ウチでも選んでみた、2010年のよかったエロゲムービー
先日はウチの今年読んだラノベについて挙げてみましたが、 今回は2010年のエロゲデモで良かったものを挙げてみたいなって思います。 動くの遅いけど
※ウチでも選んでみた、2009年のよかったエロゲムービー
※今年も美少女ゲームムービーランキング 2010(いまじならっくさん)が開催されてますね。31日まで受付中だそうです。
※ウチではその年に発売となったタイトルのムービーだけを取り上げているんですが、 今回はウチでも公式に動画配信されている映像だけですがその動画を埋め込んでみました。 (出来ればダウンロードして自分とこのPCで見ていただいた方がより高画質なんですけどね)
◆『シュガーコートフリークス』OPムービー
LITTLEWITCH
※今年最初の残念な事、2010年1月発売の本作をもって解散となりましたLittlewitch。 その遺作である『シュガーコートフリークス』は マリーさんの胸が揺れすぎなのは勿論の事、サブキャラの紹介など含めて全編がアニメーションしてます。
そして何よりも印象深いのは、 キャラクターの仕草やシーンでの遣り取りで可愛らしさとかを出してその魅力をアピールするだけでなく、 後半にはヒロインたちが戦ったりしているシリアスなシーンも加えているといったように、 作品全体としての雰囲気を出そうとしている事でしょうか。
(なお、このムービーは前年度のエロゲムービーの時に挙げる予定でしたが、 2010年1月に発売延期となった為、2010年度で挙げてます)
◆『星空のメモリア ETERNAL HEART』OPムービー
Favarite
※本編が「夏服の頃」を華やかで流れるようなムービーでイメージされていたのに対して、 この『ETERNAL HEART』では「冬服の頃」で冬っぽい雰囲気と温かい優しい曲調の主題歌で彩られてます(スク水あるけど温室プールイベントなので)。 『星メモ』はその澄みわたる星空と透き通る青空が印象的なんですが、ムービー見てるとちょっと小樽(モデル地)に行きたくなってしまいます。
◆『精霊天翔 ~壊れゆく世界の少女たち~』デモムービー
Xuse
※今年のエロゲの中でも珍しいシューティングゲームという事で、 ムービーの中にそのSTGパートのシーンがたくさん挿入されているのですが、 更に各ヒロインの紹介と共にSTGパートでの活躍が見られるのが良いアピールになってます。
それと比較すると……10月に出たFD『クリスタルフレンズ』では特徴だったSTGパートの紹介カットが少ししかなく、 これだと一般的なAVGという印象になりそうで(ジャンルという特徴について)アピール不足に感じたんですよね。
◆『素晴らしき日々~不連続存在~』OPムービー
ケロQ
※伝説の『終ノ空』を(調べると色々な意味で)リメイクしたという本作。 その前提を予備知識としているからでしょうか、 全体的に白くクリアな感じのするムービーと主題歌の曲調が澄んだイメージを与えるのに、 時々現われる歪みや反転や歌詞によって、それが純真とは逆の白々しいまでの歪だと感じ得てしまう。 そういう意味で恐ろしく奥深い雰囲気を持っているムービー。
というか、今こうしてムービー見直してると、プレイすべきだったなぁと思えてしまうんですが(今年は未だエロゲ2本しかコンプして無いくらいローペース)。
◆『魔界天使ジブリール4』OPムービー
フロントウイング
※渡辺明夫さん手掛けるアニメーションOPでこの春注目のエロゲでした。
ただアニメーションするだけでなく、 スカートの揺れや髪の流れ、細かい仕草を見せることで三人のヒロインたちの魅力を更に引き立たせてます。 加えてカットインとかの演出も、主題歌の曲に乗ってお洒落な感じになってて強くセンスを感じますね。
◆『置き場がない!』OPムービー
あかべぇそふとつぅ
※主題歌無駄に熱い……(苦笑)。そして「犬神家のアレ」とかテロップとか体育座りとか…… 何かがおかしいって事だけは感じさせてきます。 朝日が回転とかってもうそれだけでもバカゲーとしか(笑)。
他にも盆踊りのような(発売された5月には)季節外れ過ぎなデモ映像なんてのもありました。 店頭デモ以外、一体何処で使うつもりだったんだろ、ポリゴンとかアニメカットとか使ってるけど。
◆『狂った教頭No.2 ~この支配からの卒業~』デモ・応援歌ムービー
蛇ノ道ハ蛇ソフト
※教頭の狂いっぷりが人類越え過ぎてヤバイ! ヤバすぎて逆にカッコいい! そんなインパクトのあるムービーです。更にブルーレイ版アニメのCMも入ってるけど、 エロアニメの筈なのに狂った教頭が武装警察の銃撃を返り討ちにしている映像しか流れてないし!
デモ映像では他にもデュエット曲が流れるムービーもあるし(OHPでDL案内あり)、かなりベクトル違った作品としか言いようが無いデス。
◆『こんそめ!』OPムービー
シルバーバレット
※キャラクターや作品の紹介に某超有名RPG「○○クエ」でのステータスメニューっぽい演出をしたり、 主題歌の曲に合わせて「フ○ミコン」ゲームっぽいレトロな演出を入れたりと、 かなり遊び心の入っているデモです。
◆『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』OPムービー
キャラメルBOX
※アニメーションで動く千早ちゃん(男の娘)が可愛すぎる(爆死)。
あの元祖・男の娘ゲームの続編という事で、 前作と重なるカット(屋上のシーンや礼拝堂)も登場してて懐かしいのですが、 ヒロインか実に多く登場しているなぁと思いつつも、 でもこれって千早ちゃんと薫子さんをかなりクローズアップしているなって改めて感じさせます。
久し振りに見てると……HDD容量の都合でプレイ途中で中断して一端削除していたけど、 時間見てプレイ再開して薫子さんまで攻略しないとって凄い圧力が(汗)。
◆『キサラギGOLD☆STAR』OPムービー
sagaplanets
※これはヒロイン紹介シーンのカットにて、紹介されるにつれて主題歌のコーラスが増えていくといった所が印象的。 (こういったヒロイン紹介のシーンの映像的な心地良さっていうのも大事ですので)
◆『恋神 -ラブガミ-』OPムービー
PULLTOP
※以前とはかなりスタッフ一新で作られました『恋神 -ラブガミ-』、 本作のムービーで何よりも注目なのは、3Dで可愛らしく動く月詠ウサギとか、 SDで3Dなキャラ4人が踊っているとか~でしょうか(笑)。 まだ動きはちょっと硬いかなって思うけど、これでもかなり十分。
2次元CGのカットと繋げても余り違和感を感じなくなってきている3Dポリゴンを使った演出は、 アニメーションやCGを部分的に動かすといった演出と共に、 キャラクターに動きを与えて魅力をアピールする手段として2011年にも更に出てくるかもしれませんね。
◆『恋と選挙とチョコレート』OPムービー
sprite
※主題歌とムービーからは、懐かしさとか切なさ、憧れとかが全体から滲み出ていて何とも言いようが無い空気を感じられます。 また、ヒロインたちの紹介シーンも、一人一人のヒロインと名前・声優といった事しか挙げられていないのですが、 他のヒロインがフェードアウトして一人だけヒロインをクローズアップしていく演出は、 同じ手法は最初に公開されたPVでもされてましたが、シンプルでありながら印象深く、そのシーンだけでもついリピートした事が何度かあります。
◆『失われた未来を求めて』OPムービー
TRUMPLE
※主題歌「∞未来」の勢いそのままの疾走感と爽快感を伴いながらも、 所々で作中に隠されている鍵を散りばめ、 立ち絵の演出を取り入れてて(イベントCGでも動くと思っちゃいましたが)、 発売前までは特に期待感を強く感じさせるデモ映像でした。 まぁウチ自身が待ち焦がれていた作品だったって事も影響してそうですが、 それ抜きでも作品の雰囲気やビジュアルを強くアピールしているムービーだと思います。
実際にフルコンプした後だと、タイトルだけでなくこのムービーへの見方も(真相を知っているだけに)やや変化を感じますが。 えっと……なお、プレイしていく際にこのムービーの別バージョンも流れますので、それにも注目です。
※とりあえずウチの中で印象に残っている2010年に発売となったエロゲのムービーを挙げてみました。 もちろんこれら以外にも様々なムービーが配信配布されてますが、 その中にはウチが見落としていて後になって気になってしまうようなものもあるのかもしれません。
特別ムービーでは取り上げてはいませんが今年の傾向かなって思うのは、 ただのCMムービーではなく長い紹介ムービーを用意される作品が稀に見受けられた事でしょうか。
シューティングゲームやシミュレーションゲーム要素を持つタイトルでも 当然の事ながらそのプレイ内容を紹介する短いムービーを足してたり公開されている事が多いですが、 通常形式のAVGのタイトルでプレイ中のシーンの一部を再生したり、 プレイ画面と同じスタイルで紹介ムービーを作成し、それも少し長めなものがありました。
以上の作品の中から、 美少女ゲームムービーランキング 2010(いまじならっくさん)への投票3作品を決めるのですが……そのタイトルはこちらです!!
『シュガーコートフリークス』
『狂った教頭No.2 ~この支配からの卒業~』
惹きつける映像、全般に雰囲気出てるアニメーション、インパクト。以上!
(※年明け後になって気付いたんですが……ウチでは発売時期を基準としてましたが、 いまじならっくさんのイベントの基準ではムービーが公開された時期となっていたので、 『シュガーコートフリークス』は除外となってます。色々スミマセン)
※……さて最後に2011年に発売となるエロゲのデモの展望ですね。結構面白いのが挙がってきてるんですよ!
◇演歌×ヤクザアクションアニメという異色な組み合わせの『極道の花嫁』
◇執事さんがバズーカ撃ってくるしヒロインが好き勝手すぎるなってよく分かる『黙って私のムコになれ!』(主題歌も「一生モノ☆」って凄いタイトルだし)
◇田舎の景色と質量あるホログラムのある近未来的な世界観、海に浮かぶ尖塔の謎が描かれている『AQUA』
◇人類最後の空中浮遊都市という絶壁とデストピアな舞台というファンタジーを描きつつ、 (『はにはに』以来の)アニメーションを一部取り入れるなどされているオーガストの次回最新作『穢翼のユースティア』
◇コメディ調から(結構重そうな)神秘とシリアスのある展開まで紹介されているKeyの次回作『Rewrite』
◇発売日は未だですか~。夏コミで公開されたあの映像を早くまた拝みたいし、 更にOPムービーなんかも隠し持ってるなら嬉しいです『魔法使いの夜』
と……既に公開されている作品を含めて来期前半はなかなか楽しみな予感にワクワクしてきます。 ホント、チラシと共にムービーは店頭での重要な紹介素材なんですから、 作品の魅力や楽しさや雰囲気などを強くアピールするムービーが2011年にも作られていく事を願ってます。
(2010年12月29日 0:30 これで他の方のお勧めエロゲデモを見れる~)
(2011年1月4日 21:30 『シュガーコート』に補足)
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