2015年1月 2日 (金)

一地方の小規模エロゲショップでの2014年エロゲランキングのサンプル(+2014年の個人的に挙げてみるエロゲ重大ニュース)

※今年もですが詳しくは禁則事項。
 いつも通り超大手ショップの販売数ランキングとはかなり違うランキングとなっているかと思います(ここまでテン プレ)。


※2014年はまた移動とか改装がありました。また、前年末の予約が発売後に引き取りなしキャンセルという件もありま した(その予約直後より早期予約キャンペーン特典は全て販売時渡しに切り替えてます)。

 あとは……月ごとの売れ筋タイトルにムラがあったり、取り扱い流通が限られてる事からその月のヒット作が取り扱 えない件とか、これらは毎年のような感じですが、他にはリピート発注するだけの体力が無くなりつつあるという事に ちょっと頭を抱えてたりします。コーナー立ち上げて自分が担当になってこの冬で10年目ですが、リーマンショック以 降の不景気に足を引っ張られ続けてると言うか……。


※とりあえず今回もさくっと集計していきます(なお、販売本数は禁則事項)。

1位 Fate/stay night+hollow ataraxia セット
2位 ランス9 ヘルマン革命
3位 天秤のLa DEA
3位 ジンコウガクエン2
5位 超昴天使エスカレイヤーリブート
5位 相州戦神館學園 八命陣
5位 レミニセンス Re:Collect
5位 天極姫
9位 Clover Day's
9位 FLOWERS
9位 あねよめカルテット
9位 キスアト
9位 ダ・カーポ3 プラチナハート
9位 デモニオン2
9位 大図書館の羊飼い Dreaming Sheep

■第1位は『Fate/stay night+hollow ataraxia セット』です。と いってもアニメの影響ではなく、2013年末の発売後からの売れ行きとリピート発注成功でですね。 アニメの方は別コーナーで販売してるPSvita版が需要を掻っ攫いましたので(震える声)。
 PSvita持ってないからウチもこのセットを買いたいんですけど今売り切れてるんだ(汗)。リピート発注上申中。

『ランス9 ヘルマン革命』が第2位。ランスはやはり人気シリー ズですね。
■第3位『天秤のLa DEA』と 第9位の『デモニオン2』も『ランス6』と同じく4月の発売でした。
 年間で一番活気付くのは以前は夏休み前や年末でしたが、GW前にSLG・RPGタイトルが並ぶのが定着してきた事を改め て実感させます。

■第3位『ジンコウガクエン2』。 イリュージョンの3Dシミュレーターはランキングでは必ず登場してるヒットメーカーです。にしても第3位にまで売り 上げが上がってた事にはちょっとびっくり。

■第5位では『相州戦神館學園 八命陣』が、女性層向けにも商品 展開してみた効果が挙がった感じです。

■第9位以降のタイトルが思いっ切り団子状態なのは、初動での入荷分が完売してリピート発注できなかった為です(汗 )。それらや今回のランキング外タイトルについては上手く供給できていればもっと需要を満たせてたと思うんですが 、そう思うように追加ができないと言う辺りで体力的な問題がorz


※2015年の展望では、またGWにSLG・RPG祭りがありそうだったり、3月でも気になるタイトルが並び始めてたりといっ た感じで、賑やかになりそうな予感はありますね。  ただ、ここ数年は先にも触れてますように(以前は活況だった)夏休み前とか年末が春と比べて鈍化してますから、 今年こそエロゲの活気が毎月続くよう願いたい所です。


※ともかく2015年もエロゲコーナー潰れないよう販売頑張ります…orz


(関連)
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一地方小規模エロゲ ショップの2006年ランキングのサンプル
一地方小規模エロゲ ショップの2005年ランキングのサンプル



※ウチ個人で挙げてみる2014年のエロゲ重大ニュースは12/6付ツイッターでも触れてますが、 更に少し追加してみますね。

■自分がエロゲ販売担当して10年(超個人的話題)
■銃騎士が未完成だった件
■『大図書館の羊飼い』『失われた未来を求めて』『Fate/stay night[UBW]』『グリザイアの果実』のPCゲーム原作の アニメが放映
■みなとそふとのタカヒロさんが原作や企画で関わっている『アカメが斬る』『結城友奈は勇者である』がアニメ放映 。
■『パルフェ』『ホワイトアルバム』脚本の丸戸史明さんが原作を担当する『冴えない彼女の育てかた』がノイタミナ でアニメ化
■電撃姫の休刊
■タントゥさんがメディオを退社された事
■『YU-NO』がリメイクされるとの発表
■DreamPartyが2014年春開催が取りやめに。代わりに「character1」が開催

 一番最初ので水増ししてみても10件挙げられずorz

 アニメ化については、
『Fate』は戦闘場面での迫力には白熱してしまいましたが、それ以外の場面が丁寧す ぎる為に、えらく長い序章を見ている感じだったし、キャスター討伐手前で前期を終えるという中途半端感があったの が惜しい所かも。
『グリザイアの果実』も主人公が各ヒロインに手をつけてる状況が気になってしまい ましたが、 終盤のエピソード(遠征バスの遭難事件)は良く踏み込めたなぁと感心してしまいました。続編『迷宮』『楽園』は15年 春にアニメ放映だそうです。
 色々と不安要素の多かった『大図書館の羊飼い』も、上手く原作の要素を結びつけ て羊飼いと図書部のミナフェスイベントを絡められたなぁと。多岐川さんが生徒会副会長失脚レベルの醜態を演じてし まったのは不幸や……。
『失われた未来を求めて』は原作では踏み込まれてない未来での出来事にも話の幅を 広げてましたから、 こちらもかなり健闘してたと思います。アニメからの展開が皆無だったのが惜しいです(今からでもPSvita移植すれば いいのに)。

(2015年1月2日 1:00)

 

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2014年1月 2日 (木)

一地方の小規模エロゲショップでの2013年エロゲランキングのサンプル

※今年もですが詳しくは禁則事項(またかい)。
 いつも通り超大手ショップの販売数ランキングとはかなり違うランキングとなっているかと思います。


※2013年は鈍化と共に移動とか改装の影響も足を引っ張り、前年以上に厳しかったという印象でしょうか。
 特に後半に入って急に(早期予約キャンペーンのあったタイトルの)予約分が引き取られず、 それらが過剰在庫となるケースが目に付いてました。 予約が即売り上げ見込みとならないというのは、発注の目安となる数値という根幹が揺らぐ訳で、 割と頭を抱える問題です。


※とりあえず今回もさくっと集計していきます(なお、販売本数は禁則事項)。

1位 大図書館の羊飼い(プレミアム・スタンダード)
2位 魔導巧殻
3位 辻堂さんのバージンロード
4位 戦極姫5(豪華版・通常版)
4位 ダ・カーポIIIR(X-RATED・15歳以上)
6位 辻堂さんの純愛ロード
6位 戦国†恋姫
8位 つよきすNEXT
8位 SISTERS 夏の最後の日Ultra
10位 お嬢様はご機嫌斜め
10位 女装山脈
10位 女装海峡
10位 グリザイアの果実
10位 グリザイアの楽園
10位 BUNNYBLACK3
10位 鬼畜眼鏡
10位 神曲奏界ポリフォニカ パーフェクトエディション
10位 つよきす3学期
10位 レミニセンス
10位 フォルト!!SA (グランドスラムBOX・通常版)
10位 プレミアムプレイ ダークネス
10位 むすメイク
10位 らぶデスFinal
10位 パステルチャイム3 バインドシーカー
10位 神学校
10位 三国恋戦記 思いでかえし


■オーガスト最新作『大図書館の羊飼い』が第1位!!
 ええ、もちろんウチは買いましたとも(笑)。
 しかしながら、プレミアム版のパッケージが大きく、抱き枕など特典も満載されている為に高額となりましたから、 市場全体では中々店頭で完売しないみたいだったかなぁと思ったりと。

■ゴールデンウィーク直前といえばエウシュリーのSLG。そんな毎年のサイクルが定着化してますね。
『魔導巧殻』が 前年の『創刻のアテリアル』に続き、上位にランクしてます。
 前回に続き、特に、アペンドディスク付という初回入荷分の仕様も手伝って、 初動の消化がかなり早かったです。

■みなとカーニバルのファンディスク『辻堂さんのバージンロード』 は、本編『辻堂さんの純愛ロード』ともどもよく売れてました。
 こちらも看板化しつつありますが、『まじ恋』の方もパッケージの方で新しいのを出して欲しいかも。

『戦極姫5』は、ウチもよくわからないのですが(汗)、 初回入荷分が発売日即完売でした。『3』も『4』も発売日瞬殺と同じ感じでしたから、 割と強烈に即完売というのが印象に残ってたりします。

『ダ・カーポIIIR』は、 一度延期した後、4月に、18禁版と15歳以上推奨版の2タイプが発売されてました。
 実は『ダカーポ』シリーズは、今回ヴューズ扱いとなった事から、初めての販売だったりします。

『戦国†恋姫』は 『恋姫』シリーズでは初めて最初から全年齢向けでのリリースとなってます (何故か参加声優様方のリストがエロゲ声優さんの名前でしたが)。
 完全新シリーズという事で(過去のシリーズが年末早々完売した事もあったのと比べて) ちょっと様子見なのでしょうか?  新年からも雑誌などでの紹介を通じて売れ行きが伸びれば~という所でしょう。



※2014年は春ごろが例年になくヤバイ!! 特にお財布が!!
 オーガスト『大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-』、ALcot『Clover Day's』、 CIRCUS『ダ・カーポIII プラチナパートナー』 エフォルダムソフト『銃騎士』、アストロノーツ『デモニオンII 』、 ぱれっと『恋がさくころ桜どき』、エウシュリー『天秤のLa DEA。』、 アリスソフト『ランス9』、フェイバリット『アストラエアの白き永遠』などなど、 結構大きなタイトルが並んでます。

 ここ数年、春は活況だけど夏休み前や年末は…という店頭状況だったりしましたので、 今年はもう少し一年を通じてテンポ良く盛り上がって欲しい所です。


※ともかく2014年もエロゲコーナー潰れないよう販売頑張ります…orz


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(2014年1月2日 0:30)



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2013年12月19日 (木)

ウチの《2013年私的重大エロゲニュース》

 (関連 《2012年の10大+エロゲニュース(ウチ個人の)》)
※今回もウチが記憶しているレベルでですけど、この1年にあったエロゲ業界での出来事を挙げてみたいと思います。
 あくまでもウチが覚えているという話題性の範囲なので、もっと重要な出来事とかが漏れていますので、あしからず。


◆カトゆーさんやDependSpaceさんがニュースサイトとしての活動を終了
カトゆー家断絶:カトゆーさん
 超大手のニュースサイト。エロゲニュース関連も様々な話題を捕捉紹介されてました。 サイト12周年の7月15日をもってニュースサイトとしての活動を終了(雑記とか時々書かれてます)。

DependSpace:瀬川理希さん
 1999年12月から活動を始めたゲームメーカーのサイト更新や発売日情報を集められているサイト。 発売日情報だけでなくかなり古いタイトルまでリストされていたりJANコード(バーコード)の情報も載せていたりと、 データベース的にショップ店員も利用してたかと!

※特にDependSpaceさんは月ごとの発売日やらJANコードやら旧作のデータベースとか、仕事の方で凄く使わせてもらってました。 これを書いている前の日も仕事で使う発売日リストの更新の際に日程の確認でチェックしてたくらいです。

 カトゆーさんは総合的に様々な話題を紹介されてましたので、こちらもほぼ毎日でしたね。 それに時々ウチのサイトの記事も捕捉して頂いてましたし。

 自分も以前にオーガスト関係の雑誌情報とかをまとめたデータベースを更新し続けた事もありましたが、 それ以上の事をほぼ毎日されてた事は大変だったでしょう。お二人ともお疲れ様でした。


 エロゲ関連の話題、今後は……
 FiRSTRoN:Faxiaたん、これからもよろしくお願いします~~。

(関連)
DependSpaceの後にチェックすべきサイト5選(そこはかとないカス臭:もちゃちゃさん)

◆PSP移植作が直前にvitaに変更となって発売中止
※仕事の方で11月末のある日に電話にて12月発売予定だった『LOVELY QUEST -Unlimited-』 の予約キャンセルの一報があった時は余り気にしてなかったのですが、 その翌日に発売中止の情報が。かなり直前でしたから正直「え?」って反応でした。 その後の情報でPSvitaへの移植に変更との事でしたが……。

 こちらのケースは急な事でしたが、しかしながら、 プレイステーション系携帯ゲーム機のシェアは来年になるとPSPとPSvitaの間で差が更に拡大する見込みですから、 今後、PSvitaの方での移植作のリリースが増えて来ることでしょう。画質もこちらの方が凄く綺麗ですし。

◆虚淵玄さんの血筋
※祖父が「探偵小説界の戦後派五人男」に挙げられる推理小説家・大坪砂男であり、 両親も俳優・劇作家と声優という事が、 今年の7月に出版された創元推理文庫版「大坪砂男全集 第四巻 『零人』」の編者解題で紹介されました。
 大坪砂男については、山田風太郎を含む「探偵小説界の戦後派五人男」は江戸川乱歩が挙げられた事からも、 当時注目された作家だったのでしょう。

 虚淵玄さんの作品といえば星海社文庫『鬼哭街』読んだ直後に劇場版『魔法少女まどか☆マギカ[叛逆の物語]』 を見に行ってますけど、ほむらとマミさんの銃撃戦シーン見ててほんまに重火器バトルシーンが好きなんだなぁと思いました。
『鬼哭街』の空中を走る車のハイウエイでのバトルシーンはちょっと映像化して欲しいかも(そんな事を脳内妄想)。
『沙耶の唄』BD-PGも今年の発売でした……結構売れてました。

◆「父親が遊んだかもしれないエロゲー」『ランス』シリーズ1作目が復刻
※『ランス01 光をもとめて』の「父親が遊んだかもしれないエロゲー」に戦慄(苦笑)。
 1作目は1989年の発売でしたから凄い月日を経てのリニューアルです。 そのパッケージも昔のパソゲーっぽい懐かしいケースだったし。

 そして6作目以来のナンバリングのあるタイトル『ランス9 ヘルマン革命』(9までの間に関連2作)の発売も決まりましたね。

◆『闘神都市』が3DSに移植
※正確には『闘神都市II』の移植…元は1994年発売のタイトルです。移植といってもそのままだと普通に18禁だから、 何らかのアレンジかけてリファインされるとの事で。メインヒロインの瑞原葉月は当時人気が高かったです。
 予約キャンペーン特典がゲーム誌『テクノポリス』(知ってる?)の復刻とか、どう考えても30代末以上の年齢層向けにしか(苦笑)。

◆コミケのジャンル区分で「Leaf&Key」が「ギャルゲー」に統合
※これ書いている時にちょうどツイッター上に挙がってましたが葉鍵系が……。
 エロゲのコンテンツの多くは次回作が登場したら前作と交代していくような事が多いのですが、 その中でLeaf(アクアプラス)とKeyは、旧作のキャラであっても長く人気を集めている事が多く、 その牽引力がこれまでジャンルを存続させてたのでしょう。
 ただ、『ホワイトアルバム2』とか『リトルバスターズ』など、現行のコンテンツもある中で、 統合されるのも唐突かなぁとも。

 TYPE-MOONジャンルは『Fate/ZERO』後に2度の夏コミでそのエリアに迷い込んだ(笑)実感では、 女性向けのサークルも多かったですから、その為にギャルゲとの統合を逃れたのかな。

◆『大図書館の羊飼い』の発売
※オーガストの学園物完全最新作が1月に発売されてます。そして年明けの3月にはファンディスクの発売も決まってますね。
 また、今作では複数の漫画版の連載もあったり(いつ放送か不明だけど)アニメ化も決まったりとえらくコンテンツを広げて見せてます。 ファミ通文庫の小説版は、3巻目からは原作とは異なる展開だそうでかなり楽しみなんだけど、いつ刊行されるのでしょうか。
 オーガストといえば初のコンサートイベント「トラベリングオーガスト」も開催されてました。 東京は無理でしたが大阪のステージは見に行けましたよ。

 あと個人的な事ですが、ウチのサークルが今年の夏に出した『大図書館』多岐川葵の小説本はサークル初めての文庫サイズでした。

◆ういんどみる『HHG 女神の終焉』体験版でテキストの転用が発覚し、製品発売延期
※他社作品からのテキスト転用箇所が余りに広範囲だった為にHシーン全般のシナリオの改修と音声取り直しが生じた為に、 10月25日から11月29日に発売日が延期してしまったという事がこの秋に発生してました。

◆丸戸史明さん『冴えない彼女の育てかた』と『ホワイトアルバム2』
※『ホワイトアルバム2』アニメを見ながら…見終わった後もテキスト打ってます。
 ウチは機会逃して原作未プレイですけど、GA文庫版のノベライズは3巻目まで読んでます(筆者は別の方ですが)。 本当に読者に対して意地悪すぎる展開だなぁ(とりあえずネタバレ回避…4巻目まだ積んでるけどな)。

 あの空港のシーンって中部セントレア空港じゃなかったの?という疑問はまた別の作品だとして(マテ)、 『冴えない彼女の育てかた』ですよ(バンバン!)。
 なんで途中から予測の斜め方向に突っ走っちゃうんですか~~。特に7月に刊行の4巻!!  P177まで読んだ所で中断させてたんだけど、 夏コミ新刊の表紙を入稿締切に追われながら色塗りしていたちょっとの息抜きにちょっとだけ読むはずが、 4巻190ページから「そっちかよ!?」と突っ込んでしまい、一気に読みきって感想まで書いてしまいましたわ!! (夏コミ原稿は入稿間に合ってます)
 5巻目にしても、後輩と英梨々の衝突に際してライバルの伊織がほくそ笑むかと思いきや…だったりと変化球投げてるし、頻繁に。
 5巻といえば最後に見せた加藤恵のヒロイン力でしょうか。深崎暮人さんによる挿絵が凄い印象的でした。 虎の穴特典冊子で表紙を飾る事を「公開羞恥プレイ」と失言してるので、加藤はそのうち水着で表紙絵を飾るのかも知れないな(苦笑)。

(『ホワルバ2』は一応エロゲだし、丸戸史明さんもエロゲライターだからエロゲ関連でいいですよね?)

◆広島市中区大手町のアニメ系ショップが大移動!!
●メロンブックス広島店とアニメイト広島店がアニメイトビル(旧ソフマップ広島店/旧ネバーランド広島本店)に移転。
●とらのあな広島店が本通りから立町の電車通りに移転
●らしんばんがアニメイトビルに出店
●ソフマップ広島店が新球場近くの場所から大手町本通り電停前に移転。

※大手町にあるオタ系ショップの大半がほぼ同時に大移動という、 広島市内のオタ界隈でも(10数年前のこれら店舗の進出以来の)大きな出来事が今年ありました。
 アニメイトビルを中心にショップが集まるかと思ったら、虎の穴がまさか電停で2つも離れた場所に移るとは~(汗)。 これらを回るのに結構歩かないといけなくなりました。

 フロア拡大とか店舗のボリュームにも変化がありましたが、 エロゲコーナーは最盛期と比べてかなり棚面積を減らした印象……。

◆「早期予約キャンペーンでの受付時お渡し特典」目当ての空予約
※この話題自体は去年の事でもあるんですが、今年の秋になって急にそんなケースに何度も遭遇してしまいました (某タイトルで予約5本引き取りなし)。この空予約問題、小規模ショップ存亡にもマジで影響してます(震える声)。

 発売日までに予約分は確保しないといけないし、店頭分も確保する必要があるんです。 その予約分が売れなかったとなれば過剰在庫となるわけで……。

 さすがに色々と対応を検討せざるを得ない状況……。全てソフト販売時のお渡しにするとか。

 早期予約キャンペーン特典あり某タイトルで一時、予約特典(購入時)不足が生じてしまい、色々と交渉して予約分確保したのに…… その9割が引き取られなかったのは結構ショックでしたよorz
 先日の早期予約キャンペーン特典ありの予約解禁タイトルで早々予約が入ってても、 こう何度も続くと不安になります。ダイジョウブデスヨネ?

◆『失われた未来を求めて』がアニメ化(と再始動?)
アニメ『失われた未来を求めて』公式ページ(トップ絵が2種類!)

原作の原画:深崎暮人さん黒谷 忍さん

※『失われた未来を求めて』、この作品が冬コミ直前になって「アニメ化」発表ですよ!?
 TVアニメとはないからOVAかもしれませんが……ここに来て再び作品が動き出した事に、 その一報を聞いてかなり驚きました。

※『失われた未来を求めて』については2012年の時点で動きが既に見られました。
 まずはTrumpleのブログの方で12年の7月にブランドの活動終了とあり、 当時SASAYUKiさんにより連載中だった『失われた未来を求めて』コミカライズでも原作の表記が変わってました。
【お詫び】コンプエース10月号「失われた未来を求めて」第9話におきまして原作者名とコピーライトに誤りがありました。 正式表記は、原作:TRUMPLE/アトリエ ハイキー、(C)atelier Hi-keyとなります。 読者の皆様、アトリエ ハイキー様には心よりお詫び申し上げます。
コンプティーク・コンプエース公式アカウント(2012年8月25付)

 そして2012年10月(9月末頃)にアルケミストよりPSP『水平線まで何マイル?』移植が発表。 11月には『失われた未来を求めて』コミカライズ第2巻刊行(「1st Phase Closed」と記載)。 12月にPSP『水平線まで何マイル?』発売。というような動きです。

 ウチも去年の重大エロゲニュースの時とかに権利元が同じだから『失われた未来を求めて』のPSPへの移植を期待してましたな…アニメ化発表と動いたから、 コンシューマ移植の可能性も高まったかも?

 まだ企画発表までですから、続報待ちましょうか。



※と、今の所で思い浮かんだエロゲ関連での出来事をあげて見ましたが…… 今年もエロゲ関連で色々な事があったように思うのですけど、何があったのかが思い出せないという感じで(汗)。 また何か思い出したら追記します。

(2013年12月18日1:23)



※2件追記しました。

※ちなみにこの1年でもブランドの流通変更がいくつかあったりしますが、把握しきれてませんです。

(2013年12月25日23:39)


※もう1件追記

(2013年12月31日23:20)


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2013年1月 4日 (金)

一地方の小規模エロゲショップでの2012年エロゲランキングのサンプル

※今年もですが詳しくは禁則事項(マテ)。

※2012年はカーニバル系をヴューズで取り扱えるようになるなど、 エロゲ流通業界での取り扱いに少し変化がみられましたが、 それでも未だに流通している全てのタイトルを扱えてないですし、 予約数が伸びないと初回入荷数を増やせなかったり、 リピート発注が諸事情で思うように出来なかった為に頭打ちとかが生じますので、 超大手ショップの販売数ランキングとはかなり違うランキングとなっているかと思います。

※とりあえず今回もさくっと集計していきます(なお、販売本数は禁則事項)。

1位 魔法使いの夜
2位 真剣で私に恋しなさい!S
3位 創刻のアテリアル
4位 美少女万華鏡 呪われし伝説の少女
5位 Rewrite Hervest festa!
5位 リトルバスターズ!(アニメ記念版含む)
7位 辻堂さんの純愛ロード
8位 デモニオン 魔王の地下要塞
8位 あっぱれ天下御免[祭]
10位 グリザイアの迷宮
10位 戦極姫4

12位 Justy×Nasty
12位 はつゆきさくら
14位 ものべの
14位 夏空のペルセウス
14位 彼女と俺と恋人と
14位 Wanna. SpartanSex Spermax!!!
14位 JOKER 死線の果ての道化師
14位 WHITEALBUM2
14位 マテリアルブレイブ
14位 門を守るお仕事

22位 この大空に、翼をひろげて
22位 ランスクエスト マグナム
22位 時計仕掛けのレイライン 黄昏時の境界線
22位 不死鬼譚 きゅうこん 千年少女
22位 いろとりどりのヒカリ
22位 SHINY DAYS
22位 Zero Infinity Devil of Maxwell
22位 喰ヒ人
22位 すぴぱら Alice the magical conductor. Story#01
22位 ‘&’ - 空の向こうで咲きますように -
22位 ヴァンパイア スウィーティ
22位 神学校
22位 英雄*戦姫


『魔法使いの夜』は長い延期を経て2012年4月にやっと発売されまし た。 予約で待たれてる方も多かった分、販売数も圧倒的でした。延期が年度を越してたので、 住まいを移された方とかないかなぁと心配しましたけどそこまで影響も無かったです。 発注数はもう少しいけたかなぁと思いましたけど、なんとかうまく売り切れましたです。 ウチも買いましたのですが……続きを早くですね~。

『真剣で私に恋しなさい!S』も去年の本編同様に予約もかなり集ま ってたタイトルで、 リピート入荷分の販売で更に数値が伸びた感じです。1年を通じて動きのあったのもこれと関連作ですね。
 ニコニコチャンネルなどで『まじ恋』アニメ放送もありましたから、 そこからの伸びも大きかったかもしれません。

『創刻のアテリアル』はSLGで定評のあるエウシュリーの新作でした から、 そのジャンルのファン層が求められたんだと思います。
 ちなみに今回のデモ映像では後半にゲームプレイ紹介映像も流れてました。

■ある意味特筆なタイトルはこの低価格作品『美少女万華鏡』です。
 原画に電撃文庫『僕と彼女のゲーム戦争』 イラストの八宝備仁さん(UMD-PGのゲームでもこの方が原画のが結構売れてましたし) を起用した綺麗なCGと、低価格な手軽さからこちらも1年を通じてじわじわと売れてた感じです。

『辻堂さんの純愛ロード』は『まじ恋』とは少し違った雰囲気…… というか、 女番長ってどうなんだろう?という事で未知数でしたが、 こちらもデモ映像とか流れる情報が増えるにつれて予約が増えていきまして発売直前には店頭分が少ないくらいとなり、 確か即日店頭分も完売してしまったかな。リピートも早々売り尽くしましたから、 みなとそふと関連で大きいファン層が出来上がってる事を実感してます。

『Rewrite Hearvest Festa!』はファンディスクという事で 本編の時よりは初動移行ゆっくりと売れていった感じでしょうか。
 そして秋にアニメ放映始まった『リトルバスターズ!』は少し安くなった旧版の売れ行きの方が顕著だったです。

■新ブランドのデビュー作『デモニオン』も売れ行き良かったですね 。 M&Mさんは以前にもRPGゲームで原画されてましたし、デモや販促物でも内容紹介をしっかりされてましたので、 予約件数からも手応え感じてましたがその予想以上でした。

■年末恒例といえばBASESONさんのタイトルですけど『あっぱれ天下御免[祭]』 は予約件数から伸びが良かったです。 発売日に店頭・予約分瞬殺でした。『恋姫無双』から引き続いて瞬間風速でヒット飛ばしてる印象です。

『戦極姫4』は前作が発売日瞬殺だった事を念頭に置きつつも、 ちょっと発注で多めにしてしまったので今回どうだろうと心配しましたが、 こちらも発売翌日に棚とか見たら完売御礼状態でした。PS3版とかの関連作も売れてましたけど凄い人気ですね。

『グリザイアの迷宮』はファンディスクという事もあって前作本編 よりは少ないですけど、 また13年3月に関連作が出ますから、本編(今度PSP版出ますね)含めてもう少し動きを見せるかなと。

『Justy×Nasty』も予約が急に増えたりしたので、 予期しなかった動きから急遽仕入れ数を増やしてました。その勢いに違わず発売日からの売れ行きも良かったですね。

※僅差ではなく同一順位が多い……。あと一歩で抜け出せるっていう位置。 完売してる場合はもう少し追加出来れば変動あったでしょうし、予約分が売れてれば……というのもあったり(汗)。 いくつかまだ在庫が年越してるのも並んでますので、初動での販売数で頭打ちとなってる場合もあるかなぁ。 (女性向けはタイトル数の少なさもあってかジワジワと売れてる感じかも)。

※2012年の販売数の数値はメーカーやその作品への人気の目安でもあり、 次回作に対する期待値ともなり、 その次回作についても更に一段と売れるように販促展開するという目標ともなります。

※2012年は全年齢向けとE-15指定タイトルの比較的多い年でしたが、 『ダカーポ3』は別流通扱い(次回作は扱えるっぽい?)、 『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』は『恋チョコ』関連だから扱えると思って販促展開して 予約解禁になったと思ったら別流通扱いと判明という感じで、全体の動きは良くわかりませんでした(滝汗)。
 扱いあったタイトルはデモ映像や内容でのユニークさ、PRポイントとかも持ち合わせてましたけど、 別格の『魔法使いの夜』と『すぴぱら』を除いて販売数が伸びず、まだまだ手探り状態という感じですね。
 ただ、E-15指定もまだ1年目ですから、次の1年でユニークな作品を出してみるとか、 例えば(これはもうPCじゃ無いんだけど)PS3普及によるユーザー層の多さを見てBD-PGでも出してみるとか、 まだ開拓の余地はあると思いますので、引き続き注視したいところです。


※2013年は……まずは1月にAUGUST期待の最新作『大図書館の羊飼い』 が控えております。 八月信者なウチですので早くプレイしたいですね~夏コミに向けて面白い同人小説ネタが浮かぶといいなぁ。
 他にも2月は『パステルチャイム3』、3月には3部作の最終章?『グリザイアの楽園』、 4月にはエウシュリー『魔導巧殻 闇の月女神は導国で詠う』と、まず 今年上旬に注目作が並んでますし、 まだその先で発売となるであろうタイトルも多く控えてるはずです。今年は豊作だと良いですね。


 さて、ここ数年は売れるか売れないかの二極化が言われ続けてきま したが、 今回の結果(と非公開数値)を見ますと、 売れたタイトルにおいても発売から数週間という初動で どれだけ売れるかどうかがますます重要になっているように思えます(再確認)。
 これについては引き続き発売前より店頭での紹介を進めて予約訴求し 発売日に手にとって貰えるように今まで以上に販促に力を入れるしかないんですけどね。

 それと関連しますが、初動以降の販売促進についても何とか考えないとなぁと(汗)。 息の長いというか賞味期限が伸びるくらい話題性が続くタイトルが少ないので(話題性は新規コンテンツに移りますから) 、 話題性をもう少しでも後押しできるような。
 ともかく2013年もエロゲコーナー潰れないよう販売頑張ります。

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(2012年1月4日 18:44)



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2012年12月30日 (日)

2012年のエロゲ関連映像 ウチの10選

 (関連 いまじならっくさん「美少女ゲームムービーランキング2012」)
 (関連 2011年のよかったエロゲムービー)

※今年も色々なエロゲのデモ映像が公開配信されたり店頭で上映されたりしましたが、 その中でもウチの脳内で特に良かったりユニークだったものを、ここでまとめて取り上げたいと思います。

※リンクしてる動画は公式配信のものに限ります。
場合によっては公式サイトで配信されてたり、体験版の最後に映像来てる場合もありますので。


 まずはOP映像部門から。



【OP映像】

『真剣で私に恋しなさい!S』OP
(みなとそふと  みなとそふと公式チャンネル)
※フルアニメOPだった前作でも凄くいい動きしてるバトルしてましたが、 今作でもフルアニメで多数の登場キャラを所狭しに盛り込んだ上でしっかりスピード感あるバトルシーンを加えてましたね。 低空を飛ぶジャンボ旅客機をバックにって構図が特に印象的。


『猫撫ディストーション Exodus』OP
(WHITESOFT  whitesoftofficial)
※絵はミヤスリサさんやみやま零さん、月音さんと可愛い系な感じですけど、 キャラ絵を挟むように映像の中にも多層的に印象的なテキストが映し出されたり、 BGMとなってる主題歌の歌詞も「不完全は美しい」とか耳に残る言葉が乗ってるんですよね。


■『グリザイアの迷宮』OP
(フロントウイング)
※あの『グリザイアの果実』よりはアニメパートは少ないというか 謎のお姉さんが銃弾を装填してる所とラストの主人公?が…タイトルロゴに拳を叩きつける場面だけですが、 『魔界天使ジブリール4』から続く主題歌に合わせたかっこいいカットインが全体的に行き渡ってて、 何度見てても飽きません。更に次の『グリザイアの楽園』のOP映像にも期待ですね。


『英雄*戦姫』OP
(天狐)
※世界中が舞台という事でたくさんのヒロインが登場しますからその紹介も一挙まとめてって感じですけど、 要所要所でアニメ映像を用いたり原作CGにアニメを繋げたりしてて重点的にそのヒロインらの魅力をアピールしてます。


『ものべの』OP
(Loss)
※森豊かな山村を舞台とする雰囲気と主題歌から感じられる懐かしさ込み上げて来る雰囲気が合わさり、 独特の哀愁ある田舎ゲーの魅力に満ちてるOPムービーになってますね。


『すぴぱら STORY#01 Spring Has Come !』OP
(minori  minoriworks さんのチャンネル)
※minori作品といえば差す光の輝く細やかなアニメOP、そして果てしない広さを感じさせる空間演出なのですが、 こちらはそれに加えて魔女っ娘なアリスさんの夜の空中散歩が結構スリリングでニアミスでスピード出しすぎなシーン (多分、Anotherなら死んでた)が今年一番なエロゲアニメパートでした(注 この作品は全年齢対象です)。 あと、ヒロインらが集ってる日常的みたいな場面も多かったりしますけど、 何を話したりしてるのかなって思ってしまいますね。特にあの緑色の髪の元気な子とか(笑)。


『この大空に、翼をひろげて』OP
(PULLTOP  PULLTOP_CHANNEL)
※広がる青空が魅力的なOP映像です。 ヒロインやスタッフ紹介のテキスト演出もAR(拡張現実)のようなユニークな表現になってて面白いですね。 また、Will系作品のムービーはここ数年、絵を動かされる事が多いのですが、 今回は『恋神』のように3Dキャラを使われてますね。 2D絵と映像が繋がるよう互いの素材がより近づけられてるなと思いました。


『彼女と俺と恋人と。』OP
(PULLTOP  PULLTOP_CHANNEL)
※黒髪ロングヒロイン・綾乃さんがヒョコッと現れ白い吐息を零されてる、 このワンシーンに彼女の魅力が篭められてますよね。全体の雰囲気も清楚で凄くさわやかな雰囲気に満ちてて ……まぁ鍵が3つとか女の子両抱えとか、全体の雰囲気に騙されてはいけないんですけど(苦笑)。
 こちらは『この大空』と違って普通のビジュアルをパーツごとに素材化して動かす Will系作品に良く用いられてる技法が効果的に使われてます(腕とか足とかだけのカットインは3D素材?)。


『ガンナイトガール』OP
(candysoft  candysoftチャンネル)
※軍の教育隊の学校(ストーリーによると色々と背景あるみたい)が舞台となっており、 途中からは何らかの事情で戦争に巻き込まれていくそうな事から、戦闘シーンや実戦っぽい教練(目が本気だしな)、 強化外骨格(ロボみたいな兵器)の活躍といった場面などが主題歌のテンポに乗って次々と映し出されてますね。 軍隊もの自体があまりエロゲ作品では見られないからか、 映像の雰囲気はかなり珍しい感じに受け止めてて印象に残ってるのかな。


■『夏空のペルセウス』OP
(minori)
※公開された体験版の最後のシーンから繋がってるので、 この映像は体験版をプレイするか店頭でしかご覧になれません。とりあえず18歳以上の方は体験版プレイしてみて~。
 今回は『すぴぱら』OPなどの様なアニメ映像ではなく素材をパーツ化して髪をなびかせるなど動かす演出を使われてます。 また、表情豊かなゲーム内のイラストによる移り変わる気持ちの変化みたいな演出も丁寧で (あの少し困ってるような表情への変化は冒頭での遣り取りに関わってるんでしょう)、 そしてあの丘の展望台を中心に動くカメラワークスに『すぴぱら』などでも見られました広い空間が感じられますね。




【紹介映像・PV映像】

『猫撫ディストーション Exodus』PV
(WHITESOFT  whitesoftofficial)
※上のOPでも取り上げてます作品ですが、このPVでも既に映像の中で様々なテキストが示され、 問いかけるなどしていて、 それが幻想的な歌を伴ってる事から不思議な雰囲気を出してるんです。 それから、このしっとりした雰囲気から上記OPではアップテンポに激変するので、そういった変化も印象的だったり。


外国人に『英雄*戦姫』を遊んでもらってみた
(天狐  天狐 てんこ)
※配信されてた動画タイトルだと「プレイムービー」なんですが……髭の外国人の方が洋風なお屋敷で『英雄*戦姫』 をプレイされてる様子という動画です(笑)。実写ですよ実写!! その発想は無かったと、公開当時思いましたよ!!


■『魔法使いの夜』CM
(TYPE-MOON)
※『まほよ』の魔法発動シーンとかバトルとか、青子の凄くやばい考え浮かべてそうな笑みとか、 草十郎が大変な目に巻き込まれてるとか(笑)、そういったシーンが一気に流れていくという、 OP映像がかなり前に公開されて以降、発売直前に公開された2本目の動画という事で凄く注目を集めた映像でしょう。 この映像が実際に使われた場面は寝る間を惜しんで続きが読みたいばかり夜中頑張ってプレイしてましたが、 魔法効果エフェクトが今までに無いものでした。


『創刻のアテリアル』デモ
(エウシュリー  EUKLEIACO)
※前作『神採りアルケミーマイスター』OPムービーではアニメのカットも織り交ぜて、 かっこよくムービーを描かれてましたが、今回もそれを引き継いでとなってますね。
 そしてウチが結構注目してますのは、 エウシュリー作品の店頭デモでは初めて実際のプレイシーンを紹介されてる事でしょうか。


■『xxな彼女の作り方2』CMPV
(KISS)
※『カスタムメイド3D』とかの宣伝でも面白ボイスで登場してる方が今回もこの新作を紹介してるんですが…… 実は文字と音声では意訳挟んでるっぽいのね(苦笑)。
 このデモでは『カスタムメイド3D』で作られた3Dヒロインがステージで『xxな彼女の作り方2』 の歌を歌うムービーも流れてて、ポリゴンキャラだけど綺麗に良く動くなぁと感心してしまいます。


■『東京バベル』各種PV
(propeller  propellergamecom)
) ※アニメとかでよく耳にするアニメ声優さんを起用してるという事で、 プレイ映像などによるPVもそれぞれのシーンでのたくさんのキャラによる決め台詞が流れてるんです。


■『Dies irae ~Amantes amentes~』・『Zero Infinity』PV
(light  lightofficialmovie)
※今回のlight作品のPVも(去年作品のPVに引き続き) その作品中の熱いシーンなどをかっこいい感じや印象的な台詞回しと共に独特なセンスで再現してるんですよね。 特に男キャラのかっこいい台詞回しは今年のも印象に残りやすいかも。


■『門を守るお仕事』デモ
(ソフトハウスキャラ)
※ソフトハウスキャラさんのデモは毎回、ムービー後半にゲームプレイ過程を紹介する動画を付けてるんですよね。 ちょっと時間調べてみると約1分半。その中で色々なプレイシーンを画面全体で紹介コメント付で映し出してるので、 内容がわかりやすいです。その判りやすさは毎回ですからもう手馴れてるんでしょうね。


『あえて無視するキミとの未来』紹介ムービー
(ALcot  ALcotStaff さんのチャンネル)
※今年のALcotさんは他にも『中の人などいない』などでも紹介ムービーを公開されてましたが、 特にこちらのが酷い(笑)。残念幼馴染ヒロイン一人デスられそうになったり、 妹に何かスタンド憑いてるし(これが駄妹の呪いか)、 ともかくそんな感じのグダグダ(褒め言葉)コメディ展開が繰り広げられてます。


■『ガンナイトガール』各PV
(candysoft  candysoftチャンネル)
※色々とPVが公開されてますけど、個人的に注目なのは「強化外骨格」 という装備品というかロボメカが実写の中でまるでそこにあるかのように動き回ってる映像でしょうか。




と、大体以上のような感じです。改めてみると今年も結構ユニークなデモが公開されたり、 以前より工夫されてるところなんかもありましたね。加えてYOUTUBE公式チャンネルを持ってるメーカーも意外と多かったかも。

 それから地味に変わった事といえば、今年は「mp4」規格の動画が公開される事が多かった事です。 何でそれが気になるかというと……仕事で使う動画ツール・イメージコンバーターが対応しないからです(苦笑)。 このツールは旧パソのXPでしか動けないしソニーがイメージコンバーターのWin7版とか再配信とかしないから、 来年には何かPSPに動画を移せる代替ツール探さないと駄目かなぁ……。


(2012年12月30日 12:45)


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2012年11月28日 (水)

《2012年の10大+エロゲニュース(ウチ個人の)》 ※12月末追記

 (関連 2011年の10大エロゲニュース)

※《2012年の10大エロゲニュース》は、ウチ個人では今回挙げてみますが(年末にも追加予定)、 集計については夏コミへの申し込みなどの準備(サークルカットとか書類)も進めるし、 あと12月の仕事がクリスマス商戦とかマジで多忙な予感で、ちょっと気が回りそうに無いからウチでは実施しません。 手作業での集計作業も結構大変だし。
(去年については夏コミ申込みをしなかった他に、大きな出来事があった事を受けて業界内での印象ある出来事を取りまとめたいという目的がありました)


 その代わりですが、個人的に《2012年の10大+エロゲニュース》を挙げてみたいと思います……11件あるけど来月までにもう少し増える?
(リンク先は一部18禁なエロゲメーカーサイトの入り口も含まれてますので注意)

【参照】
月別 2012年○月のエロゲなニュースを振り返ってみる(エンドーさん)





『魔法使いの夜』がやっと発売されたけどまだ終わりじゃない。
※最初の発売日からえらく長く掛かりましたがやっとこの4月に発売。
 バトルシーンでの演出はこれまでに見た事がない壮絶な魔法合戦……という姉妹喧嘩(笑)でした。 後は…静希草十郎のあの首に巻いた包帯とか気になる事が残されてるので……続き早く!!

■Circusなどカーニバル流通系がこの秋から急にヴューズで取り扱い始まった事
※発注関係の書類を仕事で見てた10月に、ちょうど10月から延期の掛かってた 商業化したぺこ先生百合ゲー『その花びらにくちづけを』 が急にリストアップされてたのを皮切りに、 11月には『祝!TVアニメ化記念 D.C.III DASH ~ダ・カーポIII~』 まで取り扱える事となったという。
 地味に流通関係での変化が感じられる結構重要な出来事かも?

BISHOPさんの販促用ポケットティッシュがお店に大箱いっぱい届いた件
※今までにも販促物でたくさん届く事があったのですが、今年のは桁違いってレベルじゃなかったです。 箱ですよ箱、段ボール箱いっぱいの!

■『NEWデブプラス』『フツウノファンタジー』が諸事情によりタイトルや内容修正して発売となる。
※その昔、『戦国妹無双』というのがあってな(以下略)。
 パロディとかオマージュについては(製作者側やユーザー側がそういったものに親しんでる事もあって) 作中のテキストやビジュアルの要素の一部として大変良く取り入れられてるもののひとつですけど、 曖昧な境界線に近づく余り、オリジナルからして見過ごせない一線を知らず越えてしまう事 (まだ大丈夫だろうと思って越えてしまうとか?)が改めて表面化したという格好ですね……。

■『真剣で私に恋しなさい!S』が大ヒット
みなとそふとの『真剣恋』も大ヒットだったけど そのFDや姉妹ブランドみなとカーニバルのデビュー作も予約がすごくて店頭分が発売日には足りませんでした。 訊けば声優陣の多さなどで製作費もすごかったとか。
 ニコニコチャンネルでアニメの方は見てましたが素手で10式戦車を撃破とか人間離れでした。

Overflowが解散
※去年暮れに『シャイニーデイズ』が延期掛かったと思ったらRSK流通扱いとなった事も個人的にはびっくりだったんですが、 その作品を最後に解散というのも「あのちよれんの一角が」と驚きました。 これまで多くの話題を提供されてただけに……。

■ヨドバシカメラ、ゲームソフトの予約が全額前払い制に
(関連)
ヨドバシカメラ、ゲームソフトの予約が全額前金制に(INSIDE)
ヨドバシ.comお客様サポートトップへの問い合わせレポ(神子秋沙さん)

※「早期予約キャンペーンでの受付時お渡し特典」目当てでの空予約が余りに多かった事からの対抗措置ですね。 予約は仕入れ数を決める上でも大変重要な数値なので空予約が余りに多いとお店的にも (予約分の大量キャンセルが生じると)深刻なんです。

■『水平線まで何マイル?』がアルケミストよりまさかのPSP移植
(関連)
正式表記は、原作:TRUMPLE/アトリエ ハイキー、(C)atelier Hi-keyとなります(コンプティーク&コンプエース編集部@comptiq)

※PC版ブランドの頃にも移植の動きがあったんですけどブランドの消滅と共に……となってましたが、 この秋になってアルケミストからの移植が雑誌に掲載されたんです。 シナリオに新たに田中ロミオさん参加で後日談シナリオ追加、 黒谷忍さん絵の新規ヒロインの追加(など移植でのお約束の追加要素いくつか)。店頭には 深崎さんによる販促絵のポスターも(PC版の絵ですけど新規のも来るかな?)。
 この作品への権利が「アトリエ ハイキー」に移管されてるのですが、 この名称は『すまいる』スタッフの多くが参加してたり世界観も共有している(『すまいる』の方が未来) 『失われた未来を求めて』のコミカライズ (漫画 SASAYUKiさん) 2巻目のコピーライトにも併記されてるんですよね (TRUMPL活動中止)。 権利関係が一本化されたみたいかな?と思うと、『失われた未来を求めて』のPSP移植への期待も……。
 ちなみにコミカライズ2巻は原作PC版の体験版にもある出来事で幕引き(完結)となってますが、 そこには「1st Phase Closed」とあるんで、もしかすると……。

『THE ガッツ』の新作が9年ぶりに発売される。
※最近にエロゲを嗜み始めた方たちにはある意味衝撃的だったんじゃないでしょうか。 いや当時を知ってる人間からしてもまさか復活するとは思わなかったですし……。

■音楽ユニット『eufonius』の騒動がアニメやゲームなどの発売にも影響
※詳しい経緯については以下略として、アニメ『ココロコネクト』での騒動の影響が、 そのPSPゲーム版とかPC『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』、 主題歌での参加が多かったフェイバリットのイベント、意外な所ではオーガスト『大図書館の羊飼い』 関連曲にまで影響が広がってました。

■『ゲーマガ』が2012年3月号をもって休刊。
※『ゲーマガ』は『以下略』が2巻目が出る掲載量も無いままに終わっちゃったりといった事もあったけど、 オーガスト企画ページやグッズ制作(千堂瑛里華フィギュアは今も大事にしてるよ)、 その他色々なギャルゲやエロゲ情報(健全仕様で)を取り上げられてたので 総合誌としては某ファミ通よりも重宝してましたので……色々と残念でした。




※という事で今年の11大エロゲニュースを挙げてみました。 まだあと1ヶ月あるから年末に追加版を挙げるかと思いますし、総括っぽいのもそこで触れてみようと思います。

(2012年11月28日 15:19)




【12月30日夜】
今年のエロゲデモ個人的10選をUPして後はもう年末年始だなぁと思って数時間後に思い出したというか、 それまで忘れてたわ(爆死)。

 一応今月に少しだけ追記する件を思い付きメモってましたが、更に何かあったけ?という状態なので、 もうその思いついた分だけを追記します(グダグダだわ~)。



■E-15指定(15歳以上推奨)という区分開設と、一般向けPCソフトリリース相次ぐ1年
『葬送鬼レギナルト(3月 E-15)』『魔法使いの夜(4月 E-15)』
『ダカーポ3(4月 E-15)』『すぴぱら(5月)』
『Rewrite Hervest festa!(7月 E-15)』
『不死鬼譚 きゅうこん 千年少女(8月 E-15)』
『Dies irae Amantes amentes(8月 E-15)』『東京バベル(8月 E-15)』
『ルートダブル -Before Crime * After Days-(9月 E-15)』
『リトルバスターズ!パーフェクトエディション TVアニメ化記念版(11月)』
『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!(12月 E-15)』

※上記のようにほぼ毎月のペースで18禁以外のPCソフトがリリースされてましたな。
「18禁みたいに指定以下の年齢への販売を禁止している」 訳ではないというのが店頭現場からしてちょっと曖昧なのですが、 購入する際とかの対象年齢層の目安として「E-15指定」を見ればいいんでしょう。
 これを機会にコンシューマからPCゲームにまで視野に入れてくれるような 18歳未満のエロゲユーザー予備軍の掘起しが起きればいいんですけどね。 特に今や毎年のようにエロゲのユーザー減少や市場縮小が言われ続けてますから。

 製作側としては、コンシューマでは際ど過ぎてアウトな半裸ビジュアルなども肝心な部分さえ 「見えてなければ」使用OKとか、残酷なイベントCG表現も使用できるいう表現レベルを設けられた事で、 CERO D指定とエロゲ18禁の中間のような作品が出し易くなったのかもしれません。
 特に最近だとアニメや漫画も割と際どい表現でも一般向けでOKだったり売りにしてたりしますし (TV放映では謎の白い光ですが)、更にアニメではお色気要素の強い作品でも人気声優さんが演じてますから、 ならゲームでもと考えるでしょう。そのポイントを組み合わされたのが 『東京バベル』『ルートダブル』『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』ですね。

「E-15」指定はまだ開設1年目ですから、2013年にどう活用されていくか注目したいところです。

■広島でのminori『夏空のペルセウス』イベント
※ウチも確か1試合で二度も乱闘起こしたあの中日戦を見たとか、優勝したといたような黄金期の記憶が強烈過ぎてて、 最近の選手層についてはそこまで詳しくないのですが(滝汗)、今回参加しましたこの地元イベント、 まさにカープファンの集い状態でした(!!)。




※これで13大か……まだ明日になれば思いつきそうですがもう時間ないっぽいです。 以上が今年のウチのエロゲニュースということで~。

(2012年12月30日 23:07)



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2012年1月 6日 (金)

ウチの《2011年私的重大エロゲニュース》追加分

※受付は1月7日までです。
 
2011年の10大エロゲニュース



11月17日にも挙げてましたが、 それから年末に掛けての出来事を補うつもりでいましたので、その追加分を記します。
 ……ホントは年末に用意する筈でしたが、「PS3『メルルのアトリエ』発売後のレイティング変更」の件を扱うかどうか迷ってたり、 gdgdしてたりで、間に合わなかったのよorz




◆菅野ひろゆきさんの死去
※大学4年の夏休みに引き篭もりかけてる頃にサターン版『デザイア』と『EVE burst error』に出会ったんですよ。 特に『デザイア』はその結末は全体的に見てハッピーエンドに及ばないのですが、 そこに至った時に得る真相を知れば、想像を絶するような感想を抱きました。
 最後の出来事が冒頭部とかに結び付くシナリオ作品が結構以前のウチの好みだったんだけど、 今改めて思うとそのきっかけはこの『デザイア』なんだと思いますね。

 ハッピーエンド未満な切ない結末とかバッドエンド的だけどそれ以上の何かが感じられるような作品が好きなのも 『ホワイトアルバム』だけでなくきっとこの作品が起因してるんでしょう。 氏の作品をプレイして以後、各所で勧められてた『YU-NO』は結局未プレイのままで……あ、部屋からサターン版が発掘されました(!)、  久しく疎遠な感じとなってましたが、最近でも何とも言いようがない結末のラノベを好んで読んだりする辺り、 ウチの趣向の基礎部分にもしっかりと組み込まれてるんだなと改めて思いました。

◆オーバーフローさんが流通を変更
※どういう経緯でなのかまったくもってよく分からないんだけど、 11月頃の発売予定が延期したらしいな~って思ってたら、急に流通から取り扱いの案内が来てマジでビビリました。 というか本当に発売となるんだろうかって不安が(そこのところ、よろしくお願いします)。

 あと、これ以外にも去年に別流通扱いになってたHOOKさんが戻ってきてたり、 CUBEさんが急に取り扱えるようになってたり、店頭では中々見えてこないけど水面下ではそんな事がありました。

 今年発売となった『sisters』のジェリーフィッシュさんは…… 流通が代わった為に予約受付中だったのが取り扱い出来なくなったんだよな(でもその件は今年ではない)。

◆『さくらさくらFD』がまだ発売されてない
同じく延期し続けてました 『魔法使いの夜』は年末までに出るかな出るかな~って期待してましたがorz 今度の12月15日に刊行の『TYPE-MOONエース vol.7』 にやっと体験版が出るそうだし、現時点の告知だと2011年(度)内って感じですかね。 (12月に入って2012年4月12日発売と発表ありました。やっと、やっとですよ!)

 ……本編も延期しまくりだったけど、それに続いて『さくらさくら』のFDまでもgdgdに延期……というか昨春以降案内もなし。 こんな事では店頭に予約券を出す事すら出来ませんよ。何らかのアナウンスは欲しいですよね。

◆PS3『フォーチュンアテリアル』・PSP『伊織の野望』の開発中止
“発売元の角川書店様と検討を重ねました結果、この度、諸事情により開発を中止することとなりました”

※技術的なのとかコスト面とかではなく……なんですよね。よくわかんないけど、 幻となったヒロイン・東儀観夜や『伊織の野望』でどんなゲームを目指していたのか、謎だけが残されてしまいました。  個人的には『あけるり』PSP版も特に他との連動がなかったにも拘らず売れたと言うように、 オーガスト作品への支持が基盤としてあるのですから、まだ可能性があると信じたいです (『大図書館の羊飼い』開発で今は手が回らないでしょうけど)。 『フォーチュンアテリアル』は児玉 樹さんによるコミカライズも去年に完結してますね。 設定が入り組んでいる原作を丁寧に、そして細かい所で良い感じに補っていたり(伊織とあの人との再会とか)と、 『Canvas2』漫画版読んでて抱いてた連載開始頃の期待以上に、漫画化されました。 もう少しだけアフターシーンを読みたいって思うくらいですね。  また新しい連載をされてるそうで、その単行本化を心待ちしております(掲載誌まで手が回らずorz)。




※延期タイトルとして挙げてました『魔法使いの夜』と『さくらさくらFD』の内、 『魔法使いの夜』の発売日が決まりましたので、そこだけ差し替えてます (夜までその辺りでテキストに捕捉漏れしてました(汗))。

※とまぁこんな感じです。2012年はもう少し景気の良い事とか作品の良い評判とかがもう少し挙げられればいいんですけどね。

(2012年1月6日17:36)



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2012年1月 3日 (火)

一地方の小規模エロゲショップでの2011年ランキングのサンプル


※詳しくは禁則事項(マテ)。

※毎年のように相変わらず未だに流通している全てのタイトルを扱えてないですし、 初回入荷数の確保とか、リピート発注が諸事情で思うように出来なかった為に頭打ちとかが関連してしまうので、 超大手ショップの販売数ランキングとはかなり違うランキングとなっているかと思います。

※とりあえずさくっと集計していきます(なお、販売本数は禁則事項)。
1位 大帝国
2位 Rewrite (初回版) (全年齢)
3位 穢翼のユースティア (初回版)
4位 ランスクエスト (通常・新装版)
5位 神採りアルケミーマイスター
6位 つよきす3学期 (初回版・通常版)
7位 戦極姫3 (豪華限定版・通常版)
8位 恋と選挙とチョコレート (初回版・通常版)
8位 極道の花嫁br> 10位 グリザイアの果実
10位 恋騎士 【A】
10位 星空へ架かる橋
13位 あっぱれ天下御免 【A】
13位 処女と魔王とタクティクス
13位 黙って私のムコになれ (初回版・限定版)
16位 恋ではなく 【A】
16位 真剣で私に恋しなさい! (初回版・通常版)
16位 Fate/hollow ataraxia
19位 Fate/stay night
19位 最終痴漢電車3
19位 神曲奏世界ポリフォニカプラス (全年齢)

【A】:アクティベーション導入タイトル

※上位はいずれも人気メーカーの新作でありネームバリューの期待度の高いタイトルでしたので、 予約も早くから集りました。それを受けて安心して多めに確保したんですけど、その勢いはそれをも上回るもので、 確か発売日当日には店頭分がなくなってます。

『ユースティア』はオーガスト最新作という事で勢いはありましたが、若干、 その作品の方向性がガチでシリアスなダークファンタジー的だった事がスタートダッシュを遅らせたかも。 それでも最終的にはこの順位ですから、さすがオーガストです。 次回作は学園ものなので新規ユーザーをも取り込めるように販促展開を試みたいですね。

『つよきす3学期』は発売後からの反響が大きかったかも。前作からみてそこまで期待してなかったので、 予想外に感じました。内容的な支持を得られたと言う事なので今後にもそれが持続して欲しいです。
『恋騎士』はビジュアルが良い感じでしたから発売前より期待しておりましたが、 同じく内容的に評価されたのでしょう、少しずつ売り上げ数を上げていきました。
 内容的に評判が良ければ、少しずつでも販売数も積み上がっていく。 そういったタイトルは結果を残せるって事です……が、 それにショップも如何に対応するかが今季からの課題だと再認識している所です(汗)。 (リピートがもう少し上手くいけば上位に上がったタイトルがもっとあったかもと反省)

『戦極姫3』については予約件数から結構良い感じに売れるかなって思ってたら確か発売即日完売してしまいました。
『処女と魔王とタクティクス』もですけど、内容紹介のような要素のあるデモ映像で予約が予想以上に集るケースが、 今年は何度かあったように思いますね。

 アニメ関連は……『ましろ色シンフォニー』『シュタゲ』は扱いがなくって(『ましフォニ』だけ初回入荷分だけ過去に扱いましたが)。 でもPSP版は本当によく売れてましたよ~。
『星空へ架かる橋』はアニメが始まった頃と合わせて一気に売れて言ったように思います。
『真剣で私に恋しなさい!』ももう少しリピート仕入れ出来てればもっと順位を挙げられたかも。 アニメの方は終わっちゃいましたが1月に出るファンディスクも結構予約入ってますから、もう少しいけそうな感じかな。
 2012年だと『恋と選挙とチョコレート』アニメ化が控えてる所ですので、その辺りは注視したいです。

『Fate』関連は以前よりは勢いは衰えていましたが『Fate/Zero』の後のお話という事もあってそこそこ動きがありました。
 まだアニメの『Fate/Zero』は後半戦が4月に控えてるし、同時期に『魔法使いの夜』も出ますので、 2012年はもう少し盛り上がってくるかな。
 というかPS2版『Fate/stay night』を移植した全年齢版PCソフトも店頭で扱えれば、 お店的にも『まほよ』前から盛り上がれるんですけど~(PSPにも移植して欲しいです)。

『あっぱれ天下御免』は12月という短期間でこの順位です。 『恋姫無双』というロングヒット作をどう乗り越えるかがブランドの鍵となってる感じですので、 今作がどう見られているかは、今後の販売状況次第でしょう。そういう意味ではこれからも注目です。

『グリザイアの果実』はデモ映像での注目度に加えてアニメ『化物語』の渡辺明夫さんが原画に参加されていたという事が、 予約や販売数を後押ししたかと思いますね。その影響からか女性の方からの問い合わせもあったのが印象的でした。

『神曲奏世界ポリフォニカプラス』は直前になって一気に予約が増えて慌てて追加したという(汗)。 『Rewrite』とこのタイトル、2011年は全年齢タイトルで大きいものが来てたかなっていう印象でした。
 2012年も『ポリフォニカ』シリーズのocelot最新作『葬送鬼レギナルト』(15歳以上対象ですが)、 『魔法使いの夜』『Rewrite Hervest festa』、 もしかすると『すぴぱら』『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』も?  って候補的なのも挙げると全年齢向け関連が多い! という事でより一層注目しないといけませんね。 (まとまって出てくれるとなれば全年齢向けコーナーも恒久的に安心して設けられますし)


※2011年はヒット作がいくつか出たものの、全体を通してみると売れる売れないの二極化が更に進んだように感じます。 ただ、これもアピール(販促展開)の仕方次第かなという感触も実際に得られました
 後半では一部で販促物の供給不足状態となり、手製で紹介を設けないといけなかった事もあり、 それが2012年も継続しそう?なんで、そういったことを含めてより一層に自家製とかで手を加えていくようにしたいです。

※2012年の展望は……1月の『まじ恋S』もですが、 4月が既に『魔法使いの夜』に『創刻のアテリアル』が控えていて早くも一大決戦模様だわ。『DC3』も扱いたい。 まだ更に情報挙がってくるんでしょうね。
 そんな状況だからこそ中堅どころの作品もデモや販促チラシなどでユニークにアピールしていって欲しいです。 面白いって思ったところならショップ的にも応援したくなりますのでね

 といった所で今年も頑張りましょう!!


(関連)
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一地方小規模エロゲショップの2006年ランキングのサンプル
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(2011年1月3日 0:55)



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2011年12月30日 (金)

ウチでも選んでみた、2011年のよかったエロゲムービー


去年に続いて今年も、 印象的だったエロゲの店頭デモ映像について挙げていって見たいと思います。
 なお、ウチの場合は主題歌に乗せたOPムービーだけでなく、作品をどう紹介されてるかって所にも割とポイント置いてますね。 いやだってほら、実際に上手い紹介映像のお陰で予約や販売が促されたケースを今年何度か見てますんで~。

※なお、掲載する動画はいずれも公式に配信されてるものに限ってます(いくつか関係者の方がUPされてるか確証できず、 掲載しなかったのもありますけど)。

《美少女ゲームムービーランキング 2011》
(いまじならっく:伊頼さん)



◆『カスタムメイド3D』販促PV
 KISS

  ※2011年の夏コミでも3D造形のキャラがかなり滑らかにダンスしてるPVを公開しているのが強く印象的でしたが、 その紹介ムービーも大変ユニークでした。主に合成音声のの欲望全開な解説トークがなんですが(苦笑)。
 ……確かその時のは店頭で流すのには音洩れすると微妙な内容が含まれてた為、断念したのですけど、 ただ 解説の頭が少し変 ムービーの演出がユニークだけではなく、このソフトの売りの一つ、 キャラクターのカスタマイズの自由さやそれが反映された3Dの造形の良さが面白くよく分かる所が注目点だったりします。


KISS「CustomMaid3D VisualPack」ネット用販促PV
※追加パックじゃない方のはやはりNGあったっぽいから公開制限されてましたが、代わりに見つけたこちらのPVでも、 そのユニークさというか黒髪の素晴らしさ(マテ)がよく分かります。


◆『グリザイアの果実』OPムービー
 フロントウイング

  ※今年の作品ムービーの中では一番好きかな~。

 こちらのメーカーで渡辺明夫さんが絡むといえばアニメカットに注目が集りますが、 今回はそれにばかり頼り切らず、販促イラストや作中イベントCG(だと思う)といった製品イメージに即した素材を用いてますね。 そしてカットインなどでただスピード感に乗せるだけでなく、 表情変化や枠を用いてのクローズアップなどの演出を加えてヒロインごとの印象をより引き出されてたかと思います。
 そして主題歌「終末のフラクタル」のスピード感もムービーそのものの勢いを更に引き出してますし、 力強い歌声は映像に使われているシリアスな雰囲気のあるカットが重い雰囲気だけではない印象を与えますね

 と…ムービー中盤まではシリアスな雰囲気が強かったんですが、ウチがこのムービーを更に印象的に思いましたのは、 主人公が割とカッコいい感じだなって思った次にはSDカットになった辺りから(笑)。 そっからのSD化したヒロインの扱いが酷すぎなんだけど、それも妙に主題歌に乗ってる感じになってますんで(苦笑)。 その辺りのムービーカットも好きデス(笑)




◆『AQUA』OPムービー
 SORAHANE

  ※風光明媚そうな田舎が舞台かと思えば 質量をもったホログラムを生成することができるコンピュータ「アクア」が使われているという近未来でもあるという。

 このムービーは、「アクア」という装置を意識したような装飾やサブキャラ紹介、 その舞台を構成しているかのようなブロック化した存在で近未来的なデジタルさを出そうとしつつも、 同時に海の色や純粋さといった意味を含んだ青く澄んだクリスタルさが全体から引き出されているかのようで幻想的でもあります。 幻想的過ぎてて、そこにある舞台をも幻のように思えるくらい。




◆『穢翼のユースティア』OPムービー
 オーガスト

※今まではどちらかというと明るい学園ものにプラスαした作品をメインとされていたオーガストの2011年の作品は、 それまでのカラーから大きく様変わりした、デストピア的な雰囲気を持つダークファンタジーでした。

 突然の破壊など暗く重苦しい退廃的な雰囲気を背景とし、惨劇的なカットをムービーの中で用いながらも、 そこに生きるヒロインそれぞれの(舞台に即した)着飾りとキャラクター(それにシルエットアニメなど)でヒロインの魅力ある存在感を描かれている事で、 ただ終末的な雰囲気に呑まれているだけではないバランスも感じます。

 主人公は廃墟を歩く姿など見てるとなんとなくその雰囲気に呑まれつつある感じですけど (それがスタート時の状態なんですけどね)。


AUGUST SOFT 公式チャンネル


◆『処女と魔王とタクティクス』OP+プレイムービー
 Chariot

※冒頭でいにしえの壁画のようなビジュアルを背景に伝承が語られているように、 ファンタジーもののSLG+RPGです。

 このムービーが印象的なのは、鼓舞するかのような主題歌に加えて、 キャラ紹介も要所要所で剣を担ぐ腕や天使の羽など素材の一部が動いてたり、 武器が威嚇するかのように舞い踊り突き出されるなど、 荒々しい雰囲気のあるファンタジーな作品である事が示されてるってことですね。

 そしてOPの後にプレイムービーも流れるのですが、 短いながらもそのゲームパートではフィールドやユニットなどの素材が細かく作り込まれてあるのが見て取れます。

 その雰囲気作りがあってか、デモ映像を流し始めたら予約が急に増えていったという印象がウチにはあるんですよ。


◆『戦極姫3』デモムービー
 unicorn-a!

※いやぁ~怪作扱いだった1作目もここまで人気作になるとは思いもしなかったです (『3』は発売日から間もなく完売しましたし)。

『戦極姫3』のこのムービーは7分という結構長めの作品紹介ムービーなんですが、 前作とはどう変わったのか、追加要素は、SLGパートは、などを賑やかに分かりやすく紹介してますね。
 ここまで取り上げたいくつかの作品もそうですが、 ゲーム性の高いソフトの場合はプレイムービーと言った実演的な情報を動画を活かしてどれだけ魅力的に紹介できるかが、 より重要だと思いました。




◆『すきま桜とうその都会』PV1・2とOPムービー
 propeller

※別世界の東京(桜乃)は巨大な桜に覆われ、街には桜吹雪が舞い、桜が降り積もっている……。

 桜色に彩られた世界が幻想的なだけでなく、PVではそのナレーションやBGMも優しく、 そして不思議な雰囲気を醸し出してます。PV2では朝焼けとも夕焼けとも分からない朱色にも都市は染まってますが……

 そしてOPムービーでは主題歌「言葉繋ぎ」が強く切なく歌われる中でそれらの映像が流れて行きますが、 桜色の不思議な世界だけでなく、いくらかの壊れた廃墟も現われ、 それによく考えてみると、主要キャラ以外に人らしいのが見られないなと。 背景で存在する人が描かれない例もありますが、こちらは迷い込んだ別世界だから他に存在しないとか? そう考えてしまうと朝焼けに染まる様も終わり果てたかのように見えてしまう。 そのような違和感が幻想的な雰囲気から漏れ出してるように思えました

 ともかく不思議な印象を残す映像だといえるかな。


propeller 公式チャンネル


◆『いきなりあなたに恋している』OPムービー
 

何ら前触れもないようなタイトルも凄い変なのに(褒)、 主題歌「iを解きなさい」が既にアレな電子音的な電波曲状態だけでなく、 ピクトグラムが夕日の海岸を駆けて行ったり、 痛車に乗って崖ジャンプでニューレコードとか~って、 かなりはちゃめちゃなムービーになってますよね。 それでいてヒロイン紹介もその性格がしっかりと垣間見られるようになってるなと。
 無茶させられてたりするピクトグラムは多分主人公なんだろうなぁ(苦笑)。




◆『春季限定ポコ・ア・ポコ!』ご紹介ムービー
 ALcotハニカム

※AVGのプレイ時の実演を兼ねた作品のヒロインや舞台などの紹介ムービー、なんだけど……これはヒドイ(笑)。 主に調子の良い桜が場をひっくり回し、大変残念な主人公の義妹・藍もそのノリに加わるなどして話が進行するんだけど、 メッセージ枠のテキストの途中でもキャラの表情とかが活き活きと変わっていくのを見てるだけで、 コメディ的な感じの作品だって分かりますね。……そんな雰囲気や体験版を受けて製品も買ってるんだけど、スミマセンorz まだ積んでます(汗)。




◆『Vermilion -Bind of Blood- 』PV
◆『神咒神威神楽』PV
 light

※どちらもたくさんのPVを公開されてましたが、 2作とも相対するもの同士の戦いの物語という事なので、 作中のシーンと思われる映像に緊迫感のあるキャラたちの台詞回しを交えて、 とにかくカッコいい感じに再現しなおされている映像ばかりでした。そうした魅力ある雰囲気が販促に活きたかと思いますね。




※これ以外にもきっと色々な良いムービーがあったと思いますが取り上げ切れませんでした(汗)。

 今回は特に紹介ムービー的な所に注目してみた感じとなってるかと思いますが、 いずれもカッコよさやユニークさに加えて注目してほしいポイントにスポットが当てられるようなされてたんじゃないでしょうか。


いまじならっく:伊頼さんの企画 《美少女ゲームムービーランキング 2011》に投じる3タイトルは
『穢翼のユースティア』
『すきま桜とうその都会』
『いきなりあなたに恋している』

ですね。候補として最有力だったのは『グリザイアの果実』ですが、 09年末ごろに公開されてたのかもしれないので一応外してます。


※今年のデモ映像に関しては、 安定の人気タイトルについてはそこまでプレイ映像に頼らなくてもイメージ的なOPムービーで十分予約訴求になってましたし、 もちろんプレイムービーや紹介ムービーを加えることで更に訴求効果が得られてたのが見て取れましたが、 そういった特段の支持基盤を持たないメーカーでも『処女と魔王とタクティクス』や(今回挙げてないけど、立ち絵がよく動く紹介映像が印象的でした)『妹選抜☆総選挙』なんかは、 ムービーの中でちょっとした紹介とか模擬プレイ的なものを流す事で予約訴求や販売訴求に繋がったように思えます。 ウチも予約するきっかけとなった『春ポコ』紹介ムービーのノリなんかもですね。

 lightさんとこの2作品はそういったプレイの実演かどうかが判らないんですけれど、 作中のシーンをカッコよく印象的にアレンジしたようなシーン再現ムービーを怒涛のように作成されてました。 この一連のムービーはセリフ回しの良さというのがデモ映像的にもよく活きたんでしょう、発売早々に完売してました。

 デモ映像といえばOPムービーやアニメ映像的なもの、そして主題歌なんかに多くの目が行きがちですが、 どこも魅力的なOPを作られてる中で抜きん出る注目を得る為には、 (去年も同じ事言ってるんだけど)作品の魅力や楽しさや雰囲気などを強くアピールするムービーをもっと目指されるべきだと思います。
 特にシミュレーション系やRPG系、アクション系のゲーム性を持つ作品なら、 操作感や演出効果の爽快さ、面白さを見せられた方がより多く作品を知ってもらえるはずなのですから。

 そしてAVGについても紹介ムービー(プレイムービー)の工夫次第(とかネタの仕込み次第?)で、 まだまだ魅力的に作品を引き立てる事が出来るはずです!

 今回、YOUTUBEでデモ映像を色々と見てましたが、メーカー公式でチャンネルを持ってたり、 スタッフの方が公式的にUPされてるものがいくつかありました(いくつかはその確証が得られなかったんですが)。
 ダウンロードしてだと(取り込むまで時間がかかるから)結構手間ですが、動画サイトだと少しは手軽に見れるから、 それをもう少し活用されてみるのもいいんじゃないでしょうか。


 2012年もユニークなデモ映像に出会いたいですね!

 以上です。

※そういえば雑誌『PUSH!』の付録DVDで「南向春風プロデュース 裏デモムービー」っていう、 元の映像イメージぶち壊しな裏デモが収録されてますね~。『毛枯れ翼のユースティア』とか(苦笑)。 いえいえ、そういったノリも結構好きです。

(2011年12月30日0:53)


※『穢翼のユースティア』の映像ってOPの公開は去年のうちにだったのかぁ……(代わりに『グリザイア』に投票してます)。

(2011年12月30日1:35)


※他の方の挙げられた今年マイベストなエロゲデモはこちらですね。

ういんぐさん 2011年で気になった美少女ゲームムービーBest10
TMくん的2011年エロゲムービーベスト20
莫煩悩さん 2011エロゲムービーベスト10
 結構自分がノーチェック(仕事で取り扱いのないタイトルとか)な映像が多い!!

伊頼さん 美少女ゲームムービーランキング2011
 関連記事の方で色々と今年のデモ映像について挙げられてますね。


(2011年12月30日2:08)



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2011年5月15日 (日)

雑誌『Colorful PUREGIRL』「純粋少女倶楽部」知ってる絵師リストを5年ぶりに更新してみました。

※部屋の片付けをした際に棚の奥から引っ張り出したエロゲ雑誌『カラフルピュアガール』をパラパラッと見開いたら、 『化物語』イラストで知られているVOFANさんの名前をイラスト投稿ページで見つけましたので、 前回05年12月14日以来となる(自分の知っている)投稿者リストの更新をする為に再調査してみました。

colorful puregirl Column Date Base

 そしたらまぁ、18名の方の名前を新たに発見ですよ!  この5年数ヶ月の間にゲームやラノベ挿絵、トレカイラストなどで活躍を見聞きした方って事になりますが、 それにしてもこんなにです。
 猫野おせろさんは主にモノクロイラストで、己即是空さんはカラーイラストで、それぞれ多く投稿されてたかと思います。 その他、『死想図書館のリヴル・ブランシェ』のKEGさんや初音ミクのKEIさん、 漫画家の糸杉柾宏さんや紺野あずれさん、原画・ラノベ挿絵の植田亮さんや蔓木鋼音さんなど、 確かにここ数年やかなり近年にウチが知った方ばかり。


(『CPG』廃刊時のウチの日記でも記してますが)《colorful puregirl Column Date Base》というデータベースは、 そもそものきっかけは『ポリフォニカ』シリーズの神奈月昇さんが 『デミウルゴスの娘』 (catwalk)の原画をされた際の経緯について販促小冊子《デミっ娘通信ミニミニ 『デミウルゴスの娘』製作秘話?》 で触れられたという話から構築が始まったと言えます。

“去年の秋、知人の勧めで『ピュアガール』の純粋少女倶楽部(イラスト投稿ページ) に初めて投稿しましたところ、偶然にも、原画家を探していた『catwalk』に拾われ 『デミウルゴスの娘』の原画を描くことになりました”
 この事を知ってから《純粋少女倶楽部》を調べていったんです。

 以前だとゲーム業界に進出された方が多かったですが、今回は比較的ラノベ関連に関わってる方が多かったかな。 以前の時ももうこれ以上見つからないって思ってた(ような気がする)けど、こうして再発見しましたから、 もしかするとまだ知らないイラスト投稿出身の方が商業的に登場されるかもしれないですね (若しくは、廃刊からかなり経過しているから、今回の調査が時期的にボーダーラインかもしれませんが)。


(2011年5月15日 23:44 リストだから名前を列挙してるだけなんですけどね…)



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