLEWITCH

『シュガーコートフリークス』は年明け後に延期しましたので今回こちらだけを。
 デジタルっぽい曲や映像雰囲気や動きの激しいアニメーションのイメージもあるんですけど、 一番印象的なのは冒頭のお着替えのシーンです。いやいや、ただ女の子が服を着ているだけ身づくろいしているだけなんですけど、 その振る舞いのシャープさがかっこいいなぁと思ったんですよね(あれ、ウチの反応の方が変?)。


『ましろ色シンフォニー』デモムービー
 ぱれっと

※秋から冬にかけてのお話とちょうど季節感がマッチしたからでしょうか……。 ちょっとデジタルなポップって感じの橋本みゆきさん歌う主題歌“シンフォニック・ラブ”をデモ映像から抜いて携帯電話の音楽プレイヤーに登録してるのですけど、 気付けばプレイヤーの「よく聴く曲」ランキングで『あけるり』主題歌“Eternal Destiny”を追い抜いて1位となってました(苦笑)。(……季節感補正?)
 全体的な白い雪のイメージを装飾にちりばめて華やかさを持たせつつ、 ぱれっとお家芸の背中側立ち絵など取り入れた演出は……道端にこちらへ振り向いてくれる笑顔のメイドさんがいないかなぁと本気で思わせてしまいましたデス。 あのシーンだけでもアンジェさんの魅力が詰っているかも(もちろん第一印象という意味でですが)。



『しろくまベルスターズ』デモムービー
 PULLTOP

※この記事を書き始めた日に発売準備をしてきて、一夜明けてちょうど本日の発売となってます。買って来ましたが予備知識無いので『かにしの』の再来を期待できれば。
 と、ちょうどタイムリーなタイトルとなってます(笑)。クリスマスという季節感もまたタイムリーですね。 季節感補正も若干入りそうなので……プレイしたらまた少し印象が変わりそうでコメントしにくい(汗)。
 メインキャラの紹介演出は一見(星を散りばめてはいますけど)そこまで賑やかではありませんが、 それぞれ違うパターンのカット差し替え演出であったり、 カットひとつひとつをしっかり見せようと時間を置いている事で (こうして取り上げたくなるくらい)特別印象に残りやすくなってるのかも。


『FlyableHeart』デモムービー
 ユニゾンシフト

※危うく忘れそうですが、今年の最初頃って『シャイニングフォースフェザー』と『FlyableHeart』、 2タイトルでいとうのいぢさん絵が登場してたんですよね。
 お菓子とか雰囲気とか色々と甘酸っぱい雰囲気があり余り過ぎだと今見ても思うのですが(苦笑)、 一番ユニークなのはメイン・サブキャラの紹介の仕方。1ページのカットずつ紹介していくんですけど、 その後ろ(!)に次と更に次が控えているんですよ。 ページを捲るように曲のリズムに合わせて小気味よく見せる演出は中々楽しいものです。
 淡い雰囲気とか詰め込まれた主題歌“Flyable Heart”も今年の主題歌の中ではかなり素敵な曲の一つですね。


『eden* 』デモムービー
 minori

※予算的に未だに買う目処が(涙)。また品切れが早々だった為に店頭での上映期間もやや短かったかもしれません。
 それでもこれまでの新海誠さん作成のアニメーションで培われてきた、物語性やそれぞれの場面の劇的な演出の数々は、 今年もminori作品のアニメーションデモ映像に圧倒されたの一言に尽きます。 奥行き深い空間性を感じられる映像美も引き込まれるかのようですし、 それに映像の細かい所には色々と物語の鍵となりそうな何かがあるみたいです。 メイドの人から軍服“だった”人に彼女は託された? とか読み取れますし。
※この他にも『真剣で私に恋しなさい!』『WLO 世界恋愛機構』『バルドスカイ』『幼なじみは大統領(特に予告編風の映像がヤバイです)』、 それに嘘と本音の2種類を用意していた『嘘デレ!』(箱入り娘ってそれは意味が違う、それ ダンボールや、通販のw)、 が挙げられるかな。

 ちなみに今回は『祝福のカンパネラ』ヒロインPV及びOP (ういんどみる)と 『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』 (AUGUST)を選から外してますけど、 だってこれらは去年にウチでも選んでみた、2008年のよかったエロゲムービー2008で既に取り上げてますから(汗)。去年ではなく今年に挙げるべきでしたね(滝汗)。
 それと同様の訳で『シュガーコートフリークス』は今回の選定から外してます。来年ではきっと挙がってくるでしょう。

※今回の傾向としては、歌や曲の良さに映像とのシンクロなんかは言うまでもないですが、 加えて登場キャラクターをどう印象的に紹介するか、その演出方法にも注目したような感じがしましたです。
『星空のメモリア』と『しろくまベルスターズ』『FlyableHeart』『桜吹雪』『タペストリー』。 これらの作品は、それぞれのやり方で紹介するキャラクターをアピールしてました。こうして印象付ける事は実際非常に大切な事ではないでしょうか。

 そしてこれも映像の本質だから今更ではあるのですが、その映像に遊び心という楽しさがある事も大事です。 そういう意味では『トロピカルKISS』なんかはただノリが電波な感じだという感想には留まらないものがありました。

(2009年12月11日 19:00)



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